けんごぶログ!(武術と登山と他いろいろ♪)

中国伝統武術同好会『けんごぶ』
練馬区の体育館で活動中。
詳細はブックマークより、ホームページをご覧ください。

ホシノさんと行く!倉吉探訪その18 心動かされるものとは?

2017年04月25日 05時00分00秒 | 雑記

塩谷定好写真記念館を出て、海の方に移動してきました。

記念館でもらったパンフレットの地図に「波しぐれ三度笠」という表記をみつけ、スタッフに問うてみたところ「説明するのは難しいねぇ・・・とにかく実際に見ればわかるよ。」との事だったので、来てみた次第です。

時間は夕方の四時となり、少しづつ日が沈み始めたくらいです。写真で見るよりもずっと綺麗なグラデーションで、日本海の景色が映えています。

ホシノさんが何を写しているのかと覗いてみたら、昔の波止場の跡のようでした。

「これは、江戸時代の船着場ですな。」とホシノさんに教えられ、思わず「え~!?」と声をあげてしまいました。

石組がぐちゃぐちゃになっているものの、石材のひとつひとつは綺麗な四角形をしており、工業機械のない江戸時代に手彫り加工された物とは、とても見えなかったからです。

世界の遺跡でも、石の加工物は多く見られます。石とはこんなにも恒久的な物なのかと、あらためて実感したのでした。

槇さんに続いて、先に進みます。何か石像のような物が見えてきましたよ。

これが、「波しぐれ三度笠」です。

説明書きにあるように、生きる希望と、勇気が・・・湧いてきませんw

なんで、北東に向いているのでしょう? 海から日が昇る方向だからでしょうか。 まっすぐ進むとロシア辺りかな?

旅装束が、心に何かを思い起こさせるそうですが・・・正直、よくわかりません。芸術は奥が深いですね。(^_^;)

振り返って西を見れば、沈みゆく太陽が雲の中に朧に見えます。

こちらの方が、素直に感動できますね。日本海の美しさの中に、このモニュメントは必要なのでしょうか。

景色が綺麗なので、槇さんもスマホで撮影です。

最近のスマホは、デジカメよりも綺麗な写真が撮れるので、カメラが売れなくなっているとか。

私が20代の頃はフィルム式の使い捨てカメラ「写るんです」が画期的だ!と、もてはやされておりました。

それがデジタルになっただけでも凄いのに、20数年でもの凄い技術の進歩です。

ホシノさんの話では、中国へ仏教を学びに行く「遣唐使」は、この赤崎の海から旅立つことが多かったそうです。

北九州辺りから朝鮮半島に渡った方が近そうですが、潮の流れが比較的穏やかで、海難の少ないのは赤崎の方だったのだそうです。

我 「ということは、この地は”日本の仏教の始まりの地”とも言えるんじゃないですか?!」

ホシノ 「そうや。」

我 「そのわりには、特に何もPRしてませんよね?」

ホシノ 「そやね。」

我 「凄い観光資源だと思うんですけど、勿体ないですね・・・。」

ホシノ 「そうやねぇ・・・。」

”そうや”の三段活用?w

大陸から伝わった仏教が、いかに日本に広まったのか?という、手塚治虫の作品のような歴史エピソードを聞きながら、のんびり歩いて車に戻りました。

ホシノさんのガイドのおかげで、ここでも、ただの波止場がキラキラの場所に変わりました。

凄いじゃないですか鳥取!!

三度笠云々よりも、赤崎の土地の魅力を掲げた方が良いのではないでしょうかね?

悠々と歩く、人生の先輩方二人です。

ホシノさんは、本の出版に関わるほど歴史研究に打ちこまれ、今もアニメの聖地を巡りながら、その土地の歴史をブログで紹介されています。

私も初めて大洗に行くときは、ホシノさんのブログをおおいに参考にさせていただきました。

旅先の史跡に興味をもてるようになったのも、ホシノさんのおかげです。

まさか、そのブログ主のホシノさんと、こうして遠路はるばる鳥取まで旅行にくるとは想像もしませんでしたよw

 

槇さんは、会社勤めを切り上げ、倉吉に移住し、自身のペースで人生を楽しむ生活に路線変更をしました。控えめなスタンスながら倉吉の観光にも尽力されています。

槇さんの提案した手帳カバーで、伝統の倉吉絣を知ったという人は少なくないのでないでしょうか。

それなりに安定しているサラリーマン人生をすっぱり辞めてしまう勇気は、今の自分にはありません。凄いなと思います。

高校を卒業してから約10年間、声優として成功するために活動をしてきましたが、サラリーマンとして定職についた今ではもう同じ環境に戻りたいとは思えません。

槇さんのライフスタイルは、自分がもし就職しなかったら?というifの人生を見ているようです。

 

自分は何ができるのかな?この先、どんな人生を送るのかな?と、二人の背中を眺めながら思いを巡らせていました。

 

日本海の美しい景色と潮風を楽しんだ次は、槇さんが民泊施設にするために、セルフ・リノベーションをしている家に向かう事になりました。

先の地震で、屋根や壁に被害が出ているとブログで拝見していましたが、その部分はブルーシートで養生されていました。

奥に見える新しい家は被害がない様子でした。やはり、古くからある家屋に被害が目立つようです。

ニュースで見た時は、町全体が壊滅的打撃を受けたような印象でしたが、実際に訪れてみればなんてことのない当たり前の景色がそこにありました。

必要以上にマスコミ煽られていたようです。報道って、いつからエンターテイメントになってしまったんでしょう?

それらによる風評被害で、どれだけ地元の人たちが困るか考えてないのでしょうか。

中はご覧のように、作業の途中でストップしています。

リノベーションの作業場として使っているスペースで、喫茶ダイアナの切り抜きアートを作った要領で、ガルパンの西住まほを制作したものを見せてくれました。これも、材料は100円均一で調達した物です。

この作品は、ホシノさんへプレゼントされ、思わぬ贈り物にたいそう喜ぶホシノさんでした。

奥の部屋が、槇さんの居住空間になっています。

壁をぶち抜いてしまったので、とても冷え込むそうです。壁や床の断熱材って、大事ですよね。

快適な居住空間って、実はもの凄く贅沢な場所なんだって気付かされます。

客室兼倉庫には、いずれ宿泊施設内に展示されるであろうフィギュが数点置いてありました。

私の知らない作品がいくつもあり、槇さんのコレクションの幅広さを感じさせてくれます。まだ実家の倉庫に、沢山保管されているそうです。

それらが綺麗に展示された宿泊施設とは、いったいどんな完成形になるのか?ワクワクしますね。

壁に、ひなビタ♪のタペストリーがありますが、槇さん自身はそれほどひなビタ♪に熱中しているわけではなく、あくまで展示用に購入したものなのだとか。

やはり一角は、ひなビタ♪グッズの展示コーナーになるのでしょうか。

二階に上がると、壁がひび割れて中の土がむき出しになっているのが確認できました。

天井の梁にも隙間ができており、修繕には大変な労力がかかりそうです。

一階の壁をぶち抜いているため、建物の強度が落ちていたそうで、倒壊しなかったのは不幸中の幸いだったと思います。

昔の大工さんが、基礎をしっかり造ってくれていたおかげでしょう。

ベランダからは、遠くに大山を望むことができます。夏に飲み物を片手に、夕日に映える大山を眺めるというのもおつなものでしょうね。

宿泊施設として開業したあかつきには、大洗の大勘荘のように大勢の人が集まってワイワイやっているかも知れません。

この時は、まだ行政の被害判定を待っているため、建物の修繕をできない状況でしたが、今は少しずつ作業を再開させているようです。

一日も早い開業を、期待して待ちたいと思います。

続く。

槇さんのブログは⇒こちら

リンクしたホシノさんのブログは⇒こちら

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ホシノさんと行く!倉吉探訪その17 芸術は爆発だ?!

