先日の広島方面の旅行で,尾道に立ち寄りました.ここも呉と同様に,長年行きたかった場所でした.
尾道への憧れは,学部で卒論の調査をやっていたときに生じました.調査地である九州への行き方は,九州周遊券を買い,東京駅から夜行大垣行きに乗り,延々と各停を乗り継いで門司にたどり着くというものでした.当時の僕には,お金の節約が重要でした.
尾道はその経路の途中にありました.尾道駅に着くというアナウンスがある頃に,進行方向の右側を見ると,斜面の上まで続く集落が見えました.古い木造家屋が多く,前後の街とは明らかに違う印象的な風景でした.
今回,その集落を歩いて見ることができました.志賀直哉などの多くの文学者が滞在していた場所で,関連する展示も見ました.そこで初めて知ったことは,1943年に作られた日本の短編アニメ映画「くもとちゅうりっぷ」の原作が,尾道の童話作家,横山美智子によって書かれたということです.松本零士は幼少時にこの映画を見て,アニメ作家を志したそうです.
坂を歩きながら,「くもとちゅうりっぷ」に出てくる嵐の情景を思い出してみました.この海に面した斜面が,時として激しい雨や風にさらされ,その後に穏やかな日差しが出てくることが,作品の背景にあると感じました.
How long the storm is gonna to last,
if we're gonna carry on.
(Friends to Go / Paul McCartney)
尾道への憧れは,学部で卒論の調査をやっていたときに生じました.調査地である九州への行き方は,九州周遊券を買い,東京駅から夜行大垣行きに乗り,延々と各停を乗り継いで門司にたどり着くというものでした.当時の僕には,お金の節約が重要でした.
尾道はその経路の途中にありました.尾道駅に着くというアナウンスがある頃に,進行方向の右側を見ると,斜面の上まで続く集落が見えました.古い木造家屋が多く,前後の街とは明らかに違う印象的な風景でした.
今回,その集落を歩いて見ることができました.志賀直哉などの多くの文学者が滞在していた場所で,関連する展示も見ました.そこで初めて知ったことは,1943年に作られた日本の短編アニメ映画「くもとちゅうりっぷ」の原作が,尾道の童話作家,横山美智子によって書かれたということです.松本零士は幼少時にこの映画を見て,アニメ作家を志したそうです.
坂を歩きながら,「くもとちゅうりっぷ」に出てくる嵐の情景を思い出してみました.この海に面した斜面が,時として激しい雨や風にさらされ,その後に穏やかな日差しが出てくることが,作品の背景にあると感じました.
How long the storm is gonna to last,
if we're gonna carry on.
(Friends to Go / Paul McCartney)
尾道と向島を結び渡し船は、かつて1円のものがあり、日本1安い渡し船と言われていました。
その尾道は、映画でもよく登場しますね。しかし、何十年も訪れていません。来年あたり、本州で唯一残っている百名山の大山登山と併せて、センチメンタルジャーニーをしてみたいと思っています。
やはり平坦地(水面も含む)と山が組み合わさった場所がいいですよね.我々はラッキーなのでしょう.
向島と因島にもレンタカーでちょと立ち寄りました.次回の記事は因島と思っていたところです.
ところで尾道と向島の間の海峡,運河みたいに幅が揃っていませんか? ちょっと不思議でした.海運のために,海岸線を人為で平滑にしたとか,ありますでしょうか?
立石公園、いいですね。霧ヶ峰方面の行き帰りに立ち寄ったことがあります。
「海峡とは、陸地が迫って狭くなった水域で狭い通路。水道とは、水の流れる道、船の通り道を意味しているが、その間には本質的な相違はなく海洋情報部でも区別はしていない」
確かに区別は無理そうです.海峡と呼ばれていても,水が流れていて船も通るので,水道とも呼べます.
造船が日本の誇りであった時代がありましたよね.もちろん今も技術は一流でしょうが,マスとしては昔話になりました.
立石公園,ご存じでしたか! 今は子供が遊べる長い滑り台などもありますが,昔は景色だけが目的でした.