ごんぎつねの独り言 ~技術士試験(建設部門:道路、総合技術監理部門)の受験記録・ブログ~

不器用で、愚直で、貧乏くじを引くのが大得意な "ごんぎつね" が本音で綴るブログ。 恐縮です(^^ゞ

国幹会議の資料、議事要旨

2009年04月29日 | 技術士(二次)
国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)について、以下のエントリーで記した。

2009年4月24日のエントリー 国幹会議 外環道などを議論へ
2009年4月26日のエントリー 「国幹会議」って
2009年4月28日のエントリー 国幹会議、新規着工を10年ぶり決定


第4回国土開発幹線自動車道建設会議(平成21年4月27日)の 資料、議事要旨 が国土交通省のホームページで公開された。

資料には、昨今の動向を理解するうえでのいくつかの視点が整理されている。
技術士(建設-道路)を受験する際には、参考になるかも知れない。

例えば、以下のとおり記載されている。

(3)今般の高速道路整備の考え方

○ 「経済危機対策」を踏まえ、三大都市圏環状道路、ミッシングリンクの結合、交通の安全確保対策など、効果の高い路線を中心に重点的整備。
○ 事業評価として、三便益(走行時間短縮、走行経費減少、交通事故減少)をBとし、全体事業費をCとして算出した費用便益比(B/C)を確認。
 ・今後、高速道路の多面的な効果(企業立地、物流支援、生活環境改善、医療アクセス向上等)の評価や、事業実施段階での再評価のあり方についても専門家の意見を踏まえ検討を進める。
○ 関係する地方公共団体の意見を聞く。
○ 環境影響評価や都市計画等の必要な手続きの完了を前提。

(4)今後の高速道路のあり方について

(検討の視点)
○ 国土とネットワーク
 ・ミッシングリンク
 ・人口減少時代のネットワーク
 ・都市再生と地域振興

○ 整備効果
 ・費用便益比
 ・多面的な効果
  (企業立地、物流支援、生活環境改善、医療アクセス向上等)

○ コスト縮減の徹底、計画見直し
 ・規格・構造の見直し
 ・現道活用
 ・将来交通需要推計

○ 環境
 ・地球温暖化、沿道環境

○ 合意形成、手続きの透明性
 ・PI(パブリックインボルブメント)

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