2017年04月21日 05時00分00秒 | 雑記

鏝絵を楽しんだ後は、更に北上して海の見えるところまで来ました。

琴浦という場所だそうです。

日本海(あくまでも日本海!!)を見せたかったのかな?と思ったら、駐車場に車を停めて、海とは違う方向へ歩いていきます。

しおやさだよし? 調べたら、『しおたにていこう』と読むそうです。

写真家の塩谷定好の家を、氏の作品の展示場として改築してあり、中にはカフェスペースも設けられていました。

公式HP⇒こちら

文化財として登録されている家内は、一般の美術作品を展示するギャラリーとしても利用されており、この日は和紙を使った照明アートの展示がされていました。

槇さんは、このギャラリーの会員となっており、よくギャラリーの作品を見に訪れるのだそうです。

芸術に興味のある方で手先も器用なので、喫茶ダイアナには槇さんの提供した作品が展示されています。

時計の左側に有る、ひなビタ♪のシルエットパネルが槇さんの作品です。

素材は100円均一等で調達したものだそうです。なかなか、お洒落に仕上がっているじゃありませんか!見事です。

作品の展示のためか、少し薄暗くなった建物の中に進みます。

古い趣のある屋内に、和紙の柔らかい光を彩った作品がよく映えます。

気に入って購入したとしても、自宅でこの雰囲気は絶対に出せません。この場所、この時間でしか見られない瞬間の芸術がそこにありました。

ちょうど、時間も夕方頃だったのが良かったのでしょう。(閉館時間ギリギリでした。)

この場に座って、ゆっくりとお茶を飲みたい気分です。

槇さんが特にお気に入りだという、押し花をあしらった作品を撮るのを忘れていたようです・・・。

花も紙も同じ植物ですから、作品としての統一感が絶妙だったのですが、見惚れてしまって撮影を失念していました。

建物と、作品と、自然の光が一体になり、空間そのものが作品のひとつとなっていました。

いいなぁ、こういう場所。近所にあったなら、私も会員になりたいです!

作品が展示されていない場所では、家具などがそのまま置かれていて、当時の生活が感じられる空間になっています。

トイレです。

いきなりかよ?!って突っ込みがありそうですが、生活するには無くてはならない重要な場所ですよw

写真家の家だからか、全体的にお洒落な色合いの造りになっていてます。便器は陶器で作られており、いわゆる”ぼっとん便所”です。便器が小ぶりなのに、個室はなかなかの広さでした。

着物を着る習慣が、残っている時代の建物だからでしょうか?

こちらは男性用の”お立ち台”です。

右上の照明の場所がランプを置く台になっており、トイレを利用する時に持ってきたランプを置いて、明かりを得ていたようです。

電球でもこの暗さなので、当時は夜にトイレに行くのも一苦労だったことでしょう。子供の頃に「寝る前に必ずトイレに行きなさい!」と言われていたのは、この名残でしょうか?(たんに、おねしょをしないため?w)

こちらも水洗ではないので、当時のトイレは相当臭ったのではないでしょうか。使用後に水を流すための桶が置いてあったのかも知れませんが・・・トイレに詳しい方がいたらコメントをお願いしたいです。

昔のこの辺りを撮影した、航空写真が展示されていました。

歴史に詳しいホシノさんが、現代の写真と見比べて、いろいろ感想を述べているところです。

当時に使用されていた家具の他、写真資料も多く展示されているので、歴史資料館としても楽しめる場所です。

槇さんが案内してくれなければ、一人では絶対に来ない場所でした。

いや~鳥取って、隠れた魅力が沢山ある土地なんですねぇ。槇さんに感謝です!

生活空間の隣には、写真の展示場となっているかつての撮影スタジオがあります。

ここは二階にあって、間接的に日光を取り込む大きな窓がある部屋でした。小金井公園にある江戸東京たてもの園にも、同様の造りをした写真スタジオがありましたので、一般的なスタジオの構造なのでしょう。

当時、使用されていたカメラです。大きな機材ですね。

今ではデジカメですら古くなり、携帯やタブレットで撮影した方が綺麗な写真が撮れる世の中です。

思わず、自分が死ぬ時には世界はどう変わっているのだろうか?と時代の流れに思いをはせてしまいます。

展示をひととおり楽しんだ後は、倉を利用したカフェスペースで一休みです。

アンティークに囲まれた、隠れ家みたいな雰囲気でとても落ち着きます。

槇さんは民家をセルフリノベーションして、民泊施設の開業を目指している方なので、建物の造りや演出を興味深く観察していました。

恋人と二人で訪れたなら、忘れられない思い出になるんだろうな~。とか想像している私の図ですwww

ま、そんなシチュエーションを過ごす予定は、まったくないんですけどね・・・。(>_<)

続く。

ホシノさんとリンクした記事は⇒こちら

 

 

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身体能力の向上とは

2017年04月19日 05時00分00秒 | 武術

けんごぶの活動理念には、『身体能力の向上』というのを掲げてあります。

身体能力の向上とはなにか?具体的にいうと、頭の中イメージと実際の動きを合致させるという事です。

私の実情でお話ししますと、最近、歳のせいか何もない所でつまづく、階段で爪先がひっかかるということが増えました。

これは、疲労の蓄積(回復力の低下)や、老化による運動能力の低下が原因で、足が上がっていないからだと考えられます。

でも、頭の中は若いままなので、若い頃のイメージで颯爽と動こうとしてしまいますが、レベルダウンした身体がイメージ通りに反応してくれず上記のような事になってしまうのです。

噛み合わなくなった歯車のようなものですね。

なので、頭の中のイメージを書き変えるために、武術という運動をとおして実際の動きとイメージのすり合わせを行うのです。

もちろん、武術による能力の向上、低下の抑制ができますので、一般の方々よりもなだらかな下降線で、平均以上の身体能力を維持をできることと思います。

マンガのような特殊能力を身に付けられるわけではありませんが、少しでも元気な体を維持できるよう頑張りましょう!

と、いうことなのですよ。

(画像は、『イメージ』で検索したら出てきたものです。何かを悟ったような表情ですよねw)

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はじめての冬山、八ヶ岳。わお!の6 硫黄岳登頂!

