NHKの朝ドラで「きらり」の再放送が行われていて、
毎朝大層愉しかったが、本日で完了した。
私等の仲間の評価では、過去の朝ドラの中で最高の傑作である。
前回の放映中にも、我々の仲間はブログに書き、感動を綴った:
★[A-25]:朝ドラ「きらり」を見て
★[B-50]:「きらり」を見終って:{2006/10/5}
★[C-127]:感度の有無(1)・きらり
この様な優れた作品は滅多に出来ないのか . . . 本文を読む
我が国では、たとえ真実のことでも、当事者の名誉を傷つける発言をすると罰を受ける、という法律がある。
如何にも「日本の法律屋」的なバカげた法律だが、そのバカな法律が権力を持つ時代と社会に生きている人間は、それに従わざるを得ない。
真実が伝えられると当事者の名誉が傷つくような事実が、此処にもあるという話、 を記事にする。 武見に汚染された日本の医療システムにも、もうそろそろ、社会的な是正運動が起こっても良い頃だと思う . . . 本文を読む
言語というものが、時間(歴史)的 に、空間(地域)的 に、
変化する、のは常識である。 だが、
キャズ君らが、 ▲ 外国コトバの乱用:[C-309]
などに書いてることだが、
そのために、同時代の自国民同士の間で、自国語を用いてさえも、
正確な意思疎通が困難になる場合がある、
と改めて指摘されると、 些か意外 . . . 本文を読む
アナウンサーの久米宏は、今回の国民栄誉賞について不快感を口にした。 5日に東京ドームで行われた国民栄誉賞表彰式の話題になると、久米宏は、「松井が投げて、長嶋が打つのはいい」、としたうえで、「なぜ審判があの人なのだ」、と安倍首相に対しての不快感をあらわにした。 久米アナは、安部首相は国民栄誉賞を“人気取り”にしか考えていないと語り」、声を荒らげた。 私もテレビで東京ドームでの表彰式の場面を見ていて、久米宏と全く同じことを感じていた . . . 本文を読む
「合理主義という異端」の標題の新聞コラムで八原博通陸軍大佐の事績の紹介があった。 八原は1902年生れで、栗林より11歳年下だが、二人には陸軍大学校を極めて優秀な成績で出、米国駐在で その国情や考え方を学んだ共通点があり、それは陸軍にあっては異端、であった。
沖縄戦も、硫黄島と同様に水際決戦は避け、地下壕司令部を中核に「敵に出血を強いて本土侵攻を遅らせる」、長期持久戦体制に入った。 - - しかし ー目覚ましい攻勢がないことに苛立った大本営に急かされて司令部は攻勢を決行、大損失を蒙った、挙句持久戦を主唱した高級参謀・八原に「君の言う通りだった」、 と誤りを認めた。 . . . 本文を読む
3月22日の毎日新聞「特集ワイド」欄に野中広務が載っていた。
引退後は鳴りを潜めたので忘れていた、こわもての顔と主張を、久しぶりに紙面で見て紹介したくなり、この欄の抄録記事を残す。
。
今回の「特集ワイド」に紹介されている彼の慎重な外交政策に対する考え方は、大変に共感の持てるものであって、此処数十年の日本の政治家には珍しく、本物との印象を受けた。 . . . 本文を読む
税金の確定申告の季節である。 納税手続きの実務を再開すると、税金に関する口惜しい思い出がいろいろと胸を締め付けてくる。 税金に付いては、その使われ方、徴収方法など、言いたい事は20年、30年前も現在も変わっていない。 キャズ君の旧い記事に書かれた、N教授から税金を取り立てた税務署員は、その百分のⅠの情熱をもって政治家にも対処するとは思えない。 自身は社会に貢献しないのに、社会の仕組みの中で甘い汁を吸ってのさばっている奴らの所業に腹が立つ。 . . . 本文を読む
身辺整理のために思いも掛けない肉体労働の日日を過ごすこととなり、年頭所感の記事公開を一日延ばしにしているうちに2月に入ってしまった。 仲間達も多忙のようで、全員がブログの鳴りを潜めていたが、
キャズ君がブログ更新をして、
▲ 体罰問題とアルジェリア事件:[C-304][2013/01/29]
を公開した。
この記事は、年末年始の世情をひと様の文書の紹介で記録に残しただけのもので、自身の意見、 . . . 本文を読む
前回記事に引き続いて、大学設置審が過去にどの様な行為をしてきたか、その実績を今回の記事に紹介する心算、で居た。 一般の人達にとっては無縁の事柄だから、前回記事のような書き方をしても、設置審が具体的に何をしてきたか、そしてその存在が如何に国益を損なうものかを、一般社会の人は全然知らないだろう、と思ったからである。
ところで、田中文科相はその後豹変してしまって、私が当初予定した本記事内容は、全く無用のモノとなった。このことはかなり大きく世間に伝えられたから此処にわざわざ記録するのも馬鹿馬鹿しい思いはするが、一応前回の記事を書いて公開してしまったのだから、けじめをつける意味で、此処数日の経緯を記録する。 . . . 本文を読む
大学を開校するには、文科省の認可を受けねばならない。 手続きは、大学を新設しようとする学校法人は、文科省の大学設置・学校法人審議会(以後、設置審と略記)、に内容を提出し、設置審は必要な審査をし、文科相に答申を出す。 今回、設置審が開学認可を答申した3件の4年制大学の新設案を、文科相が不認可とした。文科相が審議会答申を覆したのは初めてで、異例の判断である。田中真紀子文部科学相は、認可を厳格化する方針を示し、「大学教育の質が低下している」、として、4年制大学が780余校もあることに触れ、当面は新設を認めない方針を示した。 今回の成り行きに文科省内の驚きは大きく、幹部は頭を抱え込んでいるという。 私はこの田中文科相の判断に諸手を挙げて賛同すると共に、田中氏でなければ出来なかった英断だと高く評価する。 . . . 本文を読む
「追い詰められた産業立国」という新聞の特集記事に、サムスングループの薄型テレビの部材開発部門をほぼゼロから育てた森脇健の紹介がある。 森脇が、24年間働いた日本の会社を定年も迫っていたのに退職して、渡韓した理由は、サムスンが社長が来日して口説いたり年俸などの条件の良さの魅力以上に、技術者が正当に評価されない日本企業への不満があった。 開業医、弁護士、証券などに比べて、科学・技術の分野で働く人、半世紀の間に日本の経済的優位を築いてきた働き蜂、が最も処遇が悪い . . . 本文を読む
「素数の魔力に取りつかれた人々、リーマン予想」、というTV番組が放映された。 ド素人の私が興味を持ったのは、現代数学の最先端の素数分布理論と、物理学の最先端である核エネルギー順位との、思いも掛けない相関、の発見の物語の部分である。 人類70億人の中でごく限られた人物である、最先端知識を持っていたこの二人が、偶々出会い、学問の進歩を齎すことになったのには、 人智を超えた意思が働いたような気もする。
また、スモールワールド・ネットワークの不思議も気になる。 . . . 本文を読む
古代エジプトを扱ったテレビ番組が、各TV局で相次いで放送されることが伝えられている。 6/24日に「知られざる大英博物館、第一集」(NHK)が、古代エジプトの庶民の歴史的資料を紹介した。 展示室で公開されず、収蔵庫に納められているものの取材も許されて、驚くような遺物が紹介された。
● ● ● それにつけても、現地への訪問を考えている方々に、“人類の遺産”を思う気持ちが、俗悪旅行業者の餌にならぬよう、気をつけようとの忠告したい。 . . . 本文を読む