二人のピアニストに思う

gooニュース、注目のトピックスで「フジ子ヘミングがNHK斬り」を見て自分でもブログを作り、発言したくなった。

私が総理ならば

2011-06-07 09:33:12 | 独り言
6/3の新聞で「避難の現場から」の報道記事を見て呆れた。

震災被害者に、日赤が「家電6点セット」を寄贈している。
6点とは、洗濯機、冷蔵庫、テレビ、炊飯器、電子レンジ、
   電気ポット、で、  海外からの救援金で購入し、
   7~8万世帯に寄贈予定である。
仮設住宅や自治体が借り上げた「応急仮設住宅」で暮らす
   被災者には、大変に有難い救援になっている、と思う。

ところが、これが、被災社員家族に会社が提供した社宅
          で暮らす被災者、には贈られない

   その寄贈対象が、「災害救助法上の、応急仮設住宅
      で生活する被災者」、となっている、ためである。

   確かに全被災者に寄贈が出来ない以上は、対象者を
      絞る基準、が必要なことは分かる。 しかし、
   何も無い被災者、という点では同じなのに、
   差別が生じて、その恩恵、を受けられない人
   の口惜しさ
、も分かる。

この種の不合理は、現実問題には、常に
   種々の形で生じている、のを見掛ける。

   毎日の生活に、救援の手が届いていない現実が
     何度も蒸し返し訴えられているのに、
     全然解決の方向性が出てこない、のは、

  政治家や官僚の考える対応の手段、が
    間違っているからだと、私は思う。


政府が20以上も作った、災害対策機関、組織、
               が機能しない。

   地震発生以来3カ月も経っているのに、
   未だに、そんなことも手当てされていないのか、
   ということばかり多いのは、現在までに
   作られた組織が、役立たずだ、ということだ。

   ●震災の直後に原発への注水に出動した自衛隊、
     消防隊、警察のが道路事情で競合して
     作業に入れない、とか、
   ●所有者が行方不明になったり、死亡後の相続人
     が居ない土地の管理・使用をどうする、とか、
   ●ボランテイアの善意で被災者の救済を頑張って
     きた避難所が体力的・経済的に維持できなく
     なってきた、とか、
   即刻解決しなければ無意味になる問題が
       沢山あった
し、現在もある。


具体的に上記のような問題が出てくると、
  それら政府組織の対応は、まず寄贈基準対象の
  範囲についての法的議論が行われるのだろう。
  快適な部屋で、机上でいろいろなケースを考えて、
     お茶を飲みながら議論するのだろうが、
  現実に発生する問題の全てが、
     それで網羅されているとは思えない。
  管首相には「心」が無い、という、被災現地の声
     は、こういう所から出てくる。


私が総理大臣、或いはこの国を支配する独裁者
   であったら、災害対策機関は一つだけ
   しか作らない。


   そして学校秀才でない、円満な常識を持った、
     数人の担当者、を任命して、


毎日の新聞、雑誌、ツイッターなどに目を通して、
   この種の問題点や不公正の実例
   を拾い上げさせる。


    極めて特殊な個別事情によるものは
     一応排除して、 広く一般に生じそうな、

 具体的な問題を選んで、その日の内に、
   その対策となる法令
を出す。

これを1週間程も続ければ、現地での問題は
   大幅に解決されるであろう。



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