2017年04月15日 05時00分00秒 | 山登り

50分ほど歩いて、硫黄岳の山頂に着きました。

いえいえ、途中で写真の撮影をさぼっていたわけではありません・・・。

あまりの強風で、写真撮影どころじゃなかったんです。(ToT)

もうね、小屋の先の樹林帯が無くなってから、別の世界に来てしまったのかと思うほどの強風でした。

ご覧のように、雪山に慣れている様子の皆さんは、冷気から肌を守るためにマスクやゴーグルを着用しています。

横殴りに凍った風が襲いかかり、下の方では十分だった薄手の手袋をしていた手は、凍えて痛みを感じるほどです。

露出した頬に関しては、もう感覚がありません。最低でも、しもやけになっているだろうなと覚悟をしました。

果敢に記念写真で「ヤマ~!」ポーズをしていますが、正直すぐにでも下山したいくらい余裕がありませんでした。

雪山で遭難、低体温症で死ぬ状況とは、こういう事をいうのか?と命の危険を感じるほどです。

この直後に手袋を厚手のものに交換したのですが、その間のわずか数分で指先の感覚が無くなってしまいました。

こちらが、登ってきた天狗岳方面です。

そういえば、一日目のオーレン小屋の前で休憩していた時に、ちょうど硫黄岳から下山してきた人と挨拶を交わした際に「風がもの凄かった。」、「何回も引き返そうと思った・・・。」という事を言っていたのを思い出しました。

まさか、ここまで凄い風が吹いているとは!自分のいる環境がこれほど”怖い”と感じたのは、初めてかも知れません。

こちらは横岳~赤岳に続く景色です。八ヶ岳の南側は雪崩が多く危険なため、上級者向けなのだそうです。

実際、死亡遭難事故は、ほとんが南八ヶ岳で起こっています。

チラホラと南に向かう人が見られましたが、とても自分に行ける場所とは思えません。

いいかげん寒さの限界なので、早々に下山しましょうと先輩に声をかけようとしたら、なんと「カメラのレンズカバーを、風で飛ばされてしまった!」とのこと。

「そうですか、じゃあ先に下りてますね。」ってな訳にはいきません。

爆裂火口に近づきすぎないように、ビクビクしながら大捜索しましたが、結局レンズカバーを発見することはできませんでした・・・。

木々が生えている場所まで下りてくると、さっきまでの防風はどこへ?と思うほど穏やかな状況になりました。

とはいえ、まだまだ気は抜けません。

この道の先は通行止めになっていて、回り道をするよう立て看板があります。秋に来た時は道が崩落していたので、雪の下は地面が少なくなっているはずです。

上の雪が屋根のように張り出している部分を、雪庇(せっぴ)といいます。

気付かずに雪庇の上に乗ってしまうと、足元が崩れて転落事故となります。

雪の上についた足跡は、キツネのものでしょうか。獣は本能で、通れる場所がわかるんですかねぇ?

下山は雪のおかげで膝の負担も少なく、最短距離を歩けるので、スイスイと下りてきてしまいました。

昨日、休憩をしたオーレン小屋の前です。正面の建物が避難小屋として開放されています。(おそらく有料)

外の壁には、アルバイトの募集が掲げてありました。見てみると海外の山で研修あり!と書いてあるので、人生を山に捧げている人にとっては夢のような働き場所なのではないでしょうか。

アイゼン等をレンタルした夏沢鉱泉までは、30分程度の道のりです。

傾斜もなだらかで、お散歩気分で歩ける道なので、自然と登山の終わりが近い事が感じられます。

雪の隙間を縫うように流れる清流の音が、もう安全な場所まで来ていると安心させてくれます。

この日は週末だったため、夏沢鉱泉では氷壁登り講習などのイベントを行っていて、小屋に着いた時は沢山の人で賑わっていました。

年配の方も多く見られ、最初に抱いていた印象よりも、雪山は身近なものなんだなと思いました。

小屋から駐車場まで、もう一歩きです。

八ヶ岳の一部の小屋では、最寄駅(といっても車で50分くらい)から山小屋まで送迎をしてくれます。

左はタイヤにチェーンを巻いただけですが、右の方はタイヤが戦車の履帯のようになっています。

道の状況によって、この辺りから乗り換えて行くのでしょうか。

もし、また雪の八ヶ岳に来ることがあったら、ぜひ右の車に搭乗してみたいものです!

今回は初めての雪山という事で不安があったのですが、引率してくれた先輩のおかげで、事故もなく無事に登山を終了することができました。本当に感謝しております。

硫黄岳では泣きそうな思いをしましたが、総合的にみて楽しかった。来て良かったと思える登山でした。

冬の雪山にしかない感動が、確かにあります。

ぜひ皆さんにも、信頼できる経験者と一緒に、冬の八ヶ岳を訪れることをお奨めします。

終わり。

 

 

 

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ホシノさんと行く!倉吉探訪その16 「光の鏝絵」って読める?

2017年04月12日 05時00分00秒 | 雑記

突然の出会いでした。

槇さんのことはホシノさんのブログで知っており、今回の倉吉旅行の企画時にも「槇さんと合いますか?」と提案をうけていたのですが、先の震災で被害を受けていると聞いていたので、いろいろ大変かなと思い遠慮をしていたのです。

ホシノさんから倉吉にきているという連絡を受けていた槇さんは、このタイミングなら我々が居るのでは?と思い、大山まで来てくれたのだそうです。あまりにもジャストタイミングだったので、本当にびっくりしました。

この日はとても天気が良かったので、美しく映える大山を見てお二人とも嬉しそうでした。

自然は訪れる度に新鮮で、新しい感動がありますよね。

「せっかくなので、大山を周遊しましょう!」という事で、南側から入って西側に移動してきました。

昼食をとるために立ち寄った、大山まきばみるくの里の駐車場からの景色です。

先ほどまでは屏風のような表情だった大山も、西側から見ると富士山のような三角形の姿になりました。

「んぅ~、この大山も素晴らしいっ!」と、熱くシャッターを切るホシノさんです。

いやはや、本当にきれいな山ですね。実際に訪れて、生で感じる雄大な存在感をぜひ味わっていただきたいです。

駐車場から西側に回ると、境港方面が見渡せました。

左腕を、海に伸ばすような形の境港です。

皆生温泉や、ゲゲゲの鬼太郎次といった観光スポットがあり、次に訪れる機会があれば、米子~美保関まで巡ってみたいものです。

レストランのある建物の前は広場になっているので、レジャーシートを広げて寛ぐ人達が沢山見られました。

時間に余裕があるなら、ちょっと昼寝をしていきたいところです。

あちらを見れば山の絶景、こちらを見れば海の絶景。ここは、素敵すぎる場所です!

しかし、時間は限られているので、早々に食事に向かいます。ちょっと風も冷たかったですしねw

食事は、牧場のレストランらしいメニューを選びました。ステーキにクリームシチューのコンビです。

チーズづくしのメニューと悩んだのですが、いろいろと食べられる方にしました。

ホシノさんの選んだクリームソースのハンバーグや、槇さんのデミグラスソースのハンバーグ&グラタンも美味しそうでした。

隣りの芝生は青く見えるどころか、生徒会チームの38tのごとく金ピカに見えますよw

デザートのプリンまで美味しくいただき、大山まきばみるくの里を後にしました。

最後にもう一度、美しい大山をパチリ! ん~、やっぱり登ってみたい!!

食事を終えて、このまま海の方へ出るのかなと思っていたら、途中で車を停車させました。

特に何もない印象の場所に、小さい駐車場スペースが設けらています。近くに墓地があるので、お墓参りでもするのかな?とか思ってしまいました。と、駐車場の隅に大きな看板が見えました。

(ひかりのうなぎえ??)

