風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

香良洲海岸 海鳥の飛翔 

2017-02-20 | 三重県・海・伊勢湾
 三重県津市南部の香良洲海岸に、久しぶりにやって来ました。
 河口や海岸に様々な海鳥がいるはずです。
 2月16日の写真です。

①津市香良洲町は雲出(くもず)川と雲出古川にはさまれた三角州の町です。
 これは雲出川の河口付近。
 南側から海岸をめぐります。


②100羽ほどのミユギシギの群れがいます。
 背後は松阪港に隣接する工場団地の建物。
 河口部は漂着ゴミが多く、きれいとはいえません。


③ミユビシギは一糸乱れぬ飛翔、旋回を見せてくれます。


④この角度からだと、すべての鳥が細い針金のように見えます。


⑤こちらはカモ。



⑥川向こうは松阪市五主海岸。
 おそらく千羽以上の黒い鳥の姿が見えます。


⑦こちらのカモも近づくと飛び去ります。


⑧望遠を使い、トリミングをして見ると、やはり嫌われ者の鵜の大群でした。
 河口にはもしかして、ミヤコドリもと思いましたが、姿はなかったです。


⑨ごま粒をまいたようなミユビシギの一群。





⑪2車線幅の海岸堤防道路を北方向に進みます。
 残念ながら、ほとんどのところで松林と海は堤防で遮断されています。


⑫堤防内の香良洲公園はこのような太い老松が何本もあります。


⑬一群のユリカモメとオオセグロカモメがいます。
 背後は香良洲海水浴場とその向こうは造船所のクレーンです。


⑭300mmズームですが、近づくと飛び立ちます。
 もっとも、飛んでいる姿のほうが絵になり、それを期待しているのですが。
 しかし彼らは、傷ついたような様子もなく、近くに舞い降ります。(私がそう思っているだけで、傷ついているのかもしれませんが(^^;))。


⑮陽光あふれる春近い海です・・・とは不自然な写真なので、ちょっといいがたいですが(^^;)。
 次の⑯くらいが適当です。








⑱海水浴場にある1本の老松。
 1軒だけ海の家がありますが、もちろん固く閉ざされています。


⑲北端の漁港までやって来ました。
 造船所のドッグなどはすぐ向こうです。
 香良洲海岸は約2,6km。
 ウオーキングの人を何人か見かけました。

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
河口・海岸・海鳥たち (ちひろ)
2017-02-20 21:51:42
いせえびさま、こんばんわ。
少し春めいてきた海辺の様子楽しませていただきました。
海辺を埋め尽くすような鳥の数に驚きました。
鵜は四季を問わず居るのでしょうか。
鵜の大群 (いせえび)
2017-02-20 22:20:54
ちひろさん、こんばんは。
この海岸や河口は砂浜が狭く、汚れていて、ミユビシギも多くなく、物足りない写真となりました。
千羽以上と思われる鵜の大群は正直言って、恐怖さえ感じます。
あの大群で川に放流されたアユやアマゴなどをおそえば、全滅状態になるでしょう。
鵜は残念ながら、一年中見られます。
実は昨日、日曜日にこの海岸から25kmほども離れた鈴鹿海岸にいたのですが、そこでも鵜の大群が延々と隊列を作って飛んでいました。
距離的にいって違う集団と思われますので、全県下に一体何羽いるのかと驚きます。
その海岸の朝日の風景は明後日くらいにアップします。
コメントをいただきありがとうございました。

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