ニホン的には「応急処置」としか思えないものでも、ホンコン的には「完璧な修理」。まぁ、再び冷気がでるようになったのでヨシとしましょう。汗と共に記憶も流れてしまうかと思いましたが、間一髪。マカオ日帰り食い倒れ記のラストは、まっとうな室温の部屋からお届けします~。
ふたたびお腹いっぱいになって黒沙海灘(ハクサビーチ)を離れた私たちが向かったのは、セナド広場。マカオ観光の基準となるところといっても過言ではないほど、誰もが訪れるマカオ半島の中心地です。そこからすぐに前回も訪れた聖ポール天主堂へ向かう……はずが、私の「コーヒーが飲みたくなった!」発言により、寄り道決定。せっかくマカオに来たのにスタバじゃなんだから、とガイドブックに載っていたカフェへと向かいました。金船餅屋(Pastelaria Caravela)という名のその店は、西洋人のお客さんがたくさん。ってことは、コーヒーの味も期待できるかも!ということで即入店。

とりあえずはコーヒーをオーダーしたものの、ポルトガル名物のケーキ、木糖布甸(セラデューラ)の文字をメニューに見つけてしまった私は、ムラムラとわき上がる「甘い物 も 食べたい!」という気持ちを押さえきれず。先ほど夕食を終えたばかりだというのに、店員さんに「これもおくれ!」と叫んでいたのであります。

木糖布甸は冷たいクリーム(冷蔵で保存できるのでアイスクリームではないのです)とビスケットを層にしたポルトガルスイーツ。布甸(プリン)という名のとおり、カップに入ったものが一般的ですが、こちらのように、ケーキ状大きくに作ってカットして出すお店もたくさんあります。
ひんやり冷たいこともあって、お腹いっぱいでもスーッと入っていきます。適度に水分をすったビスケットもしっとりとして、いい口当たり。乳脂肪分たっぷり~なはずなのに、あっさりひとつ食べちゃいました…。肝心のコーヒーは、えーと。すいませんそんなに印象に残ってません~。
余談ですが、この数日後、マリービスケットと生クリームで、なんちゃって木糖布甸を作ってみたのですが、チョコレートも入れよう!ナッツも入れよう!と欲張ったため、「……。」という結果とあいなりました。勝手なアレンジは自滅へ直行ですな!

もう何も入らない状態で、予定のルートに戻ったのですが、大三巴牌坊(聖ポール天主堂)に着いときには6時10分前。6時クローズのため、既に入場不可となっていました。私が「コーヒー!」などど言ったがために、ファサードから市街を見下ろすことができなくなってしまいました。す、すみませんっ!
仕方がないので敷地外からちょっろっと裏側見学…。

表側の装飾とは正反対で、裏側には飾り気一切なし。レンガづくりのシンプルな壁だったのですね。前回登った時には、ファサードからの眺めに気を取られていて、ファサード自身の裏側には全然意識が行っていませんでした。
その足で、ファサードの横のあるモンテの砦(大炮台)へ登ってみました。17世紀の初めにイエズス会信徒によって建築されたものだとか。マカオ侵略を狙ったオランダ軍を撃退した大砲がそのまま残っていて、実際に手で触れることができます。砦だけに見晴らしもよく、遠く市街地を眺めることができます。こうして大砲越しに市街を眺めてみると、建築中の巨大カジノ「ニューリスボア」を狙っているように見えなくもないような…。

夕暮れ時のマカオの街を眺めながら、のんびり高台から下界へ降り、そろそろフェリーターミナルへ向かいますか~なんて話をし始めたところ、突然上がった「マカオタワーへ行こう!」の声。えーっ!私、歩道橋すら怖いほどの超高所恐怖症なんだってばっ!! と、抗議をしてみましたが、「さっき予定外のコーヒーにつき合ったじゃん」と言われてしまったら、二の句がモゴモゴ…。上海の金茂大厦の88階展望台に続いて、高所恐怖症の無謀すぎる冒険。マカオタワーへGO! あああ~。

