おひとりさまの介護

母が認知症になった。なにもわからなかった介護の世界との格闘記

会合

2015年08月13日 | 介護施設
8月になって、前回の会合の続きというか、第2回目の施設との会合があった。

組織にありがちなのだが、トップはお飾りでナンバー2が実質的な仕事をしているという傾向がこの施設でも当てはまり、施設の統括担当が会合に出席し、結果、実のある話し合いが行われて良かったと感じている。

入居者家族は、グループホームに家族を入れたときは、在宅介護に疲れはてたあとで、出口プランのことなど考えていない。
ホームの入居者さんがどういう形で退去になるのかその辺を知りたいということがあった。
私の印象では、有料老人ホームへ行くほかは、病院入院となりそのまま帰ってこないというケースが頭にあったが、設立されて10年の間にグループホーム内で亡くなられる方もあったそうだ。

ケアハウスへの引っ越しをホームで待機しているという形の自分のケースでは、何かの時はホームでの看取りもありうるという含みが意味を持つ。

いつもの3人の間では、ミニ家族会のような感じで協力していくことが大切であると再認識した。

つい先日、癌をお持ちの入居者さんが、このグループホーム退去者の受け皿のようになっている近所の有料老人ホームに転居されたあとは、母のユニットの入居者は6人になっている。
以前は食材の買い物に入居者さんが付き合っていたが、介護度が進み、6人の職員のうち昼間は最低2人で回しているうちのひとりが食材の買い出しに行き、それから料理までやっている負担をユニットの職員さんが訴えていた。
入居者が6人しかいない採算性のことを逆襲されていたが、入居者の高齢化はどこの施設でも問題なのだから、それは施設の側で解決策を考えるべきなのだろう。

先月、母の介護認定の更新があり、介護度は5に上がっていた。