二人のピアニストに思う

gooニュース、注目のトピックスで「フジ子ヘミングがNHK斬り」を見て自分でもブログを作り、発言したくなった。

瀬島龍三「幾山河」

2007-09-28 17:50:05 | 独り言
▲瀬島龍三氏の回想録を読む気になった理由は、第一に瀬島氏が先日亡くなられたこと、第二にAlps氏の記事に感銘を受けた事の他に、もう一つ、書名が「幾山河」であったためである。   書物の内容に付いては、Alps氏が私の言いたいことの多くを伝えているので、ほんの少しだけ補足を付け足す。 ▲今後日ソ平和条約締結の場合、ソ連側の陳謝が必要であり、それが平和条約の原点になる、との瀬島氏の主張は、是非伝え残したい。 ▲幼少時からの瀬島氏の、素晴らしい人達との出会いには、天の配剤といったものを感じる。 岡田啓介首相及び、松尾傳蔵、迫水久常と、田舎出身の瀬島氏とが、この様な近しい縁戚関係にあったことを私は知らなかった。 ▲書中に書かれている反省の弁は、実に立派で、滅多に見られない回想録である。 ▲ご苦労をされたが、資質に恵まれ、人生を一杯に生きた瀬島氏を羨ましく思う。 . . . 本文を読む

イラン・日本の音楽界と社交ダンス(2)

2007-09-20 16:25:35 | ダンス
木下氏の文章に触発されて、改めてダンス日本インターのビデオで、プロ決勝戦の規定フィがーを個別に踊る場面をスローで再生して見ると、今年のフォックスとロット、一昨年のワルツ、いずれでも日本選手と外国選手の基本動作の落差の大きさに驚いた。 普通の速度で画面を見ていると分らないが、スローで見ると、プロとアマの差である。 これではブラックプールで日本チャンピオンでも決勝戦に残れないのが当然だ、 . . . 本文を読む

イラン・日本の音楽界と社交ダンス(1)

2007-09-20 15:55:04 | Weblog
渡辺裕氏の文章に、:『西洋流では「同じ」と見られる二つの楽曲が、イラン音楽の世界では「全く違って」見えることがあり、これには文化の差が根底にある』、ことの説明がある。“この話が面白いので、私も一つ日本の音楽事情の文献:木下久雄氏の、「日本から、なぜ世界の一流音楽家が生まれ難いのか」、という文章を紹介。 『▲日本人の西欧音楽に対する感覚には、極めて大きな特徴(=欠陥)がある。 一つは基礎技術に対する認識不足。▲音楽演奏の評価を見ると、西欧人の日本人への評価は、日本国内における評価と、かなりの相異が見て取れる』、と書いてある。 . . . 本文を読む