春日暮らし写真日記

自治会活動日記・芸工28会・旅行記

かぐやの活動情報その(12)

2008-04-12 | 月探査機「かぐや」
060412 かぐやの活動情報その(12)
月の地平から「満地球」出た 「かぐや」が撮影 (2)
ハイビジョンカメラで撮影した「満地球の出」=宇宙航空研究開発機構、NHK提供
2008年04月12日15時01分

 満月ならぬ「満地球」が月の地平から姿を現す様子を、月探査機「かぐや」がハイビジョンカメラでとらえた。宇宙航空研究開発機構とNHKが11日、画像を公開した。

 月の南極付近の高度約100キロの軌道上から、6日に撮影した。青く輝き、きれいな円形の地球の姿が、くっきりとらえられている。

 「満地球の出」を撮影できるのは太陽、月、地球が一直線に並び、さらに「かぐや」のカメラと方向がそろう必要があり、撮影のチャンスは年に2回しかないという。(山本智之)
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かぐやの活動情報その(11)

2008-04-10 | 月探査機「かぐや」
080410 かぐやの活動情報その(11)
かぐや観測「月の地図」 ウェブで公開 月の裏側の地形図=宇宙機構提供
2008年04月10日10時34分

 宇宙航空研究開発機構は、月探査機「かぐや」の観測データをもとにつくった月の詳細な地形図を同機構のウェブサイトに公開した。レーザー高度計で3月末までに観測した約600万地点のうち、約113万カ所のデータを国立天文台が解析し、国土地理院が作製した。
 
これまでの地形図は、米国の月探査機クレメンタインが94年に撮影した約27万地点の写真をもとに米国地質調査所が05年に作製した。この地図の土地高度の識別能力は100~200メートルだが、今後さらに精度の高い地図をつくる予定にしている。(高山裕喜)
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「かぐや」の活動情報その(10)

2007-11-29 | 月探査機「かぐや」
月面の細かい地形、鮮明に かぐやのデータで立体画像 2007年11月28日 19時13分
 かぐやの地形カメラがとらえた月面。左側に黒っぽく見えるのが直径約60キロのクレーター「DYSON(ダイソン)」の一部。中央の別のクレーターの内側にはさらに小さなクレーターの存在が分かる(宇宙航空研究開発機構提供)

 宇宙航空研究開発機構は28日、月の上空約100キロを周回中の衛星「かぐや」がカメラで撮影したデータを基に作製した、月面の立体的な動画を新たに公開した。

 月の裏側の北緯60-66度付近を幅約16キロ、長さ約180キロにわたりとらえた画像では、「DYSON(ダイソン)」という直径約60キロのクレーターや、隣接するより小さなクレーターの内側に、さらに小さなクレーターが多数存在する様子が分かる。南極付近をとらえた画像でも、多数のクレーターを見ることができる。

 宇宙機構によると、約10メートルの物体まで見分けることができる「地形カメラ」で撮影した静止画のデータをつなぎ合わせて動画にした。このカメラで撮影した2種類の画像データを合成し、地形が立体的に見えるようにした。

 詳細な画像データからは、月の地形の形成過程解明につながる手掛かりや、将来、月面での拠点を設置する際に役立つ日照条件などの情報が得られるという。
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「かぐや」の活動情報その(9)

2007-11-19 | 月探査機「かぐや」
かぐやで作った月の立体写真公開 2007年11月19日06時13分
かぐやの地形カメラのデータをもとに作成した月の立体地形画像=宇宙機構提供

 宇宙航空研究開発機構は、従来の10倍もの解像度がある月面の立体画像を公開した。月を周回している探査機「かぐや」の地形カメラのデータをもとにつくった。より小さなクレーターを分析でき、月の起源を探るのに役立つという。

 今回の観測は試験的なもので、月の南極域で3日に実施した。地形カメラで、かぐやの真下の月面の斜め前と斜め後ろを撮影。両者の角度の違いをもとに3次元の画像をつくった。

 過去の探査機は100メートル程度のものを見分けるのが限界だったが、今回は10メートルのものも可能。数十メートルの小さなクレーターや細かな地形を立体的に見ることができる。

 光の波長をもとに鉱物の種類を見分ける装置も正常なことを確認した。隕石(いんせき)の衝突でクレーターができた際に周囲に飛散した物質を見分け、衝突の規模や方向を分析するのに役立つという。
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「かぐや」の活動情報その(8)

2007-11-14 | 月探査機「かぐや」
月探査機「かぐや」が月の南極近くから撮影した「地球の入り」。中央左のオーストラリア大陸が逆さまに見える=宇宙機構、NHK提供

「地球の入り」、月上空から「かぐや」が撮影 2007年11月13日23時19分

 宇宙航空研究開発機構とNHKは13日、月探査機「かぐや」から撮影した、月の地平へと沈みゆく地球の画像などを公開した。約38万キロから地球をハイビジョンカメラで撮影したのは世界で初めて。

 撮影は7日で、月の北極付近から地球が昇ってくる様子や、南極付近に沈んでいく場面をとらえた。動画は宇宙機構のウェブサイトで公開されている。
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「かぐや」の活動情報その(7)