近づいてみたら、『みつのこてえ』でした。声に出して読まずに良かったwww

鏝絵とは、漆喰を造形した蔵の飾りつけです。凝った鏝絵ほど、裕福さの象徴とされていたのでしょう。

と、いう事はこの地は何かしらで栄えた場所という事になるのでしょうが、それを示すような大きな表示は無く、ごく普通の住宅

街にしか見えない場所なのでした。

古美術に詳しいホシノさんは、鏝で仕上げた漆喰の芸術に興味深々の様子でした。

ホシノさんは何でも知ってるんですね。

「何でもじゃないよ。知ってることだけ。」とか、どこぞの委員長との会話みたいなことは、残念ながらありませんでしたw

普通のお宅の蔵にある装飾なので、自由に敷地に入る訳にもいきません。

槇さんが双眼鏡を貸してくれたので、離れた場所でも鏝絵をじっくり観察できました。ここに訪れる際は、絶対に双眼鏡を持参されることをお奨めします。

駐車場にあった東屋の中で入手した、案内のパンフレットを眺めつつ住宅街を歩きます。

油絵のように平面のものだけかと思ったら、このような立体的な造形をしたものもあります。

針金を芯にして、漆喰を盛ったものだと思われます。ということは、比較的新しいものなのでしょうか。

どうやって造られたのだろう?素材は何だろう?と考えながら眺めて、まるで美術館めぐりのように楽しい散策となりました。

歩いていると、すごく立派な門構えの家が沢山見られました。栄えた商家の集落とは、ちょっと違う雰囲気です。

ホシノさん曰く、路地の構造や水路の巡り方から推測するに、ここは勢力のある武家の集落だったのではないかとの事でした。

そう考えられる根拠を、ひとつひとつ説明されがら駐車場に戻ります。そういわれて見てみると、倉吉と同じように防衛を考えた城のような構造をしているのがわかります。

どんな有力者が、この土地にいたのでしょうか? 調べてみたらすごい人物が浮かび上がってくるかもしれませんね。

このように、今回の旅でのホシノさんによる”味付け”は、とても影響の大きなものでした。

何も知識が無ければ、ただ通り過ぎてしまったものがキラキラの宝物に変わります。

倉吉の行政も、これと同様のことが一般の観光客向けに提供できれば、より観光地としての魅力を有することができるのではないでしょうか。

とにもかくにも、槇さんのおかげで有意義な時間を過ごすことができました。

槇さんプロデュースによる、芸術の旅はまだまだ続きますよ。

続く。

関連したホシノさんのブログは⇒こちらと、こちら

槇さんの倉吉ライフを綴ったブログは⇒こちら

 

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新春の宴

2017年04月10日 05時00分00秒 | 武術

尊敬する豊松会の佐藤師兄、少林拳同盟会の川口師兄と、新春の酒宴を楽しみました。

お二人とも私なんぞと比べて、拳歴、実力が格上なのにも関わらず、同列として扱ってくれるので誠に恐縮です。

両師兄の評価に恥じぬよう、練功せねばと思わされます。

この日は、タイ料理で乾杯です。

エスニック料理での宴会は初めてだったのですが、甘すっぱ辛いタイ料理がお酒に合う、合う!!

普段は苦手なビールもスイスイ入ってしまうので、後に強烈な酔いに襲われて倒れそうになりましたw (^_^;)

こんなに楽しい時間が過ごせたのも、武術を学んでいる恩恵の一つです。

体を鍛えるだけではなく、様々な人との出会いが心を成長させてくれるのです。

いや~武術って、本当にいいものですね!

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練習日程更新 6月分を追加しました。

2017年04月09日 14時09分49秒 | 練習日程

詳細は、ホームページの練習日程でご確認下さい。⇒こちら

そろそろ、ホームページもリニューアルしたいなと思うのですが、春の新体制で急事が忙しいし、パソコンのスキルがないので一日作業になってしまう事が確実だし・・・で、全く着手できないでおります。(^_^;)

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ホシノさんと行く!倉吉探訪その16 大山と新たな出会い

2017年04月05日 05時00分00秒 | 雑記

三朝温泉での夜が明けました。

ほぼ完成したM3リー中戦車(上部砲塔に銃座がないからグラントかな?)を眺めて、満足げなホシノさんです。

昨晩もブルーベリー酒&はちみつ酒をちびちびやりながら、模型作りを楽しんでいたのです。

「やっと、一輌完成ですわ。本当は一日一輌ずつ作る予定やったのに・・・w」

確かに、模型セットを入れた籠には4輌分の戦車プラモが入っていました。集中して作れば結構はやく組み上がるものなんですねぇ。まあ、プラモ作りに集中できないくらい、二人で過ごす時間が退屈でなかったということで・・・w

このM3中戦車は、急造ながらも初期には大活躍した戦車だそうです。しかし、もっと性能の良い戦車が開発されると、すぐに旧型扱いされて『7人兄弟の棺桶』などと言われてしまうようになってしまったとか。

ガルパンの作中において、個人的にはウサギさんチームが好きなので、このM3中戦車の無骨さもけっこうお気に入りだったりします。

ネットゲームのWOTをやっていたときは、最弱と呼ばれたM3中戦車をわざわざ使用して遊んでいましたw

顔を洗って、豪華な朝ごはんです。どれも上品な味と量で、朝は食の細い私でも完食することができました。

真ん中の箱は湯豆腐が入っています。温泉のお湯を使用しているとか。

「まぁ、湯豆腐は出るやろうなと思ってましたわ。」とは、ホシノさんですが・・・何か理由があるのかしらん?

ゆっくりと食事を楽しみ、宿を発つ前に1枚パチリ。とても居心地の良い宿でしたが、段差が多い造りだったので、年配の方は苦労されるかも知れません。宿泊の際はエレベーターの有無を確認した方が良いでしょう。

丸見え露天風呂のあった橋の上です。かつて、この辺りで「イヨマンテの夜」が熱唱されたそうです。

そんな過去など無かったのごとく、朝の空気は澄んでいて、川のせせらぎがとても心地よかったです。

このまま、のんびりともう一晩宿泊したい気持ちにさせられます。一泊なんて勿体ない場所です。

とても名残惜しかったのですが、三朝温泉を後に今日の予定である大山に向かう事としました。

大山に向かう途中、「ちょっと、地図を確認しますわ。」とコンビニに寄りました。

カーナビを見ても、いまひとつ道がわかりにくかったようです。

「久しぶりに来たいうのもありますが、この辺の道はどうもわかりにくいんですわ・・・。」と、ホシノさんも困り顔です。

自分も、少しでも助けになればと道路上の標識を探しながら乗っていたのですが、そもそも標識が無いのです。

観光地のわりに、なんだかなぁ~?というのを、ここでも感じてしまいました。

なんとかルートの確認がとれ、しばらく峠道を走ると、目の前に大山が見えてきました。

大山と書いて「だいせん」と読みます。ガイドブックで確認するまでは「たいざん」と読んでいましたよw

まるで屏風のように広がっていて、雄々しい姿です。山頂の両端には山小屋があって、横に縦走登山することが可能なのだそうです。ぜひ一度、登ってみたいものです。

ここでは、見通しの悪い峠道のカーブをバックしてくる車に遭遇しました。ハザードを点けるわけでもなく、ゆっくりと下がってきていたので、一瞬何が起きているのか理解できず大そう脅かされました。

見ると老夫婦が乗っていて、写真を撮るために景色の良い場所を探している様子でした。

ホシノさんがゆったりと運転してくれていたから回避できましたが、コーナーを攻めるようなスピードのある運転をしていたら、追突していたかも知れません。

高齢者の運転による事故が多く報道されていますが、なるほど。と思わされる出来事でした。

一言注意してやろうかと二~三歩踏み出したのですが、「まぁ、ええじゃないですか。」と目の前の雄大な大山と向き合うホシノさんに止めれて、なんだか自分ばかりがあくせくしているようで表現し難い気持ちでした。

東京生まれ東京育ちの私と、ここ鳥取では流れる時間の感覚か何かが違うようです・・・。

記念写真にも、ヤレヤレみたいな感じが出てしまっていますね。(^_^;)

「あ、道を間違えてしまったわ・・・。」と、ナビを確認しながらホシノさんが苦々しげに呟きました。

混雑を避けるため、あまり通らないルートを選択したのが災いして、だいぶ遠回りのルートになってしまったようです。

ですが幸運なことに、その途中で気持ち良いくらいにひらけた場所に出ることができました。広大な平野にまっすぐ伸びる道、その先には大山です。

さっきまでのザワザワした感情が、吹き飛んでしまうくらいの気持ち良さです!

