ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

バース電撃移籍!

2005年07月26日 | スポーツ関連
昨夜は”真夏の夜の夢”を満喫した。シェークスピアの作品を鑑賞する程高尚な趣味を持った人間ではないので、勿論舞台の話ではない。嘗て我々プロ野球ファンの血を熱く滾らせてくれた男達の祭典「モルツドリームマッチ2005in東京ドーム」を観戦して来たのだ。

1995年に発足したモルツ球団。現役時代には在り得ない錚々たるメンバーが揃う、正にドリーム・チーム。何時か生観戦してみたいと思い続けていた。仕事も早々に切り上げ、東京ドームに駆け付けたのだが、場内は既に多くの観客で沸き返っていた。幾ら無料で観戦出来るとはいえ、先日、やはり東京ドームで生観戦したスワローズv.s.ジャイアンツ戦よりも観客が多い様に感じられたのは、少々複雑な思いも。

試合は”大沢親分”率いるモルツ球団と、「どーぞ御調べ下さい。」の迷言でも御馴染みの板東英二氏率いるワールドドリームスの対戦。各々のチームの顔触れは此処に載っているが、何よりもジョン・シピン選手が懐かしくて堪らなかった。

出場が予定されていたブーマー・ウェルズ選手とウォーレン・クロマティ選手が不参加(クロマティー選手の場合は、あの問題の対応で忙しかった訳ではなく(笑)、ジャパン・サムライ・ベアーズの監督に就任した為、来日出来なかったと思われる。)なのは残念だったが、代わりにオレステス・デストラーデ選手と郭源治投手、そして”マリオ”ことカルロス・ポンセ選手が出場したのは嬉しかった。

オープニング・セレモニーでは、板東監督(GM兼任)より大沢監督にトレードの申し入れが在り、モルツ球団の顔とも言えるランディー・バース選手がワールドドリームスに電撃移籍(交換要因は石井浩郎選手。)が決定するという”波乱の展開”で幕が上がった。

試合自体は15対0でモルツ球団の圧勝に終わったのだが、点数云々よりも選手達の”輝き”に酔い痴れた濃密な3時間だった。観客が選手達の一挙手一投足を注視し、子供の様に喜んでいる至福な時間が其処には在った。現役時代からすると格段に見劣りするプレーが多く見られたが、選手の誰もが野球を心底楽しんでいる姿に、誰もが引き込まれていた。野球の原点を思い知らされた一夜でも在った。

観客が沸いたシーンの幾つかを挙げてみたい。

*********************
① サイクルヒット達成
この試合で最も活躍したのは広澤克実選手。二塁打と三塁打、そしてホームランを放ち迎えた最終打席、あわやホームランという当たりを放つものの、一塁ベース上で足踏みして二塁打を単打にする”高等テクニック”には場内爆笑。見事サイクルヒットを達成した。


② 本当に引退した選手?
現役を引退した途端に、ブクブクと太り出す元選手は少なくない。”3,000本安打の「喝!」おじさん”や”亀ちゃん”等がその典型だが、野球選手に憧れを抱いていた者の夢を壊す様な体型の”著しい”変化はどうかと思っている。元プロ野球選手としては、体型維持も責務の一つだと思うのだが、その意味では現役時代とそれ程変わらない体型を維持しているOBは立派だと思う。今回出場していた選手の中にもそういった人は何人か居たが、大野豊投手と村田兆治投手は投球面でも凄みを感じさせてくれた。

大野投手は今年で50歳、村田投手に到っては56歳になるというのに、その球威はとても年齢を感じさせるものではなかった。140キロを越す球を未だに投げ、昨年には某球団が真剣に中継ぎ投手として現役復帰させようとしていた村田投手の凄みは耳にしていた。残念ながら140キロを越す球は無かったが、それでも最高球速139キロは御見事。同じ最高球速を出した大野投手もそうだが、恥ずかしながら”うちの”岡島投手なんかよりは遥かに戦力になるのではないかと思ったりも(笑)。


③ 次期監督?
ジャイアンツの次期監督が噂されている原辰徳氏も選手として登場。残念ながらプレーでは結果を出せなかったものの、彼が登場する度に場内は大盛り上がりしていた。やはり、この人にはスター性が兼ね備わっているのだなあと改めて思った。