2007-11-09 | 月探査機「かぐや」
月探査機かぐやが撮った月面の画像=宇宙機構、NHK提供

かぐや、月面をハイビジョンで撮影 2007年11月09日09時05分

 月探査機「かぐや」が高度約100キロからハイビジョンカメラで撮影した月面の映像を、宇宙航空研究開発機構とNHKが7日、公開した。

 月面のハイビジョン撮影は、かぐやが世界で初めてという。10月31日に2回にわけて撮影した。

 北極に近い位置からの画像は、アポロ12号が着陸した「嵐の大洋」のさらに北側から、北極に向けて飛んでいるときのもの。左上の黒っぽい部分は、エルミートクレーターだ。

 太陽光の差し込む角度が浅いため、クレーターの影は長く映っている。北極近くの影の部分の地下には、氷や水が存在する可能性がある。

 8倍速に圧縮した動画は、宇宙機構のウェブサイト(http://www.jaxa.jp)で見ることができる。
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「かぐや」の活動情報その(6)

2007-10-22 | 月探査機「かぐや」
観測軌道に入る途中、月の上空約120キロから撮影した月面。手前は「かぐや」=宇宙機構提供

かぐや、月上空100キロに 周回軌道から観測開始へ 2007年10月21日19時11分

 宇宙航空研究開発機構は21日、月探査機「かぐや」を月を回る観測軌道に投入することに成功したと発表した。12月中旬までに14種類の搭載機器を点検し、アポロ以来の大がかりな観測を始める。


「かぐや」と子衛星の周回軌道

 かぐやは、今月5日に月を大きく回る軌道に入り、子衛星「おきな」と「おうな」を切り離した後、高度を下げて月との距離を縮めていた。

 18日に地球からの指令を受けて、月の北極と南極の上空を結ぶ高度80~120キロの軌道に入った。今後1年間、約100キロの高度を2時間ほどで1周しながら観測を続ける。

 重力場の影響を受ける低い高度を利用し、月内部の構造を調べたり、岩石の分布やクレーターの形などを調べたりする。ハイビジョンカメラで「地球の出」も撮影する予定だ。

 中国は、かぐやのライバルとなる月探査機「嫦娥」を24日にも打ち上げるとみられる。米国やインドも無人探査機の準備を進めており、かぐやが月探査ラッシュの火ぶたを切ることになる。

 宇宙機構の滝沢悦貞・プロジェクトマネージャは「とても大きなハードルを越えた。新しいデータを社会に出すのがゴールなので、気持ちを新たにしたい」と話した。
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「かぐや」の活動情報その(5)

2007-10-14 | 月探査機「かぐや」
      「かぐや」と別れ「おきな」「おうな」 衛星を分離 2007年10月13日02時15分

 月探査機「かぐや」は12日、二つ目の子衛星(VRAD衛星)の分離に成功した。宇宙航空研究開発機構は、9日に分離した一つ目の子衛星(リレー衛星)を「おきな」、VRAD衛星を「おうな」と名付けたと発表した。かぐや姫を見守るおじいさん(おきな)とおばあさん(おうな)にちなんだという。

 12日に分離されたおうなは縦横1メートル、高さ65センチの八角柱の形で、質量約50キロ。月の高度100~800キロの長円軌道を回る。高度100~2400キロの長円軌道を回るおきなとともに、12月中旬から、月の重力場観測に使われる。

 重い物質がある領域の上空を通ると、子衛星は通常より月に引き寄せられ、軌道が下がる。二つの子衛星が出す電波を日本と中国、ドイツ、オーストラリアにある電波望遠鏡で観測して軌道の上下を調べ、月内部の質量分布を探る。おきなは、かぐやが月の裏側にある時に、データを中継して地球に送る役割も持つ。

 かぐやは長円軌道から円軌道に移る修正を続けており、19日にも高度100キロの円軌道に入る。
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「かぐや」の活動情報その(4)

2007-10-09 | 月探査機「かぐや」
「かぐや」のカメラが約800キロの距離から撮った月。左上3分の2は地球から見えない月の裏側部分=宇宙機構提供

リレー衛星分離に成功 月の写真もくっきり 「かぐや」2007年10月09日19時51分

 宇宙航空研究開発機構は9日、月探査機「かぐや」がリレー衛星の分離に成功したと発表した。搭載カメラがとらえた月の画像も公開した。

 リレー衛星は、同日午前9時36分に正常に分離された。リレー衛星は、かぐやが月の裏側を飛行中に電波を地球に中継する役目を果たす。

 公開された月の画像は3枚。アンテナの状態を確かめるカメラが、5日午後2時50分から3時10分にかけて、月から約1500キロ、約1200キロ、約800キロの距離から撮影した。

 かぐやは12日ごろ、もう一つの子衛星であるVRAD衛星を切り離す。その後、高度100キロの円軌道で約1年間、月を周回して観測を続ける。
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かぐや」月の軌道に

2007-10-06 | 月探査機「かぐや」
「かぐや」月の軌道に 最大の難関突破 12月から観測 2007年10月05日13時32分

このブログは「月探索カテゴリーを設けて活動記録」を収集するための今日の出来事・写真日記の3報です。以下は朝日新聞ニュースより

 宇宙航空研究開発機構は5日、月探査機「かぐや」を、月を回る軌道に入れることに成功したと発表した。現在、月の高度100~1万1700キロの長円軌道を1周16時間40分で回っている。最大の難関を無事に突破したことで、12月中旬からの観測に向け大きく前進した。

かぐやは今後、二つの子衛星を順次切り離し、長円軌道を高度100キロの円軌道に変えて約1年間にわたって月を周回する。14種類の観測機器で本格的な観測を12月中旬に始め、月の元素の分布や磁場の様子、地層などを調べる予定だ。

月周回軌道を飛ぶ「かぐや」(子衛星分離後の想像図)=池下章裕氏提供、宇宙機構のフォトアーカイブスから

 米国のアポロ計画後では最大級の観測で、「月の起源」に迫るデータが得られるのではと海外からも注目されている。
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