新国立競技場

建設中の新国立競技場で23歳の現場監督が
仕事で追い込まれて自殺したらしい。
残業が1ヶ月で212時間。
単純に30日間休みもなく、8時から夜の12時まで
働き詰めだったということ。
この業界に40年、ボクも入社して間もない頃に、
栃木県の過疎地の水道現場にひとりで放ったらかされて
当たり前のように
朝早くから夜おそくまで仕事をしていた。
それでも夜の10時まで仕事をして、
日曜は休んだとすると時間外労働は125時間程度。
200時間を越えるのは異常としかいえない。
能力がないから残業するんだとも言われるが、
どうも仕事のノルマが能力以上に課されていたようだ。
よくよく聞くとスーパーゼネコンの下請けの会社らしく、
そこは40年前、ボクが面接を受けた会社のようだ。
うちの会社も東京オリンピック関連の仕事をしているが、
小池知事のあと、設計変更が多く現場はその対応で大変だと聞く。
それでも仕事のピークはまだ1年以上先。
今からこの状態では先がどうなるのやら、
年寄りも東京に呼ばれるのかなあ…