④ 伯父さん乱入!
今季、メジャーで「38年ぶりの三冠王を獲得するのでは?」と騒がれているデレク・リー選手。その伯父で、嘗てオリオンズでも大活躍したレロン・リー氏が飛び入り参加した。プライベートで来場していたレロン氏を、板東監督が急遽代打に起用。本当にプライベートで来場していた様で背番号の無いシャツを着用しての登場だったが、元同僚の村田投手との対決に、あの頃を知るファン達が熱き声援を送っていた。


⑤ 役者やのう!
・ 滅多打ちに遭う投手陣に痺れを切らしてか、板東監督自らが投手として登板し、張本選手と対決。

・ 代打として登場し、あぶさん宜しくモルツを口に含んでバットに吹きかけ、打席では大きな空振りをして大転倒した”浪花の春団治”。(しっかりヒットを打つ所は流石!)

・ そつのない守備を見せる”たこ焼きのおっちゃん”。

・ 現役の頃と変わらない華麗な流し打ちを決めた”デカチン”。

「役者やのう!」と思わせるシーンは幾つも在ったが、何と言っても場内が最高潮に達したのは、9回表の江夏豊投手と、”息子がCXアナウンサーとなった”田淵幸一捕手のゴールデン・バッテリー登場だったろう。ジャイアンツ・ファンの自分ですら、「本当に絵になる二人だなあ。」と感じたのだから、場内が異常な盛り上がりを見せたのも当然だったと言える。このゴールデン・バッテリーが2アウトから迎えたバッターが、”変則打順”でバース選手だったのだから、タイガース・ファンならずとも涙がチョチョ切れる粋な演出。結果は江夏投手がバース選手を打ち取って、真夏の夢は終わりを告げた・・・。
*********************

シートから立ち上がる観客達の顔が輝いていた。入りがけに見た場外入場券売り場では、今週末のジャイアンツ戦の指定席が未だ売れ残っている現実。ジャイアンツ戦を以前の様に、そして昨夜の試合の様に、ワクワクとした思いで見られるのは何時の事だろうか?ふとそんな思いが、自分の脳裏を過るのだった。
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7 コメント

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えっ!きのうやってたんですか? (スーパーサウスポーあさちゃん。)
2005-07-26 11:51:39
毎年この頃やっているんでしょうか?

いつも終わった後に、来年はぜひ見たいと思ってるんですが。。。

また、今年もチャンスを逸したorz



なんか、今年の巨人戦よりは面白そうですね。。。



ところで、タイガースファンの赤米さんが8月13日東京ドーム「ライト」外野指定席ペアを間違ってもてあましてるみたいなので、いかがですか。



http://sjr.tblog.jp/?eid=38124
いい試合でした。 (pocoli)
2005-07-26 13:37:26
TBありがとうございました。

昨日の試合は本当に楽しかったですよね。

ファンにはたまらない演出もあって最高でした。

現役でまだまだいけるのでは?と思う選手が数名いたのもビックリです。

ペナントもこれだけ盛り上がるといいんですけどねぇ。
行きたかった~ (km_achin)
2005-07-26 15:58:53
TBありがとうございました。

去年もサントリーモルツドリームマッチを観に行って、「これぞ娯楽!」と、とても盛り上がったので、「今年も」と張り切っていたのに行けずに残念でした。来年もチケット当たるかな。
Unknown (jolly)
2005-07-26 23:16:52
TBありがとうございました。面白い試合でした。応援もなく試合に集中&OBになってもスゴイ!来年もまた行きたいですね。
Unknown (ゆうじ)
2005-07-26 23:42:36
広沢はまだ余力残ってましたからね

後数年は代打で行けたでしょう

DHで15本とか

以前配信でも喋った覚えがあるけど



余力を残して辞める

ボロボロになるまで現役で



究極の選択ですよね



結局人によるのかな?

こんばんは (drop)
2005-07-28 21:27:23
この試合って無料なんですか!?いいですね!行ってみたいなぁ



広澤選手はさすがですねw

パワー&面白さは健在ですね
ウラヤマシイ・・ (ハムぞー)
2005-07-30 06:02:15
このときばかりは「東京近辺在住」がうらやましい日です。



もう今はビールは完全にオジサンの飲み物になってますし、これだけの観客が入るのですから(おそらくオジサン世代が大半かと)、年に一本でもいいので「モルツ球団CM」が見たいものです。



聞くところによると、5万杯ビールが売れたそうで。

まさか普段どおり「一杯800円」じゃないでしょうね?

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