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NHK総合テレビの海外ドラマ「ER緊急救命室 第12シーズン」第19話『逃げ場なし』の感想です。
大したネタばれはありませんが、これからご覧になるご予定の方はご注意下さいませ。
スーダンのダルフールの難民キャンプに向かうプラットに早くも災難が降りかかる。
移動中の車が政府軍民兵に襲撃され、荷物はもちろん文字通り身ぐるみはがされてしまったのだ。
そして、傷病者であふれかえるキャンプの様子。
難民たちに逆に捕えられた民兵がリンチで殺害されるシーンが衝撃的でした。
日本ではスーダンの紛争に関する報道は殆んどされませんが、アメリカのごく普通のテレビドラマでここまでの描写がある事に驚きを感じます。
大量虐殺が日常的に行われている地域が存在するなんて…
そして、このような最悪の紛争地域で活動する「国境なき医師団」の方々も虐殺を繰り広げる人々も同じ人間だという事実が悲しいです。
一方カウンティ総合病院では、登場当初は美人で有能な外科医の印象だったドクター・アルブライトですが、何だかヒステリックで悲しかったです。
しかも、あのモリスと急接近とは!? 色々驚愕でした。
魅力的な外科医だったエリザベス・コーデイ先生が懐かしいです。
*画像はジェニーです。
追記 難民と書きましたが、この場合自国で故郷を追われた人々ですので、国内避難民=IDP(Internally Displaced Persons)と呼ぶそうです。
ですから、難民キャンプではなくIDPキャンプと呼ぶのが正しいようです。
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