Le cheval noir

全然更新できてない…orz

淀観戦記ルメール編~教えて、先生!~

2010年11月16日 21時50分59秒 | Lemaire騎手(Japan)
フランス観戦レポは一時休止して、日本編を書いていきたいと思います。
鉄は熱いうちに打て!

そうそう、WSJSの代表選手が発表されましたね。
フランス代表が3人もいるとわかった時は腰を抜かしそうになりましたよ…
ルメさん、すみにギュイヨン君だと!?

いや、むしろ今年度の単純な成績比較ならギュイヨン君が最も選ばれる可能性が高かったわけですが(仏ダービー制覇、エルメスカップ優勝、獲得賞金順位1位)
バリバリの若手であり、また全く日本とも縁遠かったのでまさか来てくれるとは思いもしませんでした。

ちなみに、ギュイヨンって誰や?と思っている読者の方も多いと思いますが、
うちのブログでは「グイヨン君」としてこちらで登場済みです。
簡単な略歴や顔が知りたいという方は読んでみて下さい。


おっと話がそれましたね。

今回は前編がルメさん編、後半がエリ女編(という名のムーア編)の二本立てになる予定です。
フランスの話も必ず完結させますので、どうかもうしばらくお待ちいただけると嬉しいです。


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2010年シーズン後半最初の土曜は全部で10鞍の騎乗があり、
さっそくメインを含む2勝を挙げたルメさんでしたが、
私が現地観戦した日曜はまさかのたった4鞍。
贅沢な悩みだとはわかっていますが…orz

こうなったら一鞍入魂や!
どうせ全部パドックに出て来るんやし、全力で応援すればいいだけのことやないの~
と自分に言い聞かせ、迎えましたは第3レースの未勝利戦。


ルメさんとは約一ヶ月前のロンシャン&メゾンラフィット以来の再会になるはずだったのですが…





幕の辺りで目を泳がせるルメさん(パドック1周目)




ルメさん、こっちこっちー!!!^^;



いつもは張った幕の後ろに立っているので、私の事も幕を見るついでに見つけて下さっていたのですが、
G1ということもあり、場所取りで幕の後ろに立つことは出来ませんでした。
とは言ってもすぐ傍にはいたのですが、
ルメさんの中でおそらく「玄米茶=幕の後ろにいる」という公式が完全に出来上がってしまっていたのか?
全く気付いてもらえませんでした(苦笑)

ふふふ…こんなこと初めてだぜ…orz



声をかけるなりなんなりアクションをおこしていれば気付いてもらえたのかもしれませんが、
チキンな私は何も出来ず(ロンシャンでは叫んでたくせに)。

せっかくルメさんが1周目も2周目も幕の後ろらへんへ目を泳がせ続けてくれていたのにー!!!!
凄く申し訳なく思う反面、そんな事をして下さった彼の気持ちにファン冥利に尽きるなぁ…とじんわり。




ルメさん本当にごめんねー!
でも前に話した通り、私がどこにいても貴方の事を応援してるってことに変わりはないんだからね!!
そこだけは信用して下さいっ!!!



ちょっと凹んだ状態で迎えたレース。
戦前に橋口厩舎ファンの友人と、

玄「毎年身元を引き受けて下さって、馬にも乗せてくれて本当に有難いです」

友「こちらこそ、彼が乗ってくれて嬉しいですよ!今日はあの仔に競馬を教えてもらおうと思ってますから♪」

玄「今までの成績が成績ですから…掲示板に載れれば最高ですね♪」


みたいな会話をしていたのですが、







あ、あれ?

先頭でゴールを駆け抜けておる?


ダーズンがジリジリジリジリと伸びていたのと、
外のイデア@デ台さんの勢いが凄まじかったのが相まって、
写真を撮っている最中はどの馬が勝っているのか全くわかりませんでした。

折り合いもついて、いい位置も取れて、素晴らしい騎乗だったと思います。
でも、いきなり勝っているところが観れるとは思いませんでした。
本当におめでとうございます!!嬉しいよー!!!
ダーズンローズ君も頑張った!ありがとう!!

もちろん橋口厩舎ファンの友人とは手が痛くなるほどハイタッチし合いました♪




ルメさんが「サイン派※」だということは知れ渡っているのか、ウイナ付近は人の山。

サインが欲しい、というよりは一言声を掛けたかった私は通路側で待機。

しばらく待っていると関係者の方々と一緒にルメさんも出てきました。


玄「Christophe,Félicitations!」

ル「Merci♪」


いつものように声をかけた私に今日初めて(涙)気付いて下さったルメさん。
声を掛ける時はいつもカメラは構えないことにしているので、
何度もこのやり取りは繰り返してきた私達でしたが、その様子は一枚の写真にも残ってはいませんでした。
ですが、今回は一緒に観戦していた友人がとんでもない写真を撮ってくれていました。





素敵な笑顔ですv
数が苦さん、いつもありがとうございます!


この後、さらに

ル「Ça va ?(元気?)」

と声を掛けてもらえたのですが(勿体ない事です)、
一瞬「誰に話しかけてるんやろう?」「今年はずっと日本語でゲンキ?やったのになんでフランス語なんやろう?」
と余計な考えてしまったので反応が遅れ、変な間が開いてしまいました(爆)


ちゃんとフランス語で「Oui,Ça va!(はい、元気です)」となんとか返事は返せたのですが、
隣にいた友人が「関鯖!」と釣られて返事していたのに思わず爆笑。

もしかして「うい鯖」も日本のどこかにいるんじゃないだろうか(笑)


この後、ちゃっかりハーツクライのポスターにサインを頂き(私からのプレゼントと間違えられて持って行かれそうになったところを関鯖の友人が阻止してくれました/笑)、
エリ女&MCS頑張ってレターをお渡しして、本日の仕事終了!

もう満足、帰ってもいいや…なんて思ったり。
しかし、後でゆっくりこの時のことを反芻している時にあることをふっと頭を過りました。

それは、私が来日直後にルメさんへ出したファンレターの内容。

フランスでお世話になったことへの改めてのお礼、日本へ帰ってきてくれて嬉しく思った事等をつらつらと仏語、英語のちゃんぽんで書いたものだったのですが、
その中で「もっとちゃんと貴方と話がしてみたいので、もっとフランス語を勉強したい!」みたいな事を書いたことを思い出しました。



ん?いつもは日本語だった彼からの挨拶が急にフランス語になったのは、もしかして…?

私、もしかしてちゃんと勉強してるか試されてた!?

先生、抜き打ちテストは止めて下さーい!

もしかして、これから毎週だんだん難易度が高くなったりしますか?
返事によってはラクダイさせられたりするんでしょうか?

ついでに、今回の一番模範的な返答の仕方は「Oui et toi?(うん、君は?)」だったと思うので、今回の点数は低めでしょうかorz
が、頑張って勉強させて頂きます…!!!




ちなみに、パドックに私がいることに彼が気付いたのは結局第9レースの時で、
エリ女のパドックでも哲三さんばりの「チラ見」を頂きました。
来週はなんとかして幕の後ろを確保させて頂きます、お手数をおかけしました~



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※サイン派…サインをウイナーズサークル等で積極的に書いてくれる騎手の事を便宜上そう呼んでいます。(騎手の皆さんはそれぞれ色々な考え方をお持ちなので、やっぱり競馬場ではサインは書かないよ、という方も当然いらっしゃいます。)
ルメさんを含む外国人騎手はその筆頭でしょうか。あとは比較的若手騎手や障害騎手の方々が多いような気がします。

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