マカオタワー行きのバス停へ向かっている途中、発見!
あっち方面で何かと話題の、バンコデルタアジア(澳門匯業銀行)。おおおー。NHKのニュースで見るその姿が目の前に。これかー!これが、あの!
あっち方面がどっち方面なのかは、なにかのはずみで検索にひっかかるとね、ちょっとね、なのであえて書きません~。
マカオタワーに到着したときには「よし!」と覚悟を決めていたのですが、エレベーターで58階の展望台へ急上昇するときに、時折見えてしまう外の景色に、やっぱり発せられる声は「ぎえええっ!!」 根本的な性質というか体質というかは、覚悟を決めたところで変わるわけがなく…。高い!怖い!地上があんなに遠いっ!!
エレベーターの隅に逃げ込み身を縮めていながらもつい外に目を向けてしまう私。恐怖心が強すぎると判断力を完全に失うようです。怖いのに見ちゃう。目を閉じればいいのに大きく見開いちゃう。頭ではわかっていても行動に移せないの。おかげで展望台に着いたときには軽い貧血状態でフラ~ッと。のぼった以上、同じだけの高さを下りなくちゃいけないと気づいたときには、思いきり自分を恨みましたよ。
「見てはいけない! 見てはダメだ!」とうなりながらエレベーターを降り、そのまま凝固。そりゃもちろん展望台ですから、ぐるりと一周見事なまでのガラス張りです。もう結構です。帰ります。
…でもたったひとりであのエレベーターに乗る勇気はありません。
…なので、エレベーター前で凝固しているしかないんです。
そんな私に、展望ガラスに張り付きながら「ココまで来たら1000ドルあげるよーん!」なんてエサをちらつかせる一行。
その声のする方向へ「1000ドルなんかいらんから写真撮っておいてくれ~!」と震えながら叫んだ、いじらしいブロガーな私。
眼下にはこーんな綺麗な夜景が広がって いたそうです!


展望台はさらに上、61階にもあるのですが、当然、そんなところに移動なんかできるわけもなく、私はひとりお留守番。(←エレベーター前で固まったまま)
ちなみに61階は半野外展望台で、希望者はそこからバンジージャンプができるようになっています。あー、まったくそんなところから飛び降りようと思う人がいるなんて! しかもお金を払ってまで! 信じられなーいっっっ!
締めくくりが恐怖とは「まったくよ~」って感じでしたが、それもまた私ひとりだったらできない体験だもん、終わってみれば笑い話のいい経験。(ってコトにしておきましょう!)
念願の朝ご飯から恐怖のマカオタワーまで、約11時間のマカオ滞在は思った以上に充実したものでした。もう少し時間に余裕があったら、もう1食くらい食べてみたかったけど、ま、楽しみは少しくらい次回に持ち越したほうがいいってことで!
というわけで、マカオ日帰り食い倒れ記、以上で終了です。おつきあいいただき、ありがとうございました
ふたたびお腹いっぱいになって黒沙海灘(ハクサビーチ)を離れた私たちが向かったのは、セナド広場。マカオ観光の基準となるところといっても過言ではないほど、誰もが訪れるマカオ半島の中心地です。そこからすぐに前回も訪れた聖ポール天主堂へ向かう……はずが、私の「コーヒーが飲みたくなった!」発言により、寄り道決定。せっかくマカオに来たのにスタバじゃなんだから、とガイドブックに載っていたカフェへと向かいました。金船餅屋(Pastelaria Caravela)という名のその店は、西洋人のお客さんがたくさん。ってことは、コーヒーの味も期待できるかも!ということで即入店。

とりあえずはコーヒーをオーダーしたものの、ポルトガル名物のケーキ、木糖布甸(セラデューラ)の文字をメニューに見つけてしまった私は、ムラムラとわき上がる「甘い物 も 食べたい!」という気持ちを押さえきれず。先ほど夕食を終えたばかりだというのに、店員さんに「これもおくれ!」と叫んでいたのであります。

木糖布甸は冷たいクリーム(冷蔵で保存できるのでアイスクリームではないのです)とビスケットを層にしたポルトガルスイーツ。布甸(プリン)という名のとおり、カップに入ったものが一般的ですが、こちらのように、ケーキ状大きくに作ってカットして出すお店もたくさんあります。
ひんやり冷たいこともあって、お腹いっぱいでもスーッと入っていきます。適度に水分をすったビスケットもしっとりとして、いい口当たり。乳脂肪分たっぷり~なはずなのに、あっさりひとつ食べちゃいました…。肝心のコーヒーは、えーと。すいませんそんなに印象に残ってません~。
余談ですが、この数日後、マリービスケットと生クリームで、なんちゃって木糖布甸を作ってみたのですが、チョコレートも入れよう!ナッツも入れよう!と欲張ったため、「……。」という結果とあいなりました。勝手なアレンジは自滅へ直行ですな!

