Young Bloods

昭和60年２月１日　発売

　あれからもうじき21年が経とうとしているのか‥‥。

　私は『VISITORS』でMOTOを見失いました。自分が好きだったMOTOのあまりの変化に、戸惑いを隠せませんでした。


　そして、年が明けて届けられたニュー・シングル。内ジャケットに書かれている
「Notice; たとえ近くにいる人にとがめられてもボリュームはMAXにして聴こう。そしておごそかなYoung Blood（若き血潮）をたぎらせて、この曲を一緒に歌おう！」
というキャプションに喜んだ記憶があります。

　レコードに針を落とすと‥‥
美しいストリングスのオブリガードと、激しいドラムス、キレのあるブラス、活きのいいピアノなどにワクワクしました。あぁ、MOTOが帰ってきた！と感じました。

　しばらくするとＴＶでニュー・シングル発売のＣＭが流れるようになり、当時の『JAPOP』という日本版ＭＴＶのような番組でプロモ・ビデオの全貌を見ることができました。
「♪今この想いがキミに響けば」の後のシャウトのシーンに鳥肌が立ちました。

　このプロモは同年の１月４日に、代々木公園で撮影されたものです。ゲリラ的に突然撮影が始まったようで、ギャラリーというかヤジ馬というか、その場にいた人たちが驚き、そして楽しんでいる様子も映っています。（正月らしく振袖の女性も。）

　シータカ（古田たかし）さん、若い！　この頃のThe Heartlandのギターは横内タケさんだったのですネ。

　先日の『The Essential Cafe Bohemia』の入手以来、「Young Bloods (Hello Goodbye version)」ばかりをカラオケ代わりに聴きながら歌っております(^^ゞ