@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『ナイトホークス』スタローン刑事アクション

2007-02-25 00:13:36 | アクション

ナイトホークス
NIGHTHAWKS(1981年アメリカ)
 監督:ブルース・マルムース
    ゲイリー・ネルソン(アンクレジット)
 脚本:デヴィッド・シェイバー
 原案:デヴィッド・シェイバー
    ポール・シルバート
 出演:シルヴェスター・スタローン
    ルトガー・ハウアー
    パーシス・カンバータ
    ビリー・ディー・ウィリアムス
    リンゼイ・ワグナー
    ナイジェル・ダベンポート

 ■ストーリー■
 ニューヨーク市警の刑事ディーク・ダシルヴァは、変装を得意として囮捜査を行い事件を解決していた。ある日、ロンドンでテロリストによる爆破事件が起きる。首謀者のテロリストのウルフガーは、警察からの追っ手を振り切り、整形手術で顔を変え、ニューヨークへとやって来るのだった。
 ウルフガーを追う国際警察は対テロ組織ATACに、ニューヨーク市警のディークと相棒フォックスを編入させ、捜査を行うことにするのだった。

 
 □■□少ーしだけネタバレあり□■□
 ■感想■

 シルヴェスター・スタローンがランボーになる前、1981年の刑事アクション。
 1981年の作品をTV東京の午後のロードショーで放送してくれました!
 午後のロードショーだからもちろん日本語吹替えです!シルヴェスター・スタローンの声は、ささきいさおさんです。
 TV東京の午後のロードショーは、日ごろから1960年代の作品でも1970年代の作品でも、ちゃんと放送してくれてる(2007年現在)から特別驚くことじゃ無いんですけどね!
 でも、大好きな1980年代初頭のアクション映画を放送してくれたんで@KOBA的にはスゴクうれしかったです!

 
 自分は、今作を劇場に観に行ったんですが、劇場で当時流れた今作の予告編ですごーく期待した作品です!
 数あるアクション映画の中でも、冒頭のシーンをそのまま予告編で流したジェームズ・コバーン、ソフィア・ローレンの『リベンジャー』(1979年)と同じくらいに魅力に溢れた予告編でした!!
 
 確か、今作の当時の劇場用の予告では、「世界を震撼させる男」で爆破シーンか何かのあとでバーンって、ルトガー・ハウアーが紹介されて、その後「それを阻止できるただ1人の男」とかいってスタローンが紹介されるんですよね!
 もうこの予告だけでこの作品を観に行かなければ!って思っちゃいました!

「もうアメリカを始めとする世界を舞台にしたアクション巨編に違いないぞ!」って期待して観に行ったら、「アレレ??」ニューヨークを舞台にした、地味めの刑事アクションじゃないかー!って当時は、自分的にはかなり評価を下げた作品でした!
 

 ルトガー・ハウアー演じるウルフガーって世界を震撼させる男どころか、テロ組織からも浮いてる危ないヤツって感じ、、、。

 でも、でも、その後、じわじわとこの作品の面白さが分かってきて、自分の中でぐんぐん評価が上がってきたのが今作です。
 その理由は、今作を観たあと、3000本くらいつまらないアクション映画を観たのと、歳をとったからかな???

 当初、”フレンチコネクション3”として書かれたストーリーで、ジーン・ハックマンが出演しないことで企画が変わった作品ですが、今作のオリジナルカットは150分だったという話もありますが、絶対に観たかったです。
 スタローンのキャラクター設定とか、スタローンとリンゼイ・ワグナーとのシーン、ルトガー・ハウアーとパーシス・カンバータのシーンとか大幅にカットされちゃっているみたいです!!
 ユニバーサル。ピクチャーがテンポの良いアクション映画にしたかったみたいで大幅にカットってすごーくもったいない、、。しかも、ルトガー・ハウアーが目立ちすぎとのコトで、シルヴェスター・スタローンがカットさせたというコトもあるみたいで、、、。カットしまくりで完成版が99分って、、。

 今の時代だったら、ディレクターズカット版とかリリースさそうですけどねぇ、、。
 監督もゲイリー・ネルソンから、ブルース・マルムースに変わってしまいましたが、ゲイリー・ネルソンも、ディズニーの『ブラックホール』(1979年)やTV界中心の監督ですから、センスなかっただけというコトもあるかもしれないですねー。どうなんでしょうか??
 
 
 スタローンも、まだまだ、超人的なランボー役を演じる前なので、あくまでも人間的な普通の刑事役のヒーローを演じてます!
 アメリカのTVシリーズ「刑事バレッタ」みたいに変装して囮捜査を行ってます!この変装シーンは、キャラクターの性格つけっていうより、クライマックスの伏線になってます、、。


 出演者も超豪華!
 スタローンを始めとして、敵のテロリストにルトガー・ハウアー。
 パーシス・カンバータ、ビリー・ディー・ウィリアムス、リンゼイ・ワグナー、ナイジェル・ダベンポートと、内容に合わないくらい超豪華なキャスティング!

 
 と言っても、敵役のルトガー・ハウアーは『ブレードランナー』(19
82年)のレプリカント役でブレイクする前だったんですね!
 てっきり、『ブレードランナー』のレプリカント、ロイ・バッティ役が受けたので、悪役に配役されたのかとずっと勘違いしてました。記憶ってあやふやですね!


 自分的には、忘れられないシーンがあります!それは、ルトガー・ハウアーを追って地下鉄まで追いかけてきたスタローンとビリー・ディー・ウィリアムスが地下鉄に乗れなくて、1番最後の車両の正面の部分にしがみついて地下鉄に乗るシーンです!
 都会を舞台にしたアクション映画だったら、1度は撮ってみたいシーンです!(普通は、しがみつけないで落っこちると思いますけど)。
 ジャン=ジャック・ベネックス監督のフランス映画『ディーバ』(1981年)にも同じようなシーンがあるんですけど、どちらが早いのかは分からないんですよね!
 同じ製作年度なんで、偶然同じになったのかもしれないですね。


 あと、自分的に印象深いシーンは、インターポールのハートマン警部がエスカレーターを上っていくと、テロリストのパーシス・カンバータが拳銃を持って待ち構えてるシーンです!もうエスカレーターで上るときにトラウマになりました!

 でも今作最大の見せ場はラストのシーンです!こういうオチをもってくるとは思いませんでした。
 囮捜査の変装キャラの設定忘れてました!!!

 こういう地味な名作を日本語吹替えで放映してくれて、TV東京の午後のロードショーには感謝!

 と記事に書きましたが、キングレコードさんから発売のブルーレイは日本語吹替つきで発売に!!

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 祝2周年! | トップ | 『キリング・ミー・ソフトリ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アクション」カテゴリの最新記事