朝日新聞の上野千鶴子さんの記事を読んで思った。かつて恐いというイメージの上野さんだったが、癒し系の女性に変わったのかと思わせる記事に目が釘付け。
上野さんの批評が問題ではない。上野さんがさまざまな相談に冷静にかつ的確な回答を出していることに敬意を捧げたい。あんな風に回答で悩んでいる若い人の力になりたいものだと、つくづく思った。
最近の話題は、政治、経済、生活とどれを取っても話題が暗くて重い。学生らも就活、バイト、人間関係と悩みや不安が多い。大人にしてもリストラ、年金、増税と人生に直結する悩みばかりが頭をかけめぐる。
大人も若者も日本は本当に元気がない。若者の70%が満足していると指摘する若い社会学者もいるが何を指標にするかで数字はどうにでもなるだろう。
まじめで几帳面な人が多い日本人だからこそ頑張ってしまい、その反動が心の病気になって返ってくる。その病気に気づかなくなるほど麻痺状態なのが今の日本の現状なのかも知れない。若者の満足度も本当の満足や喜びがわからなくなった麻痺した生活観によるものかもしれない。
その一方で日本人独特の中庸というか、どっちつかずというか、ほどほどの生き方、過ごし方がある。肩の力を抜いて、今日無事に過ごせた事に感謝して、楽しい事や新しい発見を喜ぶ日々を過ごすことができたなら、幸せなんだと思えるかも知れない。そんな日が長く続いたらいいなと。自然の移ろいに素直に感動し、人との関わりをうざいと思わず、こんなことがあった。あんな人がいたことを少し離れて楽しむ余裕がほしい。
上野さんがかつて目をつり上げて社会に、男性に、物申していた顔を思い出すと、いささか変な感じがするが、極めた人でないとできない事なのかも知れない。
一人になりたいときもある。でも一人では生きていけない。疲れたときは食べて寝るのが一番だろうが、人と接して話すことで元気をもらうこともある。よりよく生きるために。
上野さんの批評が問題ではない。上野さんがさまざまな相談に冷静にかつ的確な回答を出していることに敬意を捧げたい。あんな風に回答で悩んでいる若い人の力になりたいものだと、つくづく思った。
最近の話題は、政治、経済、生活とどれを取っても話題が暗くて重い。学生らも就活、バイト、人間関係と悩みや不安が多い。大人にしてもリストラ、年金、増税と人生に直結する悩みばかりが頭をかけめぐる。
大人も若者も日本は本当に元気がない。若者の70%が満足していると指摘する若い社会学者もいるが何を指標にするかで数字はどうにでもなるだろう。
まじめで几帳面な人が多い日本人だからこそ頑張ってしまい、その反動が心の病気になって返ってくる。その病気に気づかなくなるほど麻痺状態なのが今の日本の現状なのかも知れない。若者の満足度も本当の満足や喜びがわからなくなった麻痺した生活観によるものかもしれない。
その一方で日本人独特の中庸というか、どっちつかずというか、ほどほどの生き方、過ごし方がある。肩の力を抜いて、今日無事に過ごせた事に感謝して、楽しい事や新しい発見を喜ぶ日々を過ごすことができたなら、幸せなんだと思えるかも知れない。そんな日が長く続いたらいいなと。自然の移ろいに素直に感動し、人との関わりをうざいと思わず、こんなことがあった。あんな人がいたことを少し離れて楽しむ余裕がほしい。
上野さんがかつて目をつり上げて社会に、男性に、物申していた顔を思い出すと、いささか変な感じがするが、極めた人でないとできない事なのかも知れない。
一人になりたいときもある。でも一人では生きていけない。疲れたときは食べて寝るのが一番だろうが、人と接して話すことで元気をもらうこともある。よりよく生きるために。