風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

関宿 ひな人形 その1

2018-02-15 | 三重県・山・北勢
 「美(うま)し国三重・ひな街道」として、いなべ、亀山、伊賀、松阪、明和、伊勢、尾鷲の7市町が、町中にひな人形を飾り、連携してイベントやスタンプラリーなどを行っています。
 亀山市関宿にひな人形と伝統的な町並みを訪ねました。
 なお私は、大規模なひな人形をじっくり見るのも写すのも初めてです。

①まず、観光駐車場に近い、足湯交流施設のひな人形展示場へ向かいました。
 4組、18×4=72人もいます。


②男雛と女雛の位置が左右の組で違います。


③左上右下(当事者から見て)という日本の伝統礼法にしたがって並べられています。
 京雛はこの飾り方です。


④こちらは国際儀礼に則った右上左下の並べ方。





⑥5人囃子。


⑦神宮神楽のようです。


⑧御所車。


⑨御殿飾り。
 後の屏風は金箔が貼られています。





⑪私自身がひな人形の見事さに驚いているので、写真が多くなってしまいました。
 関宿の町並みへ出ました。


⑫関宿は東海道五十三次の江戸から数えて47番目の宿場町として、参勤交代や伊勢参りの人々でにぎわいました。
 旧東海道の宿場町で唯一歴史的な町並みが残っているため、国の重要伝統的建造物群保存地区に早くから指定されています。
 かっての大きな旅籠のひとつ、会津屋。








⑮この日は連休明けで、観光客は多くありません。


⑯奥行きの長い作りの家が多くあります。


⑰あちらこちらの格子戸にこのような小さな額が吊されています。


⑱関郵便局。
 かっての高札場跡にあります。
 

⑲「旅人宿」。
 二階に白い漆喰で固めた虫籠窓(むしこまど)があります。
 関宿にはさまざまな意匠をこらした虫籠窓が見られます。


 明日はその2です。