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”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

ニセコ/薬師温泉

2009年07月05日 | 
チセヌプリとシャクナゲ岳を登り神仙沼駐車場に戻ってもらったタケノコを焼き、こいつをつまみにビール飲みながら検討。この辺りには温泉がウジャウジャ、さてどこに行こうか?1番鄙びて面白そうなのは何処か?資料を調べ、薬師温泉に決定。ニセコパノラマラインを走り昆布温泉の手前で右折。一軒屋の温泉で見るからに好みの温泉である。一見営業してるのか廃業の廃墟か見間違うような建物だ。一見して直ぐ立ち去る観光客を数人見た。こんな温泉が面白いのになあ。ワクワクしながら。とりあえず偵察。温泉から出てきた人が居たので話し掛けて情報収集。「・浴槽がえらく深い・混浴の濁り湯と男女別の内風呂が有る・湯はややぬるめ・券売機で入浴券を買ってから入ること」の情報を得る。

・薬師温泉外観、赤屋根が温泉施設、右は経営者の住居みたい


早速入浴道具一式を持って出動。券売機に300円投入すると、プラスチック製の入浴券が出てきた。紙製と違い、リサイクル可能な優れもの。券持って温泉の建物に向う・・・入り口の張り紙見て、ここならキツネも出るだろう。

・右手の白い建物に有る、券売機に300円投入


・温泉入り口


・玄関の張り紙


男湯の前で先客が小声で、「濁り湯に綺麗なお姉ちゃんが入ってる!」と教えてくれた。ならば濁り湯を偵察だ。入ると確かに二人入ってた。後連れと思われる松浦武四郎似の面長親父が・・・声かけて一緒に入る。ナナナーんと。底が見えない濁り湯、深い!首近くまでの水深。しかも、浴槽の底はデコボコ岩で、デカイ岩も有る、底からが泡がブクブク・・何たるワイルドな温泉だ。姉ちゃんと親父に色々話す。親父はニセコが気に入って5年前に移住。山とスキーをやるようで話が弾む。姉ちゃん達はやはり連れだった。この湯では石鹸は使えないのでとりあえず男女別浴室に移動。なななんと、ここも深い。こちらの湯は透明。先ほどの姉ちゃんが居るぞと・・の情報教えてくれたお兄ちゃんが1人入ってた。一緒に入る。風呂から上がって車内でビール飲んでたら。お姉ちゃん連れの武四郎似親父達が出てきた。サンバーの隣の車に来て4人で話す。親父から今から皆でBBQするので食べに来ないか?と誘われたが、ビール飲んでしまったので・・と断った。

・混浴の濁り湯、女性達が出た後撮ったが、暗くてよく見えない


・男湯浴槽、コチラの湯は透明、手すり掴んでないとおぼれそう


ビール2本も飲んでしまったので駐車場の休んでたら、レンタカーの夫婦が来る。昨夜と今夜この温泉に宿泊するらしい、何で又わざわざこんな温泉に?と聞いたら「ここは湯がいいので有名」とか、それに森の中に大きい無料露天も有るし・・との事。無料露天は何処に?と来たら教えてくれた。こいつが又凄い温泉。

・ゴミ箱の横の小道を少し進むと


・小川があり橋と小屋がみえた


・小屋の左手に・・・こりゃ沼か?温泉か?


・温泉だが、一瞬入るのがためらわれる凄さ


・落ち葉と苔で凄いの一言、喜んで入湯、タオルは一瞬で褐色に染まった


イヤハヤ、本日の温泉巡り。ニセコ薬師温泉は大正解だったようだ。この無料露天をいかに評価するか?丸かペケか?評価の分かれる所だろうが、野趣溢れる自然のままの温泉が好きな私は、ほぼ満点を付けたい位である。
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