”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

=2=移動(リヨン-->Meribel)

2007年01月20日 | 
駅前のCAMPANILEホテルで朝食後MOUTIERSに向け電車での移動開始だ。駅構内の電光掲示板で出発番線を確認し、チケットに刻印しホームに移動。まもなく入ってきた列車の1等車両のコンパートメントに乗り込み意気洋々とくつろぐ。8時36分発のはずの列車が34分頃に出発したのでおかしいな~とは思ったが、フランスではこんなものなのかも・・と気にせずFranceの鉄道初乗り旅の始まり・始ま~り・・と、ここまでは良かったのだが・・・コトコト走ること1時間。とある駅で他の乗客は皆下車、空いたと喜んでいたら列車は引込み線に入り電灯が消えた!

・ここが迷いついた駅である、2時間のバス待ち時間に町をふらついた


これはなんじゃらほい!・・あわてて運転手にチケット見せて話すとここが乗車した電車の終点で、我々は違う列車に乗り、目的地と違う方向に移動していたらしい。我々の乗った電車の発車後に乗るべき列車が同じホームに入ってたようだ。行き先を確認せず乗るというミスをしてしまっていたのだ。異国で自分達が今居る場所すら判らず途方にくれるが、親切な鉄道員に誘導され、線路脇を歩き、線路を横切り駅ホームに戻った。スキー板と大きな荷物をかかえて線路を歩く怪しい東洋系シニア4人組の姿は、さぞかしこっけいに見えた事だろうが、そんな事を考える余裕も我々には無かった。駅事務所で本来路線に戻る方法を教えてもらった。まず2時間後のバスで[AMBERIEU]まで行き、鉄道に乗り換えて[CHAMBERY]へ、ここで再度乗り換え、計画より大幅に遅れ午後4時過ぎに当初の目的地[MOUTIERS]に辿り着いたのである。



ここは2年前のVal d'Isere の時に一度訪れていたので見覚えが有りほっとした。然し期せずして乗った今回の鉄道ルートは、ヨーロッパアルプスの景勝地を走る観光ルートでも有り、素晴らしい景観を車窓から眺める事が出来た、雄大な山々、渓谷、ブドウ畑、牧場等等・・自転車ツーリングしている人も何度か見かけた。おかげで鉄道観光の1日が過せたのである。

・車窓からの風景


ここからMeribelmottare行きバスに乗り午後5時やっとの事でmottareに辿り着いた。直接観光協会とアパートのAgencyに行き部屋のkeyを受け取り今回の宿ALPINEAに転がり込んだのは日も暮れた6時を過ぎていた。いやはや・・何とも長い一日だった。荷物片付けスーパーに食料買出しに行き自炊生活の開始である。




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