まーぼ日和

捨て猫まーぼと穏やかな生活の日々を書き綴り。

稀勢の里優勝

2017-03-28 08:02:45 | Weblog
稀勢の里が優勝した。
千秋楽にまさかの照ノ富士に連勝。
15年ほど前、ひざを怪我した貴乃花がこれも千秋楽で武蔵丸に勝って、
当時の小泉首相が「痛みに耐えて、よく頑張った。感動した!」
と言ったのは有名な話。
でもボクのなかでは50年近く前に見た千秋楽の逆転優勝が
最も印象に残る。
中学生の頃のスポーツといえば、
子供の好きなものを例えても「巨人大鵬卵焼き」と言ったくらい、
野球と相撲がいちばん人気でした。
その場所は2場所連続優勝中の玉の海が、
4場所優勝のない大鵬に本割、決定戦で続けて敗北。
大鵬はこの32回の優勝を最後に、2場所後に引退した。
昨日の相撲を見て、照ノ富士のことを思う。
14日目は非難を浴びながらも立会い変化して勝利。
じつは13日目に悪かったひざを悪化させたようで、
千秋楽は絶対有利とされていたが、やはりカラダは万全でなく、
足が出ていなかった。
終わった後のインタビューにも
「みんな目に見えないつらさがある。それを表に出すか、出さないかだけ」と
決して最後まで悪いひざのことは言わなかった。
大鵬に逆転負けした玉の海はその後、若くして亡くなるが、
横綱のまま亡くなるまでの何場所かは圧倒的な強さを誇る力士でした。
白鵬の強さにかげりが見え始め、
稀勢の里もそうだが、照ノ富士の頑張りにも応援したい…

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