”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

湯川屋今昔

2016年05月29日 | 
湯ヶ島温泉に来たら、つげが貧困旅行記に、「湯ヶ島の美しい世古狭に面した湯川屋に投宿した」・・・「私たちはむしろ対岸にある国民宿舎に泊まりたかったが・・満室で断られた」と書いている宿と景色を見てみたいと思っていた。しかし、貰った湯ヶ島のイラストマップに2軒とも載っていない。散策の途中地元の人に聞いてみたら、「2軒ともだいぶん前に廃業したよ」・・との事だった。日曜日だと言うのに温泉街は閑散とし、廃屋ばかりが目についた。湯川屋は残っているが破れ障子がうら寂しい。世古狭の流れと岩は50年前と変わりないのだろうが・・・樹木が茂り、世古橋から湯川屋が良く見えなくなっていた。

・昭和42年8月、右が湯川屋:一泊1,500円


・世古橋からは木が茂って見えない


・対岸河原から、左の窓が二つの平屋、これがなんと今日入った「世古大湯」


・宿前の河原


・しゃがんでる岩、半世紀も経てば動いているかも


・梶井基次郎、尾崎史郎、宇野千代も泊まったことが有る宿、道路側は割と奇麗、最近塗装したのか?
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