Max Rod Craft Blog

Max Satohの工作に関するブログ

レジ袋の有料化は脱プラスチックにならない

2020年07月02日 | たわごと

今月からレジ袋が1~3円値上げになる。 

なにやら、”レジ袋を有料化すると使用者が減る”、という錯覚に陥っている人がいるようだ。 さらに悪乗りして有料化すれば廃プラスチックが減る、という飛躍を言う人までいる。

これは全くの誤りだと思います。

レジ袋を必要とする理由は、ゴミ出しの袋に利用するためだから、有料化しても欲しい人は買います。 ましてや、売ってるごみ用の袋はプラスチック製です。(一部は分解性のプラスチックですが)

レジ袋は有料化してもかまわないから、分解性プラスチックのレジ袋のすることを義務付けるべきです。 そうすれば廃プラスチックの問題は減少するでしょう。

一方、プラスチックごみを出す日にごみ集積所に行ってごらんなさい。 レジ袋の中に詰め込まれたプラスチックごみの量を。 集積所に入りきらないほどの量です。

家庭から出る廃プラスチックの問題の大半はスーパーの製品包装の手段にあると思います。 商品のトレーやカバー、商品の一つ一つがプラスチックの袋に入っている(これはメーカーの問題)、など、プラスチックを使っていない商品は探す方が困難な状況です。

昔のように、木の皮を使った経木のような容器、タケノコの皮の包装、ケント紙のような紙袋、計り売り、などの様式を積極的に取り入れるべきではないでしょうか? あるいは分解性有機プラスチックの義務化が必要だと思います。

廃プラスチックを減らそう、という環境省は、ここにメスを入れなければ何も解決しないでしょう。 (他にもいろいろな廃プラ領域はありますが・・・)

レジ袋有料化でプラスチックを減らしましょう、などと言っていると馬鹿にされますよ。 廃プラの解決、やる気あるんでしょうかね?

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