ブリアンの前を通りました。ナカジマも新パネルに変わっていました。おやつにガルパンを買おうかと思いましたが、完売していました。この日はほとんどガルパン巡礼を見かけませんでしたから、誰が買うのだろうと思いましたが、お店の方によれば、地元の方もけっこうガルパンを買っていかれるとの事でした。
ジョイショップ・タグチに立ち寄りました。発売となったプラッツの新公式キット3種がショーウインドー内に陳列されていました。店主の田口さんとは顔馴染みですので、いつものようにガルパン模型などの話をしました。私はこのお店で毎回模型用工具やガルパン塗料を購入していますので、先方も私がガルパン戦車プラモデルを色々と作っていることを知っておられます。なので、挨拶の次の言葉は「今は何を作ってるんですか」でした。
「Ⅳ号戦車のH型仕様です」
「ああ、あれか。あなたのことだから、タミヤの方で作ってるんでしょうな」
「仰る通りです」
「やっぱりプラッツの方は評判があれみたいだねえ」
「いえ、自分がキットを買おうとした時期には、プラッツのH型仕様の公式キットは売り切れてて在庫も払底していたようなのです。そのこともあってタミヤのを買うしか選択肢が無かったのです」
「あっははは、そうなのかね。関西ではたくさん売れたんだねえ」
「そのようですが、私の周囲でもこれを作った、という方は見かけませんでした・・・」
「色々問題もあるしねえ、こっちで買われたお客さんにも、作るの止めた、っていう方も何人か居たよ。でも問題なのはプラモデルじゃないんだ、アニメの戦車がそういう、プラモデルと違う形になっちゃってるというようなのが、本質的におかしいんだよ」
確かにその通りでした。ガルパン仕様そのものが、見ようによっては謎設定も少なくありませんから、プラモデルでの完全再現はとても困難です。それを分かっていながら、既存の戦車プラモデルをそのまま流用して公式キットにしてしまった流れがあります。なので、問題なのはプラモデルではなく、プラモデルで再現するのが難しいガルパン仕様の方である、というのは納得出来ました。
むしろ、問題になっているからこそ、あえてその困難なガルパン仕様に可能な限りチャレンジする、という方向もあるわけです。どうしても無理だ、というようなケースは、私のこれまでの制作の経験から言いますと、ごく一部にしか過ぎないので、ガルパン仕様に作るのも、慣れてくればさほどに難しくはなくなってくる、というのが正直な感想です。
そのことを言うと、田口さんは、それはいいね、とにこやかに頷いておられました。
ひたすら歩いているうちに、雨もやみましたので、傘をたたみました。ほどなくして大洗磯前神社の大鳥居をくぐり、この日の宿である大洗シーサイドホテルに着きました。
今回の部屋は、初めて泊まった時と同じ部屋でした。ガルパンプラン専用の部屋だそうです。
部屋の窓からの眺めです。空も海もどんよりとした表情で、8月下旬にしては気温も低くて9月なみの状態でした。しかし、暑さに弱い私には、かえって有難い気象条件でありました。
今回、テーブル上にあんこうマークデザインの敷紙があるのを初めて見ました。このホテルが去年から実施しているイベントの「大洗女子学園修学旅行」の案内もありましたが、この種のイベントはコアなガルパン常連客の同窓会的な集まりだと聞かされています。
お馴染みの紅茶セットです。聖グロリアーナ女学院のノーブルシスターズにならって、ダージリン、アッサム、オレンジペコの三種類が用意されています。
これもお馴染みのメッセージです。ダージリンの名文句が入っていますが、これを以前にアンドー氏も話題にしていて、「どんな事があろうとも、一滴たりとも紅茶をこぼしたりしない、ってのたまってるけどな、アニメ劇中じゃ、カップごと落として割ってるんじゃねえのかね」と笑い飛ばしていました。
今回の宿泊特典グッズの数々です。前回と同じような内容です。このうち、左上のブックカバーは、この日に同宿したガルパン仲間のナガシマさんに謹呈いたしました。
ナガシマさんとは、過去に二度、大洗行きを共にしていますが、今回も偶然に同じタイミングで大洗に行って同じ宿に泊まることになったため、この日の夕食から御一緒しましょう、と約束してありました。今回はナガシマさんは家族旅行での訪問なので、夕食は外で食べる予定になっていました。
そこで、私の方でも夕食時間を早めて貰い、一通りいただきました。この日はあまり食べ歩きをしていなかったので、今回の夕食を全部いただいても、まだ余裕がありました。しかし、デザートのメロンやスイカや戦車ケーキは食べられなかったので、ナガシマさんの三人の子供たちにあげることにして、連絡を取りました。ナガシマさん一家がやってきたのは、それから間もなくのことでした。
ナガシマさんのブログはこちら。今回の記事と同じ時間帯のレポートはこちら。私が写真を撮り忘れた戦車ケーキの写真もあります。 (続く)
洗車道に、新風が吹き抜けた瞬間ですね!
それにしても、あの夕食の量を食べても余力があるとは・・・さすが寿司屋をはしごしようとするホシノさんですねw
ただ、セリフもアクションも、本気なのか冗談なのか分からないくらいにお遊び気分が濃厚な方というか・・・。
ダージリンがカップを落としたのは、大洗チームを5対3で追撃している時に2輌撃破(うち1輌は実際には無事)の報告を受けて3対3の同数に持ち込まれた時でしたね。ああいった逆転劇を初めて体験したのでしょうね。それぐらいに大洗チームの実力を過小評価していたのかもしれませんね。
その後大洗チームを1輌のみに追い詰めますが、さらに味方も3輌をやられてまさかの1対1に持ち込まれました。この時にカップを落とすシーンがあったらもっと効果的だったのではないかと思います。
シーサイドホテルさんの夕食は、ガルパンプランの場合ですと、一般客のプランよりもメニューが少な目になっているそうなのです。それに、その日は朝からあんまり食べてなくて、昼もカノウヤのカツサンドしか食べてなかったので、ホテルの夕食を食べても足りなかったのですよ・・・。余力というより、空腹度が大きかったんですよ。
でも、ナガシマさんファミリーと「ぎらばり」で食べた時は、ワイン一杯と二つばかりの品だけで充分でした。
ところで・・・・、
洗車道×
戦車道○