この霜枯れの菊なら♪

いにしえの人は霜枯れの菊を愛でたとか。どこが綺麗なの？とず～っと思っていましたよ。が、お日様が当たって、この菊が見せた一瞬の輝きに、ちょっと救われました。ほかに花らしいものも無かっただろう時代に、色が見えるだけでも良かったのではと思えました。それに、葉に赤みが見えるときもです。

上の3枚は残り花としても、今咲き出してきた花です。細かい露がまとっていて、冷たい朝でした。上2枚は12/2に3枚目は12/3朝に写しました。

トウワタです。上は寒さで立ち枯れ寸前の株で、葉も黄色くなり始めて、花の色が退色を始めています。下は別の場所のトウワタです。葉は夏と変わらぬ緑で、花も元気な色のままです。どちらも戸外です。トウワタ用の鉢を用意していませんが、ほかの鉢に自生して、その鉢の花が寒さに弱ければ、簡易フレームに移動、結果として冬越し補助になっています。戸外でも苗や種は越冬します。

赤い椿が少なめなのですが、何個か咲いています。小さめの花で奈良の山で見る藪椿サイズです。発色はこの色が濃い方かな？、もっと淡いピンクまで数本は自生です。

下から手の届く範囲は殆ど切ってしまいました。上に上に伸びていた株です。幹際から全部は切らないので、来春はその辺からも枝が出るはずです。自由に横に茂らせるほども場所は無いのですが。で、この花を撮る前に切って、表に行けたのが下です。茎が弱くて桜のように花が垂れて咲いていますから、別の椿に絡ませて、何とか花が見えるようにしました。

東側の道に面した場所に置いています。夏ごろまでは掛花にしていましたが、今は昔の古い壺を花入れに使っています。割れない限り焼き物は使えます。天然素材は退色して艶が無くなれば、お役御免です。壺は、砂糖や塩、小出しの味噌入れにも使ってたのかな？、です。

7：20の室温は9度、湿度は64％です。外気体感温度は6度、湿度は78％です。「東の風　くもり　昼過ぎ　から　夕方　雨　最高12度」予報です。12/6から一段と寒くなる予報、困ります。