もう何も入らない状態で、予定のルートに戻ったのですが、大三巴牌坊(聖ポール天主堂)に着いときには6時10分前。6時クローズのため、既に入場不可となっていました。私が「コーヒー!」などど言ったがために、ファサードから市街を見下ろすことができなくなってしまいました。す、すみませんっ!
仕方がないので敷地外からちょっろっと裏側見学…。


表側の装飾とは正反対で、裏側には飾り気一切なし。レンガづくりのシンプルな壁だったのですね。前回登った時には、ファサードからの眺めに気を取られていて、ファサード自身の裏側には全然意識が行っていませんでした。
その足で、ファサードの横のあるモンテの砦(大炮台)へ登ってみました。17世紀の初めにイエズス会信徒によって建築されたものだとか。マカオ侵略を狙ったオランダ軍を撃退した大砲がそのまま残っていて、実際に手で触れることができます。砦だけに見晴らしもよく、遠く市街地を眺めることができます。こうして大砲越しに市街を眺めてみると、建築中の巨大カジノ「ニューリスボア」を狙っているように見えなくもないような…。


夕暮れ時のマカオの街を眺めながら、のんびり高台から下界へ降り、そろそろフェリーターミナルへ向かいますか~なんて話をし始めたところ、突然上がった「マカオタワーへ行こう!」の声。えーっ!私、歩道橋すら怖いほどの超高所恐怖症なんだってばっ!! と、抗議をしてみましたが、「さっき予定外のコーヒーにつき合ったじゃん」と言われてしまったら、二の句がモゴモゴ…。上海の金茂大厦の88階展望台に続いて、高所恐怖症の無謀すぎる冒険。マカオタワーへGO! あああ~。

マカオタワー行きのバス停へ向かっている途中、発見!
あっち方面で何かと話題の、バンコデルタアジア(澳門匯業銀行)。おおおー。NHKのニュースで見るその姿が目の前に。これかー!これが、あの!
あっち方面がどっち方面なのかは、なにかのはずみで検索にひっかかるとね、ちょっとね、なのであえて書きません~。
マカオタワーに到着したときには「よし!」と覚悟を決めていたのですが、エレベーターで58階の展望台へ急上昇するときに、時折見えてしまう外の景色に、やっぱり発せられる声は「ぎえええっ!!」 根本的な性質というか体質というかは、覚悟を決めたところで変わるわけがなく…。高い!怖い!地上があんなに遠いっ!!
エレベーターの隅に逃げ込み身を縮めていながらもつい外に目を向けてしまう私。恐怖心が強すぎると判断力を完全に失うようです。怖いのに見ちゃう。目を閉じればいいのに大きく見開いちゃう。頭ではわかっていても行動に移せないの。おかげで展望台に着いたときには軽い貧血状態でフラ~ッと。のぼった以上、同じだけの高さを下りなくちゃいけないと気づいたときには、思いきり自分を恨みましたよ。
「見てはいけない! 見てはダメだ!」とうなりながらエレベーターを降り、そのまま凝固。そりゃもちろん展望台ですから、ぐるりと一周見事なまでのガラス張りです。もう結構です。帰ります。
…でもたったひとりであのエレベーターに乗る勇気はありません。
…なので、エレベーター前で凝固しているしかないんです。
そんな私に、展望ガラスに張り付きながら「ココまで来たら1000ドルあげるよーん!」なんてエサをちらつかせる一行。
その声のする方向へ「1000ドルなんかいらんから写真撮っておいてくれ~!」と震えながら叫んだ、いじらしいブロガーな私。
眼下にはこーんな綺麗な夜景が広がって いたそうです!


展望台はさらに上、61階にもあるのですが、当然、そんなところに移動なんかできるわけもなく、私はひとりお留守番。(←エレベーター前で固まったまま)
ちなみに61階は半野外展望台で、希望者はそこからバンジージャンプができるようになっています。あー、まったくそんなところから飛び降りようと思う人がいるなんて! しかもお金を払ってまで! 信じられなーいっっっ!
締めくくりが恐怖とは「まったくよ~」って感じでしたが、それもまた私ひとりだったらできない体験だもん、終わってみれば笑い話のいい経験。(ってコトにしておきましょう!)
念願の朝ご飯から恐怖のマカオタワーまで、約11時間のマカオ滞在は思った以上に充実したものでした。もう少し時間に余裕があったら、もう1食くらい食べてみたかったけど、ま、楽しみは少しくらい次回に持ち越したほうがいいってことで!
というわけで、マカオ日帰り食い倒れ記、以上で終了です。おつきあいいただき、ありがとうございました


