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懐かしのニューミュージック(24) カントリーガール

2010-05-30 18:39:38 | 音楽:懐かしのニューミュージック
 ある歌を調べていて、興味深いことを知りました。

昭和55('80)年3月21日 発売

 中学3年生の頃、ラジオから頻繁に流れてきて馴染みました。谷山浩子さんの声って、明るいのに憂いがあって、この歌にピッタリだと思います。

 平成になってから、懐かしの歌を探してレンタルCDを借りまくってMDにダビングしていたのですが、この「カントリーガール」はなかなか見つかりませんでした‥‥。谷山さんのベスト盤に収録されていたものは別ver.で、聴き慣れたシングルver.にはしばらく出会えませんでした‥‥(T_T)
アコギのスリーフィンガーが大きくフィーチャーされたアレンジは、このシングルver.だけなんですよネ。



 サビの「キュイーン」という音は何でしょう? とてもキャッチーです。

 物語性の強い歌詞で、田舎の女の子と都会の男の出会いと別れ。純朴な魅力の田舎娘、私は好きだなぁ~。こういう娘さんって、日本ではフィクションの世界にしかいないのでしょうか‥‥。

 アルバムの別ver.は、歌詞が4番まであります。そちらはあまり馴染みが無かったので、大きな勘違いをしていました。
「今すぐ後ろを振り返れ」と言う「ボク」という男が、ずっと彼女のことが好きだった田舎の純朴な少年だと思っていたのですが‥‥。「ボクが書いた あの手紙の言葉を もう一度キミに贈ろう」だってぇ~~!? 7日目に彼女を捨てた男!? この4番の歌詞は聞かない方が良かった‥‥。だからやっぱり、私にとってはこの歌はシングルver.で完結しています。

 「田舎の娘と都会の男」というと、ちょっとシチュエーションは異なりますが、太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」に似ているなぁ‥‥。
谷山さんと太田さんって、縁があるんですよネ。それは次回の記事で(^_-)-☆

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4 コメント

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Unknown (pon)
2010-06-10 00:30:30
解釈が少し違うような気がします。
ここに登場するのは3人
きみ と あいつ と ぼく

あいつは 気障なタバコをくわえる奴
そしてきみを7日で捨てる奴

そしてぼくは奴に手紙の代筆頼まれて
想いを素直に書いた奴

3番までの間に、一人称は使われず、
二人称と三人称で語られて、
でもそれぞれの最後が「好きだよ」で
終わっているところから、
single ver でもその構図が垣間見えていないでしょうか?

でも4番が加わり完成した感じだとおもってました。

私は大好きな歌です。
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そうなんだ! (自由人大佐)
2010-06-10 01:18:08
 モヤモヤしたものが晴れたような気分です。「ボク」というのは、「アイツ」の代筆で手紙を書いたのですか! それは気付きませんでした。
サビではずっと「♪キミの目の中に」と「キミ」に向かって語りかけているので、そこには「一人称」の存在があるハズだとは思っていたんですよネ。4番で「ボク」が登場するまでは、私は谷山さんがカントリーガールに向けて語りかけているのだと思っていました。ありがとうございます。

 記事は既に世の中に晒してしまったので、このままにしておきます。
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谷山浩子のうたって ()
2010-06-13 22:18:26
「夜のブランコ」とか「ごめんね」とか…石川ひとみに提供した「ひとりぼっちのサーカス」とか、毒を含んでたりするんだよねぇ。
「カントリーガール」も、謎めいたものが…。
ポプコン好きなワタシなのに、この人の世界は謎。
結婚したときのインタビューで、魚とか肉はさわれない…と言ってたけど、今もそうなのかしらん。
「土曜日のたまねぎ」のにんじんやポテトはOKなのかなぁ。
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それほど詳しくありません‥‥ (自由人大佐)
2010-06-16 23:53:41
 谷山さんといえば、中島みゆきさんのオールナイトニッポンで山崎ハコさんとともにネタにされていましたネ。

 谷山さんの歌は数曲しか知りませんが、たしかにメルヘンぽいと思って聴いていると、「ん? 何々?」と耳を疑うようなブラックさを感じる瞬間があります。「シビアさを持った理想」、「リアルな夢」といった趣でしょうか。
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