この気持ち良さは、どこかの景色に似ているなぁ~・・・と考えてみると、北海道の景色に似ていると思い当たりました。

中国には世界を表現する言葉として、天・地・人という言葉があります。まさに、青い空、広大な大地、そして自分という世界がそこにありました。

この場所はホシノさんにとっても嬉しい誤算だったようで、ひとしきり感激している様子でした。

穴場発見!ですね。

途中、車を安全に停められる路肩に寄せて大山を眺めます。やっぱり登ってみたいな~。

小さいながら野菜の即売所もありました。

奥では観葉植物も売られており、植物にも興味があるホシノさんは購入しようかどうか迷っていました。

いろいろ話を聞いてみましたが、植物が部屋にあることで様々な恩恵が得られるそうです。

ガサツな私でも、サボテンくらいなら育てられるかな?w

「どの角度から見ても、大山は画になりますな~!」と、終始ご機嫌なホシノさんです。

今は横に広がった扇状ですが、場所を変えるとまた違った姿を見ることができるのだそうです。楽しみですね。

「やはり、鳥取に来たら大山は欠かせません!」と、熱心に写真を撮りながらホシノさんは断言するのでした。

確かに、大山は絶対に見るべきところでしょう。私もとても気に入りました!(*^^)v

それからしばらく走って、大山を望める展望台に到着しました。

土曜日ということで、既に他の観光客も沢山来ており、ぎりぎり駐車するスペースを確保することができました。

駐車場を見渡してみると、大型バスを停められるスペースは一台分で、一般客だけでも混雑しているのに観光シーズンになったら駐車スペースが足りるのかな?と思ってしまいました。

さらに近づいてみる大山は、岩肌も確認できるほどです。意外にも、わりと脆そうな感じがします。

周りの人の話では、以前は岩登りもできたようですが、転落事故により今は禁止されてしまったそうです。

手前の岩側に登山コースがあるらしいとの事でしたが、落石が怖い危険なコースだなという印象です。

そんなこんなで見晴の良い場所で大山を眺めていたら、ホシノさんが「おお、槇さんじゃないですか!」と声をあげました。

見ると、ちょうど我々の近くに停まった車から、男性が降りてくるところでした。

以前のホシノさんのブログで、大洗を同道したことのある槇さんの登場です!

ものまね番組で、芸人の後ろから本物が登場したときのような驚きの出会いでした。

この先、旅はどうなるのか?!

続く。

ホシノさんとリンクした記事は⇒こちらと、こちら

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はじめての冬山、八ヶ岳。わお!の5 まずは夏沢峠を目指して

2017年04月02日 05時00分00秒 | 山登り

長い夜が明けました。

山では5時くらいから出発する人がおり、夜中にガサゴソと準備する音と、人が動く気配で目が覚めてしまいます。

(夜明け前に出発する場合は、寝る前に荷物をまとめて退出するだけの状態にしておくことがマナーです。)

そうでなくとも、家のように熟睡できるわけでもないので、夜中に何度か目を覚ますこともあり、山小屋で気持ち良く熟睡できたということはまずありません。

うつらうつらと寝て、起きてを繰り返しながら、それでも夕食時の酒のおかげで10時間近く横になって休むことができました。

朝食前にご来光を見に行くという人がいたので、自分も少し外に出てみました。

昨日と同じ強風が吹く荒れる中、日の出を待つ人々のシルエットが見えます。向こうまで行けば朝日で赤く染まった稜線を見ることができたのでしょうが、朝食をとるついでに軽装のまま外に出たものですから、容赦なく体温が奪われます。

とても耐えられない寒さでしたので、踵を返して小屋に戻ることにします。

吹雪、吹雪、氷の世界です。時刻は6時前くらい、空にはまだ星の光が残っていました。

朝食は佃煮が主で、納豆に味噌汁、炊き立てのご飯です。

なによりも温かさが、ごちそうです。残さず、美味しくいただきました。

食後に談話室でお湯を沸かし、保温ポットに入れます。

水筒は凍ってしまうので持ってこない人もいるそうですが、小屋ではバケツに入れられた水を柄杓で汲んで、手洗いや飲み水にしていました。自分用の清潔な水を確保できたので、水筒を持ってきて良かったと思います。

背後にはすでに準備を済ませた人が、次々と出発して行きます。

我々の今日の行動予定時間は4時間なので、のんびり出発しようという事で写真のようにダラダラしています。

それから一時間くらいしてようやく出発です。(ちょっと、のんびりし過ぎましたw)

居室のテレビで、日本アルプスを縦断するトレイルランニングのビデオを流していたので、ついつい見入ってしまったのです。

時刻は7時半くらい。すでに、我々が昨日登った東天狗岳の山頂に立つ人影が見えます。

昨日通過した箕冠山の分岐まで戻り、夏沢峠を目指して進みます。

途中、今日の目標地点である硫黄岳を望める、ひらけた場所に出ました。右奥に見えるのが八ヶ岳の最高峰、赤岳です。

「おお~、これが冬山の景色だよ~!」と先輩も大喜びで、美しい景色を撮影していました。

本当に気持ちの良い場所でした。

夏沢峠が見えてきました。先に見える硫黄岳が、なんとも美しい!

夏沢峠には、二軒の山小屋があります。

左に見えるやまびこ荘は、モモンガの棲家になっていて、シーズン中には間近で観察できるのだそうです。

冬季は二つの小屋は休業しています。

外には風力発電機が設置されています。

100人規模の団体が宿泊できる、ヒュッテ夏沢の施設なのかな?

今は休業中のためか、羽が外されたものが殆どです。

ここから写真に左方向に進めば、オーレン小屋まで戻ることができます。

小屋の前で、記念撮影です。

天気も快晴で、風も穏やかです。最高の登山日和!

いよいよ、ここから硫黄岳に登りますよ。

続く。

 

 

 

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ブログ閉鎖のお知らせ

2017年04月01日 06時08分15秒 | 雑記

諸事情により、当ブログを継続することが困難となり、残念ながら閉鎖をすることにしました。

これまでのご愛読、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

な~んちゃって、エイプリルフーフの嘘です。

更新が遅れていますが、のろのろ進めていきますので、よろしくお願いします。(*^^)v

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はじめての冬山、八ヶ岳。わお!の4 西天狗~根石岳山荘での夕食

2017年03月29日 05時00分00秒 | 山登り

東天狗岳から、西天狗岳を目指します。無雪期はジグザグに登山道が伸びているのですが、雪のおかげで真っ直ぐ近道ができてしまいます。(その分、傾斜がきつくなるのですが。)

写真の右上に映っているのは、カメラのストラップです。風が強いので、避けたつもりでも、シャッターを下ろす瞬間に写り込んでしまうのです。

今回の登山では、防水仕様のNikon COOLPIX W100を使用しています。

以前から雨天でも撮影できるデジカメが欲しかったので、この雪山登山のために思い切って購入しちゃいました。

スキューバダイビングをしながら撮影する事を想定されているので、グローブをしていても操作ボタンが押しやすい反面、うっかりボタンに触れてしまう誤作動が多く、カバンにしまっているうちに電源が入ってしまいバッテリー切れをしてしまった事もありました。

子供でも簡単!という売り文句の通り、大人使いではイマイチなカメラだと思います。

まぁ、他のメーカーのカメラと比べてお手頃価格なので、しょうがないですね・・・。

道中で根石岳山荘の方向を振り返ります。

左手前が根石岳、お尻の割れ目みたいな場所に根石岳山荘、小屋の先に幅広に見えるのが硫黄岳、そこから右に流れて横岳、赤岳と続きます。

2016年の秋には赤岳~渋の湯までの縦走を行いました。その行程を振り返る景色です。

ここまでの距離を、およそ一日半で踏破したのですから、我ながら良く歩いたものです。(^_^;)

無雪期のコースタイムでは20分ですが、半分の10分程度で西天狗岳の山頂に到着です。

思いのほかスムーズに来てしまったので、先輩も「予想より、あっけなかったね。」と笑っていました。

めげずに登ってきてよかった!