さて、マカオタワーでは確かバンジーんの他に外周りを命綱つけて歩けるんでしたっけ?
こももさんは高所恐怖症なの?
私はちょっと歩いてみたいかも~
お見事です(*^^)//。・:*:・°'★,。・:*:♪・°'☆ パチパチ
ガイドとして生きていけますね~
是非ガイド願いたいですっ!!!
聖ポール天主堂とフェリーの印象しかないのですが、
こんなに色々あったんですね!それも日帰りでこの充実
ぶりはすごいです!
時間があればも一度行ってみたいです。
ところで・・・マカオで有名なクッキー(缶入り)がある
らしいのですが、それがどこで売ってるいるかご存知
ないでしょうか?
で、デルタアジア まさかここでお目にかかれるとは!
です。
えーーー、こんな綺麗な夜景を見なかったのぉ??
もったいない!!!!!
でも私もバンジーは絶対無理、お金払ってまであんな
ことする人の気がしれない、同感です。
感じで「あれ~?」って思っちゃいました。
タワーの外周を歩くそれは、ス、ス、スカイウォークですね。
もう考えるだけで恐ろしくて、思わずどもっちゃいます。
私、超がつく高所恐怖症なの。こんな高層ビルばかりの街で
よく暮らしていられるよなぁ~って自分でも不思議です。
ビンゴさんがスカイウォークなさるなら、カメラを託すので
写真撮ってきて~(←いつもコレばっかり
今回は、ポウサタデサンチャゴが主目的だったので、あとはオマケ
みたいなつもりだったのですが、結構回れて自分でも驚いています!
マカオといえば杏仁餅(アーモンドクッキー)が有名だけど、
缶入りって見たことないなぁ。もしかしたらお店によっては
缶入りで売っているのかも…?すみません、役立たずで…
あ、香港で評判のクッキーは銅鑼湾に支店ができて、手軽に
買えるようになりましたよー
いくら夜景がきれいでも、足下になにもないところへ進み出る
なんて無謀なこと、私にできるわけがな~~いっ!
恐怖でドキドキしすぎて動悸と呼吸がバラバラな感じ。本当に
倒れるかとおもいましたよ~。もう絶対に行かないもん!
天主堂は6時でしまってしまうのね。これもメモ。
日本に帰ったら、ガイドブックで予習しないと。いつも思いますが、日本のガイドブックは丁寧でわかりやすい。情報がリアルで、行く前からもう言ったかの気がしてしまう欠点もありますが。
来週には日本。3週間後には香港、マカオ楽しみです!
帰りはマカオタワーには寄らず、ペンニャに行こうと思っています。
リッツといえば系列ではないと思いますが、リッツカールトン閉鎖で、九龍にお引越しですってね。えーッツ
中環からなくなっちゃうの・・・
私の大好きな「左右情縁」で浮気もののレスリーが積極的なセシリア・チョンにパリでキスしちゃって、追っかけてきたセシが泊まったホテルがリッツカールトンなんですよね。
日本語通じるからってマンダリンにしてばかりいて、カールトンに泊まりたかったなぁ。
東京ローカル、TV東京では今週土曜日「アド街ック天国」マカオです。
そういえば、こももさん今日23時のVVV6ってどうやって見てるんですか?
ガイドブックのみならず、日本の印刷物はほんんんっとに懇切丁寧
写真も綺麗ですよねー。あまりに綺麗ゆえ実物を見たときに
「え?これすか?」みたいなギャップも多々…
あ!聖ポール天主堂は、6時クローズですけれど、5時45分ごろに
入場終了となってしまいます。少し時間に余裕を持って行かれた
ほうがいいですよー!
扱うようになったのでしょう??びっくりだわっ!
9月のマカオ…。たぶん、というか絶対ものすごーく暑いですよね。
保冷バッグを用意したとしても、保冷剤をどこで調達するか…。
うーん。具なしのパンはともかく、サンドイッチの持ち歩きはかなり
危険かも~
ええっ!リッツ移転しちゃうのっ!?
劉徳華に会い、金城武に会い、梁偉朝に会いと、明星遭遇率NO.1
の思い出の地なのに~~!!ショックです~~!!
VVV6を初めとしたブイ様ご出演番組は、ネットでDLできるんですが
(もちろん、韓国や台湾経由のイリーガルものです)、私は
身内に録画して定期的に送ってもらった物を1~2カ月遅れで
見ています。あ、法的に認められているレンタルビデオなんかも
あるんですけどね。店に行くの、面倒で~