ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

御馴染みのフレーズ

2012年05月03日 | TV番組関連

先月28日、アナウンサーの小池清氏が肺炎で亡くなられた。享年80歳。合掌

 

小池氏と言えば、クイズ番組アップダウンクイズ」を思い出す。1963年から1985年に掛けて放送された此の番組で、彼は19年半の間司会を務めていた。そんなに良く見ていた訳では無いが、オープニングで彼が口にするフレーズハワイへの御招待。10問正解して、夢のハワイへ行きましょう!動画は強烈に覚えている。今程気軽に海外旅行出来る状況では無かった彼の時代、ハワイは正に「夢のハワイ」だった。

 

5月2日付けの日刊スポーツに、「懐かしい名司会者名フレーズ」という記事が載っている。小池氏のフレーズを取り上げた上で、「歴史的なクイズ番組には、名司会者による名フレーズが在った。」と。「パネルクイズ アタック25」の司会者・児玉清氏のアタックチャ~ンス!正解!動画)、「クイズタイムショック」で司会者・田宮二郎氏がストップウォッチを握り締めて口にした現代は時間との闘いです!さあ、貴方の心臓に挑戦します。動画)を紹介している。

 

昔のテレビ番組には、こういった御馴染みのフレーズが多かった。ヴァラエティ番組だと「目方でドーン!」で司会者の1人・レツゴーじゅん氏が口にしていた不思議な国のアリス様、どうぞ願いを叶えてね。泣いて帰るか笑って帰るか、目方でドーン!、「がっちり買いまショウ」で司会者の夢路いとし&喜味こいし師匠が口にしていた男は度胸、女は勘定。御手手出しても、足出すな。がっちり買いまショウ!!10万円、7万円、5万円、運命の分かれ道!、「クイズ面白ゼミナール」で司会者の鈴木健二アナウンサーが口にしていた『知るは楽しみなり。』と申しまして、知識を沢山持つ事は人生を楽しくしてくれる物で御座います。私は、当ゼミナール主任教授で御座います。動画)等々が印象に残っている。

 

又、ドラマでも「Gメン’75」のオープニングで流れたナレーションハードボイルド Gメン’75。熱い心を、強い意志で包んだ人間達。動画)等、御馴染みのフレーズが多く、当時の子供達は良く真似して口にしていたものだった。

 

其れを考えると、近年のテレビ番組には「御馴染みのフレーズ」としてパッと頭に浮かぶ物が、極めて少ない気がする。「探偵!ナイトスクープ」(動画)で局長が口にする今晩は、『探偵!ナイトスクープ」の時間が遣っ参りました。複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、様々な謎や疑問を徹底的に究明する、『探偵!ナイトスクープ』。私が局長の○○です。は御馴染み中の御馴染みといったフレーズだが、其の他と言えば「歴史秘話ヒストリア」で司会者の渡邊あゆみアナウンサーが口にする『歴史』、其れは絶え間無く流れる大きな河。其の中のきらきらとした一滴輝く一滴を、『秘話』と呼びます。等が在ったりするも、インパクトという意味では弱い。


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2 コメント

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タイムスクープハンター (かんちゃん@マラソン・マン)
2012-05-15 14:45:36
最近の地上波のテレビ番組でもっとも気に入っているのが、NHK総合で火曜日夜11時から放映されている「タイムスクープハンター」。

その番組については、こちらで詳しく書いたのですが、

http://orange.ap.teacup.com/applet/iyokakun1961/20110521/archive

番組冒頭の、要潤氏演じるジャーナリスト、沢嶋の決まり文句

「当時の人々にとって、私は時空を超えた存在です。彼らにとって私は宇宙人のような存在です。彼らに接触する際には細心の注意が必要です。私自身の介在によって、この歴史が変わることも有り得るからです。彼らに取材を許してもらうためには、特殊な交渉術を用います。それについては極秘事項のためお見せすることは出来ませんが、今回も無事密着取材することに成功しました。 」

というのが結構気に入っています。ブログ記事の中でも触れてますが、この「特殊な交渉術」というのは、やはり「集団催眠」ではないかと思います。

「少年ドラマシリーズ」のSFドラマが好きだった人にはおすすめしたい番組です。
>かんちゃん@マラソン・マン様 (giants-55)
2012-05-15 21:18:01
書き込み有り難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

「タイムスクープハンター」、評判が良いという話を良く見聞します。3年程前だったか、ザッピングをしていて偶然見たのが、此の番組でした。確か、「江戸町奉行所の同心」を扱った回。未来のジャーナリストが過去にタイム・スリップして、実状を報告するというスタイルが斬新で、見入ってしまったもの。其れ以降、何回か見ています。「ハレー彗星が地球に接近した際のパニック状態」を報告した回も、個人的には面白かった。

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