天下りが許す杜撰な管理 (2013-09.29.)
今朝の毎日新聞で「JR歴代社長無罪」の社説を見て、地方のJR歴代社長は、元は国鉄の幹部で、必ずしも現場の作業実態もわからずに天下って来た人達が多く、ただ業績を問われるだけの人が多いのでは無いかと思われる。
福知山線の脱線事故で、JR西日本は乗客106人が死亡した事故に対し、神戸地裁は、「脱線の危険性を具体的に予見できたと認める証拠がない」と言う事で、無罪の判決が出されている。
しかし、どんな事故でも直接的な事故原因と、その様な事故に至る、間接的な原因とが有る筈で、特に交通機関を預かる業態は、その両者に付いては、徹底した、原因調査とその責任を追及する必要が有ります。
先日も、北海道のJR事故に付いて、業績一遍等で、安全に向けた注意が、全社的に疎かになって居る事がハッキリ表明されている。(責任を問われる事を恐れて、ATS装置をハンマーで壊すに至っている。)
特に間接的な事故に結びつく原因は、組織の管理体制に有る事が多く、その責任は社長以下、管理に当たる幹部に有る事を最も重視しなくてはならないと思う。だから、管理者は責任も重く、その代り給料も高いのである。
だから、天下りの管理者の多い所が、とかく事故が多い傾向に有るように思う。其れだけ体制管理が甘く、緩いのである。北JRの事故に至っては、管理体制が全く有っても要を成して居ない事が判明し、其れが事故を多発している事に繋がったのである。
幾ら、社長が謝罪しても、幾ら検査人員を増やしても、遣るべき事を遣らなかったり、其れを管理しなければ、全く無いに等しい事であり、北JRに至っては、管理者自身が、何を管理するのかも解って居なかった様で、話にならない実態が判明している。
福島第1原発事故も、基を糺せば管理者の不作為事故で、東電自体の体質が事故に結び付いている。(「想定外」とは全くの素人の言う事である)
その体質が未だに治らず、2年経っても汚染水事故を再び起こしている。全ては人為事故で、管理体制が、無いか、緩いか、有っても、機能していないかである。根本的に体制から立て直さなければ、ずるずる、被害ばかりが、拡大するばかりではないでしょうか。
(えびなたろう)
今朝の毎日新聞で「JR歴代社長無罪」の社説を見て、地方のJR歴代社長は、元は国鉄の幹部で、必ずしも現場の作業実態もわからずに天下って来た人達が多く、ただ業績を問われるだけの人が多いのでは無いかと思われる。
福知山線の脱線事故で、JR西日本は乗客106人が死亡した事故に対し、神戸地裁は、「脱線の危険性を具体的に予見できたと認める証拠がない」と言う事で、無罪の判決が出されている。
しかし、どんな事故でも直接的な事故原因と、その様な事故に至る、間接的な原因とが有る筈で、特に交通機関を預かる業態は、その両者に付いては、徹底した、原因調査とその責任を追及する必要が有ります。
先日も、北海道のJR事故に付いて、業績一遍等で、安全に向けた注意が、全社的に疎かになって居る事がハッキリ表明されている。(責任を問われる事を恐れて、ATS装置をハンマーで壊すに至っている。)
特に間接的な事故に結びつく原因は、組織の管理体制に有る事が多く、その責任は社長以下、管理に当たる幹部に有る事を最も重視しなくてはならないと思う。だから、管理者は責任も重く、その代り給料も高いのである。
だから、天下りの管理者の多い所が、とかく事故が多い傾向に有るように思う。其れだけ体制管理が甘く、緩いのである。北JRの事故に至っては、管理体制が全く有っても要を成して居ない事が判明し、其れが事故を多発している事に繋がったのである。
幾ら、社長が謝罪しても、幾ら検査人員を増やしても、遣るべき事を遣らなかったり、其れを管理しなければ、全く無いに等しい事であり、北JRに至っては、管理者自身が、何を管理するのかも解って居なかった様で、話にならない実態が判明している。
福島第1原発事故も、基を糺せば管理者の不作為事故で、東電自体の体質が事故に結び付いている。(「想定外」とは全くの素人の言う事である)
その体質が未だに治らず、2年経っても汚染水事故を再び起こしている。全ては人為事故で、管理体制が、無いか、緩いか、有っても、機能していないかである。根本的に体制から立て直さなければ、ずるずる、被害ばかりが、拡大するばかりではないでしょうか。
(えびなたろう)