@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『目線』ドゥー・ユー・ライク・ミステリー??

2010-12-17 23:47:22 | 日本映画

目線
(2010年日本)
 演出      林 徹
 脚本      ひかわ かよ
 出演      仲間 由紀恵
          山本 耕史
          奥貫 薫
          宇梶 剛士
          国分 佐智子
          上原 美佐
          きたろう
          火野 正平
          小日向 文世

 ■ストーリー■
 富豪の堂島家の当主、新之助の誕生日、新之助の友人の元シェフ宮本が料理を作る中、家族が集まっていた。堂島家の長女の苑子、苑子の夫の直明、次女の貴和子、長男の大輔、三女のあかり、堂島家と家族同然のつきあいをして、貴和子との結婚話が進んでいる拓真などであった。なぜか、なかなか姿を見せない新之助に心配した家族が、家の周りを探索したところ、部屋の窓から落ちて死亡している新之助を発見するのだった。警察の刑事、津由木と田神は、事情聴取を行うのだった。死体解剖の結果、新之助は自殺したものと思われたのだたが…。

□■□ネタバレあり!□■□
 

 ■感想■
 天野節子原作の同名小説の映像化。
 フジTVで、2010年12月17日の「金曜プレステージ特別企画」で放映されました。
 タイトルが“目線”で、登場人物が1人が、車イスのキャラクターって、どういうコト??
 観てる人をバカにしてるの??
 ドラマを観ていた人が100人いたら、100人とも犯人は“仲間由紀恵!”って思っちゃうはず!!
 ヒドイ!ヒドイ!ひど過ぎ!!
 でも、原作のタイトルも、「目線」なんですよね…!
 本当に、どういう考えなんでしょう??
  
 観ている人を騙すつもりなら、
 「車椅子探偵事件簿」とか
 「美人車イス探偵、連続殺人事件の謎」
 「車イスお嬢さま、危機一発」
 とかのタイトルにしないと、ダメでしょう!!
 
 車イスのキャラクターがいるのに、タイトルが「目線」だったら、犯人はまるっきり違う人にしないとダメ!ダメ!ミステリーとして観ないで、単なるドラマとして観るしか無いんでしょうね。
 
 今作のタイトルになっている目線は、犯人からの目線とかじゃなくて、山本耕史の仲間由紀恵を見る目線って意味だったんですね。
 それにしても、ミステリーとしては、かなり“悪いタイトル”だと思うんですけどね。
 原作が、この映像化されたTVムービーと同じような作品だとしたら、ミステリーを書こうとしては書いていないですよね!日本映画お得意の、人情話的な展開には、自分はウンザリ…。そういう話が好きな人も少なくないんでしょうけどね。
 
 CM込みで2時間(正確には108分)枠の作品で、始まって90分で、犯人の告白シーンが始まるのも、中身が無いって感じちゃいます~。
 原作が悪いのか??ドラマ化した今作が悪いのか??ミステリーと思って観た自分が悪いのか??
 でも、たとえ原作が同じストーリーだとしても、ドラマ化するときに変えれば良いワケだから、このドラマが悪いんでしょうね。
 ミステリー度   マイナス★★★★★
 ドラマ度         ★★★
 エンターテイメント度 ★★ 
 みたいな感じです。

   
  
 こんなドラマを、わざわざ作るなら洋画でも放映して欲しいです!車イスつながりで
 「鬼警部アイアンサイド」(1967~1975年)の第1話でも放映してくれれば良いのに!!第1話のパイロット版の完全版は、今まで日本で公開されていないはずだし、ランニングタイムも98分で、2時間枠で放映するならちょうど良いのにネ。 10点

鬼警部アイアンサイド (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
尾之上 浩司
早川書房
ブロマイド写真★海外ドラマ『鬼警部アイアンサイド』キャスト4人/白黒
シネマインク
シネマインク
帰って来た鬼警部アイアンサイド [VHS]
レイモンド・バー
CICビクター・ビデオ
〔THE刑事〕鬼警部アイアンサイド
編曲 木原塁
ウィンズスコア

 
 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『地獄の門』+『ビヨンド』... | トップ | 「SPEC」最終回…。え、これで... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事