ひとしきり景色を楽しみ、小屋へと戻って行きます。

緑の季節とは全く違う八ヶ岳の表情は、いつまで眺めていても飽きません。 

ただ、寒くて体力的に限界なのですw

根石岳と東天狗の間には、白砂新道の分岐があります。

この先に、山上の露天風呂がある本沢温泉があるのですが、積雪期は通行禁止となっていました。

広い斜面が広がっていて、雪崩の危険があるためでしょう。

白砂の名前のとおり、足元の岩は白色をしています。

白い地面と、白い雪のコントラストが綺麗です。

自然の彫刻は、触れると簡単に崩れてしまう繊細なものです。今、この一瞬でしか見られない美しさなのでしょう。

寒いので長居はできませんがw

小屋の前まで戻ってきました。

両側に杭が立ってあるのは、杭の中が高山植物の群生地だからです。夏にはコマクサがみられるそうです。

強風のため、杭に雪が横向きに積もっています。

写真の右から、左に向かって風が叩きつけてきます。こんなの初めてみました。

山の風景は、実際に訪れてこそ五感で感じる感動があります。益々、山にハマってしまいそうです。

小屋に戻って一息ついたころに、夕食となりました。

根石岳山荘は硫黄岳山荘グループの小屋です。このグループの小屋は、食事が豪華で美味しいと評判の小屋なのです。

この日は、メインのさばみそとハンバーグの他に、

チキンのトマト煮、豚南蛮、自家製野菜と味噌を使用した味噌汁と、山小屋とは思えないほどの品揃えです。

ごはんと味噌汁は、おかわり自由というのもありがたいです。

更に、この日が誕生日という方から日本酒の振る舞いがあり、豪華な食事に花を添えていただきました。

本当に満足の夕食でした!

食後は談話室のストーブの真横に陣取りくつろぐつもりでしたが、あまりの冷え込みにストーブの温かさを全く感じません。

雪山に慣れた人達は、小屋で過ごすようにダウンのジャケットとズボン等、しっかりとした防寒着を用意されていました。

いやはや、雪山の小屋がここまで寒いとは・・・これも実際に来てみないとわからないものです。(ToT)

夕食時の振る舞い酒(おちょこ一杯程度)が良い感じに回っていたので、消灯時間の8時半まえに布団にもぐり込んで寝てしまう事にしました。

その方が寒さがしのげますし、他人のいびきで寝付けないということも回避できるからです。(山小屋での夜は、先に寝たもの勝ちです。)野外用のジャケットを着たまま、アイマスクと耳栓をして重ね掛けの布団に横になりました。

明日は、硫黄岳に登る予定です。しっかり寝て、体力を回復させておきましょう。

続く。

 

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ホシノさんと行く!倉吉探訪その15 三朝温泉とイヨマンテの夜

2017年03月26日 05時00分00秒 | 雑記

CKPとの激闘を制し、満身創痍で次に向かったのは山徳山三佛寺投入堂(さんとくざん、さんぶつじ、なげいれどう)です。

この写真では、まったく見えませんね・・・。(>_<)

名前のとおり、切り立った崖にへばりつく様にお堂が建てられており、まるで投げ入れられたようなのでそう呼ばれているそうです。平安時代の後期に建造されたということは解明されたそうですが、どうやって建造したのかは未だ謎のままなのだそうです。

三徳山三佛寺のHP⇒こちら

お堂の中には入れませんが、近くまでは険しい山道を登って行くことができ、毎年参拝中の事故がおきるほど危険なルートのため単独での入山が禁止されているのだそうです。

<現在は震災の影響で、全面立ち入り禁止となっています。>

投入堂が遠目にみえる場所には、専用の望遠鏡が設置されていました。倍率が低くイマイチでしたが、お堂の姿を確認できます。

角度が固定されているので、ご覧のように少し窮屈な姿勢になります。それでもホシノさんは「お~見えますな!」と、久しぶりに見る投入堂を楽しんでいました。

震災がなく、投入堂への参拝が可能な時期であったならば、間違いなくホシノさんと一緒に参拝をしていたことでしょう。

非常に残念です。

ひとしきり投入堂を楽しんだ後は、いよいよ今夜の宿である三朝温泉にやってきました。

本日の宿は橋津屋という温泉宿です。最近リニューアルされたばかりで、お得な記念セールをやっていたのでこの宿にしました。

以前は格安なホテルグループの宿があったそうですが、現在は撤退しており宿泊料金は全体的に高めなので、お得に宿泊できたのは幸運でした。

まずは、ロビーでお出迎えです。

ゆず餅と、とうがらし入りしいたけ茶です。お茶というよりはスープでしたが、投入堂見学で冷えた体がポっと温まるのがわかりました。ありがたいおもてなしです。

また、この日は宿泊客にアイスクリームか、夕食時に甘海老のサービスがあるとの事で、ホシノさんはアイスを。私は甘海老をいただくことにしました。

宿泊の手続きを終え、部屋へと案内されます。

限定二組の格安プランということで、どんな部屋かと思っていましたが、部屋の場所が共用トイレの目の前というだけで

中はご覧の通り、十分な内容の部屋でした。ホシノさんも「なかなか、ええじゃないですか!」と納得してもらえた様子。

二日目もず~っと車の運転とガイドをしてもらっているので、お疲れの事と思います。ゆっくり寛いでいただきたいものです。

でも、そこはホシノさん。

ええ感じの宿ですな~♪と、中の様子を撮影していたりw

そのまま、温泉街の散策にでかけました。日が暮れて寒さを強く感じます。

千と千尋の神隠しに出てきそうな、いかにもな温泉宿ですね。

こちらにも、いつか宿泊してみたいものです。営業はしてるのかな?

