”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

湯の峰温泉/旅館あづまや

2009年11月30日 | 
川湯温泉から10分程の所、沢のような湯の谷川の左右に旅館4軒、民宿10軒が立ち並ぶ小さい温泉地だった。温泉街の入り口に結構広い無料駐車場が有ったのでここに駐車し歩いて行く。街の中心部にある公衆浴場まで徒歩3分という近さ。目指す旅館あづまやは、公衆浴場の真向かいに有った。とりあえず公衆浴場と名物温泉である、壺湯を見てまわる。

・壺湯の湯船、定員1名という所か。湯は下からの自然湧出らしい


・壺湯の湯小屋外観、沢の中に有る。ここの湯が日本最古に湯という事らしい


・湯筒、95℃の湯が噴出しており、卵を15分程つけておくと温泉卵に成る

ここは誰でも自由に使ってもいいそうだ。風呂に入る前に卵を浸けておき、出る頃には丁度いい具合に出来てるらしい。卵入りの赤ネットが4-5個ぶら下がっていた。

・湯の峰温泉、公衆浴場。ここの湯も壺湯同様古いものらしい

入り口にセルフサービスの温泉汲み場が有る。汲んでる夫婦に聞いたら、飲用してもいいが、お粥作るときこの温泉を使うと美味しく出来るらしい。10L、100円を箱に投入するシステム。

物の本には、湯の峰温泉は日本最古の温泉とある。たしか道後温泉も同じ事を言っているな。とにかく古くから有る温泉には違いないのだろう。あづまやのフロントでそう言って聞いたらここは、神代の時代から有った温泉で、道後なんかよりもっと古いとの事。旅館あづまやは高浜虚子等多くの文人から愛された名旅館らしい。館内には色々な風呂が有った。檜風呂、さまし湯、天然蒸し風呂、庭園風露天風呂に入湯。本来なら700円の立ち寄り入浴を、温泉博士クーポンを使って無料で入る。浴室の造りも凝っており、いかにも文人が好みそうな格式の旅館だった。

・旅館あづまや外観、この温泉地では1番大きい旅館みたい


・檜風呂「環(たまき)湯」、5mX5m程の広々した湯船。床も凝ってる


・「さまし湯」加水せずに温度を下げた湯


・庭園露天風呂、植木の間から公衆浴場が見える


・蒸し風呂、温泉蒸気を使ったサウナ


・温泉博士クーポン使用


1人だけ入ってたが、直ぐに出て貸切だった。平日は空いてるのでいいなー。最後にいかにも効きそうな、さまし湯にじっくり浸かってから出た。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 熊野本宮大社 | トップ | 【3】紀伊半島:熊野本宮→南... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。