L'APERO! ~Carnet de Recettes qui Voyage~旅するレシピノートから

フランス・スペインをはじめ世界45ヶ国を旅して出会った思い出の料理レシピ。簡単&ちょっとお洒落な料理で楽しいひとときを!

<レシピ>忘れがちな冷蔵庫の鮭フレークで!北欧風オードブル

2008年09月03日 | Weblog
うっかりすると忘れちゃう冷蔵庫のビン詰め食材。とはいえ、開封前は常温で長期保存可能でもいったん開けたら冷蔵庫保存でも1週間以内にはできれば使いきったほうがいいのです。特に無添加のものならなおさら。スカンジナビア風のこんなカナッペはいかがでしょう?

スウェーデンなど北欧諸国にはスモーガスボードといって、おもに魚介類(特に鮭)の冷菜やオープンサンド、カナッペなどを並べて各自好きなものを取って食べる食習慣があります(今でも朝食やランチでこのスタイルをとっている店やホテルも北欧ではよく見かけます)。これはもともと北欧のヴァイキング(8世紀 から300年以上も西ヨーロッパ沿海部を侵略したスカンジナビア海賊を指す言葉でのちにスカンジナビアに住んでいた人々全体を指すようになった)が狩猟の戦利品を持ち寄って並べ、めいめいが好きなものを取って飲み食いしお祭り騒ぎをしたことに由来します。日本へは戦後ビュッフェ・スタイルが帝国ホテルにもたらされ、これにちなんで「ヴァイキング」と命名され広まったとか。ちなみに日本以外の国でビュッフェ・スタイルの食事のことをヴァイキングと呼ぶ国を、私はまだ知りません。

今日のレシピは簡単。鮭フレーク(焼き冷まして骨と皮をとった鮭の切り身でも)を室温において少しやわらかくしたクリームチーズと混ぜるだけ。好みでこしょうやレモンの輪切り、ハーブなんか載せてもいいですね。今日は私の好きなノルウェーのクリスピー・クラッカーKavliを合わせてみました。

ほかにバゲットや、皮付きのままのふかしジャガイモ(半割りにしラップをしてレンジで1個につき4、5分加熱すれば簡単)を皿に並べて切り口にこのサーモン・クリームチーズとチャイブ(あさつきで可)の小口切りをのせた温オードブルも北欧で何度か見かけました。





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2 コメント

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しあわせCafe* (ちひろ)
2008-09-03 18:40:46
はじめまして★
料理、とってもおいしそう*

海外を一人旅なんて..
素晴らしいですね!
尊敬しちゃいます♪

ちひろさん (Elsa)
2008-09-05 17:31:23
はじめまして!簡単なレシピばかりのせていますので、また見てくださいね♪