宿のすぐ側には足湯のある広場と、薬師如来を祭ったお堂がありました。

こちらの温泉は入るだけでなく、飲むこともできるそうなので、薬として珍重されたことでしょう。

ためしに少し飲んでみましたが、なんとも表現のし難い味でしたw

ホシノさんは、お堂の中に祭られている仏像をみて「これは〇〇時代の物で、彫りの流れは何処そこで・・・」と、仏教美術を学んでいた本領発揮で解説をしてくれました。

仏像が造られ、この地に安置され、紆余曲折があって現在にいたるまでを想像すると、膨大な時の流れと、その中で生きていた人の息吹を感じられるようです。

このままいつまでも佇んでいたい、そんなふうに思ってしまいます。

クネクネと曲がりくねった温泉街には、レトロな雰囲気の遊技場もありました。

昔ながらのパチンコや、輪投げなどが遊べるようです。

ちょっと興味があったのですが、ちょうど中に沢山の観光客がいたので入らずにおきました。

外から見た時に中国人かな?と思ったのですが、日本人のようでしたw

やはり、アジア人は見た目だけではわからないものですね。(^_^;)

宿の裏を流れる、河原に下りてみました。

橋の手前側は昔ながらの古い温泉街で、奥に見えるのが新しい温泉街です。

新しいエリアの方には、大きくて立派な建物が軒を連ねます。

ツアーで来ている団体客は、だいたい新しい方で宿泊をするそうです。

確かに、旧温泉街の方は数人のグループをみかけるばかりで、全体的に静かな印象でした。

旧温泉街寄りの河川敷きには、無料で入れる露店温泉があります。手前は足湯です。

ホシノさんに「入ったらどうです?w」と促されましたが、ご覧のように丸見えなので小心者の私には入れませんでしたw

こんなに解放感溢れる露店風呂に入ったら、どんなに気持ち良い事でしょう!

実際、あまりの心地よさに感極まり、全裸のままで橋の上に駆け上がり、大声で『イヨマンテの夜』を熱唱した人がいたそうです。魂の叫びとでも呼ぶべきでしょうか?

私の知人のブログでも、そのような人が登場したように思います。世間には、そういう人が多いみたいですね・・・www

橋のたもとで、たたずむ私です。

水の流れに己の人生をみていた・・・わけではなく、向こうの岩までジャンプして行けるかな?とか思っていました。

子供の時分なら、忍者ごっことか言って飛び込んでいたでしょう。で、そのあと戻ってこられなくなって泣くんですw

観光案内所のある方に来ました。隣接して公衆浴場があり、地元の人らしき方がみられました。

毎日、ここの温泉に浸かっていれば、健康間違いなしでしょう。

案内所の中に置かれている、ご当地キャラです。

湯けむり怪獣、ミササラドンだそうです。

三朝温泉は高濃度ラドンを含むラジウム温泉なのだそうで、この名前がつけられたのでしょう。

ホシノさんに「おかあきさん、みたいですねw」と笑われてしまいましたが、ホシノさんには私はこんなふうに映って見えるのでしょうか。

日頃から武術で体を鍛えているというのに、こんなズングリムックリに見えるとは・・・

似てますねw ちくしょう!www

散策を終えて宿に戻ると、各々で入浴を楽しみ、お楽しみの夕食となりました。

間違いなく、今回の旅行の予定で一番豪華な食事です。

海の幸を中心に、様々な料理が並びます。

右上にあるのが、特典でついた甘海老です。

ぷりぷりで、濃厚な甘さの美味しい海老でした。安い居酒屋の甘海老が食べられなくなりそうです。

鳥取県の冬の味覚、カニもあります。

カニは身を取り出すのに手間がかかるので、これくらいで十分に感じます。むき身ならば山盛り食べたいところですがw

昼間の飛鳥で食べたのとはまた違う、美味しい和食を堪能させたいただきました。

まさに、至福の一時!(*^^)v

「ほ~、これは良いですな!」と、ホシノさんにも満足してもらえたようです。

セクシーなカニのおみ足を、熱心に激写しておられましたw

食後は、離れにある大浴場を楽しみました。

宿にある温泉は3人も入ればいっぱいなので、やはり思いっきり足を伸ばして入りたいものです。

小さい露天風呂もありましたが、すぐ近くに車が駐車していたらしく、アイドリングの排気ガスで気分が悪くなったので早々に退散しました。(>_<)

露店風呂が道路に面している造りなのでしょうか?関係者が敷地内に停めていたのだとすれば、配慮が足りませんね。

離れの湯までは、宿から50メートルくらいです。赤っぽい看板が橋津屋です。

外はすっかり冷え込んでいましたが、温泉のおかげで体がぽかぽかして、ちょうど良い夕涼みとなりました。

ラジウム温泉というのは、特に体が温まる泉質のようです。

その後は、部屋でお酒を楽しみつつ、ホシノさんとの会話を楽しみました。

いつしか夜もふけ、三朝温泉の夜は過ぎゆくのでした・・・。

 

それでは、最後に平和な三朝温泉に響き渡ったという、名曲『イヨマンテの夜』をお聞きいただきたいと思います。

続く。

ホシノさんとリンクした記事は⇒こちら

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はじめての冬山、八ヶ岳。わお!の3 根石岳~東天狗岳

2017年03月23日 05時00分00秒 | 山登り

根石岳山荘を出て、天狗岳に向かいます。

山頂付近の岩には、強風で吹き付けられて固まった雪が張り付いていました。自然のアート作品です。

強風に飛ばされそうになりながら、小屋の目の急斜面を登ると根石岳山頂です。ものの10分とかかりません。

見下ろせば、根石岳山荘が見えます。山肌にへばりつくように建っているのがわかりますね。

天狗岳へはストックではなく、夏沢鉱泉でレンタルをしたピッケルを使用しています。

固い雪にもしっかりと突き刺さり、身体を支えるだけでなく、まんがいち滑落したした時にはブレーキとして使用できる、雪山での必需品です。

ただし、金属でできているので、外気に冷やされて氷のように冷たくなってしまって、手が凍えて困りました。

山頂から少し降りるように進み、天狗岳に向かいます。

すぐ左側は崖なので、滑落したら下まで落下してしまうでしょう。景色に見惚れている暇はありません。

正面に見えているのが東天狗、左の丸いのが西天狗です。

東天狗の山頂の手前は、切り立った崖の上にある狭い足場を歩いていきます。

今回の登山で、一番危険な場所でした。

横を見ると、雪の風紋が出来ていました。風が無ければ見惚れていたい風景ですが、絶えず強風に煽られているので、ゆっくりとなんかしていられませんw

まるで、空に向かって登っているようです。冒険心がくすぐられて、怖いのにワクワクしていました。

足元の雪にアイゼンの爪を突き刺すように、一歩一歩進んでいきます。風と、雪を踏む音と、自分の呼吸だけしか聞こえない世界です。

東天狗山頂に到着しました。背後に見えるのが西天狗です。

露出しているほっぺたが、痛いくらいの冷たい風が吹いています。指先もキンキンに冷えていて、正直泣きたい思いでしが無理をして笑っている状況です。

先輩は顔を覆えるマフラーと雪山用のゴーグルを着用しているので大丈夫だったのですが、私はしっかり雪焼けをして真っ赤な顔になってしまいました。しもやけにならなかっただけ、マシなのでしょう。(^_^;)

東天狗から北に向かうと、秘境の湯である渋の湯温泉郷に行く事もできますし、そのまま北部の八ヶ岳を縦走することもできます。秋ぐらいに、ガッツリと八ヶ岳大縦走なんてしてみたいものです。

見渡すと、上は雪で真っ白なのに、下界の方では緑が青く見えるので、神々の世界と人間の世界で境界線があるようです。

こちらは、西天狗岳方面の景色です。真ん中にポツンと登っている人が見えるのですが、写真ではイマイチわかりにくいですね・・・。

当初の予定では、風が強いので東天狗だけにしようという事でしたが、やはり山頂を見てしまうと到達したいという欲が出てきます。

だって、天から光が降り注いで、山頂が呼んでいるように見えるじゃありませんか?

