きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

菅総理はあわてて辞める必要はない!

2011-06-12 17:33:53 | Weblog
菅総理はあわてて辞める必要はない!      (2011.06.12.)

今回の大震災での事故は今までに無いもので、阪神淡路の震災とあらゆる条件が全く違っているので、比較にならない大事故である。特に「津波による被害」は、街全体を根こそぎ波によってさらわれると言う事故は、先頭に立って被害対策を行わねばならない役所自身が壊滅状態で、住民の戸籍簿から、住民の資産台帳、地図に至るまで、すべてをなくし、全くの“無”からの立ち上がりである。

所持金も持って逃げたわけではないから、当面必要な生活資金も、先ずは、生存している人間の点呼から始め資金も仮払いの中で、動かしてゆかねばならず、瓦礫の処理にしても、持ち主が解らない物を勝手に処理する事も出来ず、緊急時と言う事で「特別処置法」と言う法律も野党(自民党)の反対で、承認が得られないと言う事である。

其の上、福島原発のメルトダウン事故は、自民党政権時代から続いている、「原子力安全委員会」の斑目春樹委員長はじめ、原子力の専門家に委ねられているものであるが、震災5日後には「炉心溶融を認識していた」にもかかわらず、国民に対してオープンにせず、隠ぺいしていた。

そして、炉心の冷却に対しても、海水を注入するか、しないかでの議論のなかで「海水をいれたら再臨界の可能性はゼロではない」と言う斑目委員長の発言は、真にいい加減な発言で、安全に対する最後の砦を、担う委員長としては、真に頼りない価値のない委員長であったと思います。

これ等の事態は、当面維持している菅内閣の責任でもあるが、根本的責任は、当時の自民党政権の責任であり、重大なものであります。従って、菅総理に辞任を迫る自民党にその資格は有る筈がありません。それなのに色んな条件を立てて、早急な辞任を迫っている、野党の不信任案の提案は、強烈な違和感を感じないわけには行きません。

恐らく、東電の調査を進めるにつれて、自民党と東電の癒着状態が、明らかにされることを嫌っての事としか考えられません。
今朝のテレビでも野党が国会延長を要求し、民主党も妥協して、延長する事にしたにもかかわらず、今度は延長に反対している。内閣不信任案も自民党が提案して、大差で否決されている、もはや、大人しく協力する事が、国家のためではないでしょうか。

菅総理も、「一応のめどが付いたら辞任する」と言っている、無理して辞める必要も無いと思うが、辞めると宣言したのであれば、キチットめどを付けて確りした後任者に譲ってください。決してあわてて辞める必要はありません。
(えびなたろう)


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-06-12 20:36:51
まさに負け犬の論理だな。
可哀相な民主党員さん。

他に責任転嫁しなくちゃ正当性を主張できないような政権なんてクズすぎだろ。
自分が言ってる事を理解してるんですか?
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菅総理はあわてて辞める必要はない! (A.O)
2011-06-21 11:26:15
神奈川のえびなたろうさん、全く同感です矍鑠とされたお姿を写真で拝見、さすが元平成維新の会私も一時は注目して居たのですが、今は懐かしいです、大前研一氏の「ニュースの視点blog」はいつも拝見しています、若造がコメントしていたが、今のテレビを初めマスメディアには困ったモノだ、自分の足で確かめない作為のある者の受け売りだ! マダマダご活躍を。
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