花衣、花霞、花筏、花茣蓙、花導と、花のつく言葉には、咲き誇る桜を思うが、この時期には、辛夷や木瓜に白木蓮・木蓮があり、馬酔木の花房、海棠にコゴメ花、庭桜を眼にできる。球根類も多彩で、水仙にチューリップ、ヒアシンスが咲き競う。
山も、ほんのりと色づき、笑っている感じになる。一面菜の花も、黄色の絨毯となっている。山吹もそろそろで、鶯の鳴きかたも堂にいってくる。道端には、菫やたんぽぽが、星の瞳の青い流れに、思わず足が停まる。清明を待っていたかの花調。
そういう時期に、必ず不安定な天気が訪れる。宇宙も、淡い観え方になってくるが、北から西に大きく曲がっての、春の大曲線に注目したいもの。大熊座から、おとめ座へ、南には木星が輝く。手紙を書いていると、季節の挨拶には欠かせない。
今年の目標は、その日を精一杯に生きる。こととしたので、無駄を省く暮らしに加えて、因り自然に向き合いたい。感謝と祈りを忘れずにおき、晴耕雨読も心掛けたい。図書館の書籍にも、地元の歴史を読み込んで、何時何を聴かれても好し。
枇杷葉には、更なる研究が必要で、謎の部分も多く、治療法も考えたい。ブログの更新も日々の務めとして遣っているが、マンネリ化は否めない。文章をまとめて書くことは、難しいもの。加えて、同じことの記述が増える。新発見が乏しいのだ。
変り稲荷寿しを計画しているが、酢飯の中に、何を入れるかで悩んだ。先日の菜の花寿しに入れてみた、しらす干しが軟らかくて好評だった。市販品の味付け稲荷を、船型にして酢飯を詰め、絹さや、海老、卵焼き、刻み海苔を乗せようかと。
本来は、稲荷を買って味付けをしたいのだが、そこまでの時間がない。前日にするには、手間と鮮度の問題もあって断念した。酢飯が好評につき、我慢をしてもらおう。職員には、別に家から作って行く。こっちは味付けもして、詰めていくことに。
昔の豆腐屋があれば、揚げも美味しいのだが、スーパーに並んでいるのは抵抗がある。然し、そこは我慢して、味で勝負しよう。買い物籠を手に、お使いに行っていた、子ども頃が懐かしい。新聞紙に失敗のを包んでくれたが、忘れられないよ。
冬の宇宙の輝き。大気が澄んでくると、狩人のオリオンが昇って来る。大犬と小犬を従えて、プレアデス姉妹を追いかける。