地図では往復で40分ほどなので大丈夫かな~?という思いもありましたが、先輩の「行こう!」という言葉に背中を押されて、西天狗へと向かうのでした・・・。

続く。

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ホシノさんと行く!倉吉探訪番外編 ひなビタ♪グルメの考察

2017年03月20日 05時00分00秒 | 雑記

聖地巡礼の楽しみの一つと言えば、ご当地グルメの食べ歩きでしょう。

その中でも、作品にちなんだコラボメニューは必食の一品です。

倉吉ではダイアナのちくわパフェをはじめ、ちくわぜんざい、ちくわソフト、ちくわパン、ちくわバーガー、ちくわピザ、ちくわ春巻きなどがあり(イベント限定の品物もあるようです。)、正直なところ「とりあえず、ちくわを入れときゃ良いんでしょ?」といった安易な感じがしないでもありません・・・。

ダイアナが成功したのは、パフェにちくわを使用したからではなく、ひなビタ♪の中のちくわパフェを再現したからではないでしょうか。

で、あるならば、食べ物のメニューもちくわを乱発するばかりではなく、作品の中にある食べ物を再現する方が話題になりますし、ひなビタ♪ファンも喜んでくれると思うのですよ。

楽曲のひとつ、『ホーンテッド★メイドランチ』には、曲中に様々なメニューが登場します。

白壁土蔵群には、洋食店や喫茶店が沢山あります。作品のイメージに近いひなビタ♪メニューを提供することで、ダイアナのような集客を望めるのでは?と思います。

もし、私がオーナーでメニューを再現するとしたら、

◎背筋も凍る オムライス  

アイスクリームをクレープ生地で包み、チョコレートとクランベリーのソースで彩る。まわりを果物、生クリームで飾る。

★鳥取には牧場があり、美味しい乳製品が沢山あります。フローズンヨーグルトでつくっても美味しそう。

 

◎得体の知れぬ 闇ピラフ

 醤油の老舗、桑田醤油を使用した焼き飯。色味を出すなら、たまり醤油か?

★具材は鳥取の海鮮を使用して、シーフードピラフにしたらどうだろうか。

 

◎見たこともない 裏パスタ

牛骨ラーメンのスープをアレンジして、”まぜそば”みたいなパスタに仕上げる。

★梅蘭の焼きそばのように卵で表面を覆ってしまい、割ると裏にパスタが見える・・・というのは難しいか。

 

◎身の毛もよだつ 謎ケーキ

恐ろしさに震えたり、ぞっとする様が”身の毛もよだつ”なのだそうで、冷たいアイスケーキにしたらイメージに合うのかな?

酸味の強いフルーツケーキというのもありだろう。

★いっそ、鳥取のらっきょうをケーキにしてみるというのはどうか?グラッセにしたら、食材が何かわからず”謎ケーキ”になる。

 

◎泣く子も黙る ピザカレー

上にピザの具材をのせた焼きカレー。チーズはたっぷり!

★鳥取では、ご当地グルメの一品としてカレーを推しています。トビウオの出汁を加えた、アゴカレーというものもあるそうです。

 

◎うらうらめしや まめもやし   おもてのめしや もやしやま

山盛りのもやしを使用した料理。

★そのまんま

 

◎ おもてのめしや モロヘイヤ

モロヘイヤを使用した料理。モロヘイヤをスムージーに仕立てても良いかも。

★スムージーにするなら、特産の梨と組み合わせたい。

 

と、いったところでしょうか。どれも鳥取の特産物を使用した、実現可能なメニューだと思うのです。 

もし、この中の一つでも実現してもらえたら・・・

「とっても、とっても、嬉しいです!」

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はじめての冬山、八ヶ岳。わお!の2 根石岳山荘

2017年03月18日 05時00分00秒 | 山登り

オーレン小屋から、更に先へ進みます。

時折、木の枝に積もった雪が落ちてくるので、フードのある上着が重宝します。

低山歩きではフードの必要性をあまり感じませんでしたが、登る山のレベルが上がってくるとウエアの機能性を実感できるようになってきますね。

一時間ほど歩いて、箕冠山(みかぶりやま)に到着です。

とはいえ、ご覧のように道標が雪に埋もれていて、ここが箕冠山だとはなかなか気づきませんでした。

この感じだと、積雪は1m半くらいはあるようです。

雪が無い時は木の根や岩があってゴツゴツしていた地面も、雪のおかげでフラットになり、クッションが効いていて意外にも歩きやすいです。冬の八ヶ岳は初心者向きという評判も納得です。

ありがたいことに天気も快晴で、本当に気持ち良い登山日和です。

アイゼンを履いているので歩き難さを考慮して、先輩が歩くペースをゆっくりめにして先導してくれているので、あまり汗をかかずに楽しんで歩くことができました。

『八ヶ岳』は、そういう単体の山があるわけではなく、沢山の山が集まったエリアのことを総称して八ヶ岳と呼びます。

今回はその中で、天狗岳(てんぐだけ)と硫黄岳(いおうだけ)という山に登る予定です。

箕冠山からしばらく行くと木々が途切れ、途端に風が吹き荒れる場所にでました。

山用語でコルと呼ばれる、スプーンでえぐったような地形で強く風が吹き抜ける場所とされています。

これまでは前の登山者の足跡を辿っていれば良かったのですが、この場所は強風で足跡が消されてルートを辿れなくなってしまい、時折柔らかい深雪に膝まで埋まってしまいました。

なるほど、上級者向けの冬山になると、こういう場所を地図やコンパスを頼りに進まなくてはいけなくなるのですね。

先程まではお気楽ムードで余裕をかましていたのですが、ここにきて急に冬山が怖いという事を思い出してしまいました。

ありがたいことに、直ぐ近くに山小屋が見える場所だったので、記念写真を撮る余裕がありました。

背後に見えるのが根石岳(ねいしだけ)です。

その先に天狗岳があり、天狗岳の山頂を越えるまでが強風地帯になっているので注意が必要です。

こちらは、明日に登る予定の硫黄岳方面です。冷たく澄みとおった空気感が、何とも言えません。

”冬山にハマる”という感覚がよくわかります。

木々の向こうにチラっと見えるのが、今日宿泊する予定の根石岳山荘です。

吹き飛ばされそうな体をストックで支えつつ、なんとか小屋までたどり着きました。

こんな風の強い場所に、よくこんな建物を建てたものだと感心せずにはおれません。

これだけ強風が吹く場所だからこそ雪が積もらず、雪崩で小屋が倒壊する危険もないのだそうです。

物資の輸送はヘリで行うと思うのですが、これではヘリが近づけないのではないかと思います。そうなると人力で上げることになるわけで・・・山小屋ってありがたいですね。

建物は休館と新館に分かれており、受付は休館になります。

節電のためか薄暗く、スタッフはヘッドランプを着用して応対していました。薪ストーブが焚かれていましたが、室内はかなり寒いです。

食事時間には、この右手の場所にテーブルを並べて、食事をすることになります。

今回は新館の客室に案内されました。

広間には、すでにびっしりと布団が並べられていて、スタッフに指定された場所を自分のスペースとして使用します。今回は一人一枚の布団で寝ることができましたが、ハイシーズンには一枚の布団を二人で利用することになります。

トイレは新館にしかないので、旧館の人は一度外に出てこちらまで来なければなりません。新館で良かった♪

窓からの景色も良い眺めです。こちらは最初に登ってきた桜平方面です。

こちらが天狗岳方面です。一番高く見える場所が、天狗岳の山頂です。

ここで折り畳み式の軽量ザックに必要最低限の荷物を入れて、身軽にしてから天狗岳を目指して出発です!

続く。

 

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