月刊ボンジョルノ

ほとんどツイートの転載です。

ごぶさたでござる

2008-10-07 | Weblog
ありゃ、もうキンモクセイの季節になったか。ごぶさたでござる。
一年の経つのは早いものよのう。
「サワデーみたい」とおっしゃる方もおられるが、私はキンモクセイの香りが大好きである。
甘みと酸っぱさと清涼感をあのバランスで兼ね備えた天然の花の香りというのはちょっとない。
台湾の食材店に行ったらキンモクセイの花を乾燥させた茶色いのを瓶詰めで売っていた。
何にするのかというと、烏龍茶に加えて茉莉花茶ならぬ金木犀茶にするのである。
思わず隣のバラの花と一緒に大量に買ってしまったが、もったいながっているうちに月日が経ってしまったので、今では残りをトイレの芳香剤として使っている。贅沢。
「結局サワデーじゃねえか」って言わないで。


このところのイベントをまとめて。
新宿のフレンチ「セラヴィーナガノ」で若者たちと一献。
「ブラッスリーナガノ」の閉店は残念だったが、庶民的な味と盛りのよさは健在。ワインがもうちょっと良ければな。お店の人、爆笑トークがうるさくてすみませんでした。
敏腕編集者Y本くんの生後3ヶ月の御令嬢を表敬訪問。
赤ちゃんは言葉抜きに感動的な存在であって文字どおり目が離せないのだが、もはや「首がすわってない赤子」に怖くて触れなくなっている自分にびっくり。恐る恐る足の裏に触って嫌がられてみたりして。とにかくおめでとう。
人間ドックの結果「要精密検査」という通知が送られてきたので、生まれて初めて胃カメラを飲む。というか鼻からズイズイ挿入される。
胃カメラを嫌がる人が多いが、自分の胃の中をリアルタイムで観察できる機会などそうそうあるものではない。嬉々として挿入された。
薄桃色に濡れた胃粘膜が蠕動する様子はとても美しく、「ああこれががんばって枝豆だの唐揚げだのを消化してくれているのだな」と思うと大変いとおしい気持ちになる。
昔のブリキのロボットの手みたいなやつで組織を採取されるところも大写しに見られるのだが、粘膜をつまんだところで先生がヤッとワイヤーのようなものを引っ張るとそこが山型に引き攣れ、ブチッとちぎれるとともに鮮血がじわーっと流れ出してくる。
実際にはなんの感覚もないし、取るのも爪楊枝の先っちょくらいのものらしいのだが、鮮明な画面で大写しで見ると大変凄惨な感じがする。医療マニアとしてはこたえられない。検査結果は一週間後のお楽しみ。
保育園で運動会。打ち上げの「庄や」でお父さんたち炸裂。なんか色々な感慨が。

というようにブログのおいしいネタになりそうなイベントが目白押しだったのだが、どうも身心ともに低調で更新サボりがち。
そういえば僻村塾の総括もしていないな。