失われた時を求めて

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はじめてのシャープペンシル 「ジーンズ・ペッカー」

2006-03-04 19:53:02 | 懐かしのもの・風景
 「シャープペンシル」は昔は高価な文具でした。
今は「シャーペン」と呼ばれ、替芯は「シャー芯」などと略されていますが、昔は「シャープペンシル」と略さずに呼ばれていました。今では小学生でも2~3本は持っていたりしますが、昔は最低でも数百円で、万年筆などと並んで文具店のショー・ウィンドウに飾られていましたねぇ。

 私が初めてシャープペンシルを買ってもらったのは、小学校5年生の頃。それまでもなんとなく「欲しい」とは思っていましたが、どうしても欲しくて仕方がないシャープペンシルが登場しました。それは三菱「ジーンズ・ペッカー」!
 横ノック式の「ペッカー」のシリーズは堺正章さんがイメージキャラクターで、堺さんをキツツキのキャラクターにしたイラストがデザインされました。横ノック式だから「キツツキ」のキャラクターなのですね。そのラインナップの中で、つや消し黒のシャープペンシル本体を、デニム生地のケースに入れたものが「ジーンズ・ペッカー」でした。

 当時、子どもの世界にも急速にジーパン(死語^^;)が浸透し、私は何でもデニム生地のものを欲しがっていました。「グルービーケース」や、ポックリのように底が高いサンダルなど、全てデニム生地でした。
そんな私は、かねてから欲しかったシャープペンシルがデニムのケースに入っているのを見て、一目で虜になりました。このデニムのケースにはベージュ色の皮製のベルトが縫い付けてあり、そのベルトに付いているスナップでケースを留めるようになっていて、とにかくカッコよかったです。(この皮ベルトにキツツキのマチャアキがプリントされていました(^o^))
「横ノック式」という、他とは一味違う機構も私が惹かれたポイントでした。

 そして、誕生日だかクリスマスだかのプレゼントとして、これを買ってもらうことができました。それはそれはもう嬉しくて嬉しくて(^o^) しかも、替芯も一緒に買ってもらったのですが、私が選んだのはコーリン鉛筆の「ゴールド芯」でした。これは最強のユニットでした(^o^)

 私の通っていた小学校では、特に「シャープペンシル禁止」という決まりはありませんでした。私は早速、学校に行って自慢しましたよ~。毎日持って歩いたので、初代は1年ほどで壊れてしまいました。そして、同じものをまた買ってもらいました。(たしか、お年玉で買ったような記憶が‥‥。)

 今も売られていたら、確実にまた欲しくなるなぁ‥‥(^^ゞ
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