Le cheval noir

全然更新できてない…orz

始まりの地の桜を目指して(4月14日メゾンラフィット2R)

2008年04月16日 23時31分48秒 | Lemaire騎手(France、other)
4月14日、フランスのメゾンラフィット競馬場で、去年一部の日本競馬ファンを湧かせたあの馬が今年初戦を迎えました。
昨年、仏英で重賞3勝と活躍しカルティエ賞最優秀2歳牝馬も受賞した彼女の名前はNATAGORA。うちのブログではもうお馴染みですね。

この日の2Rの準重賞アンプリュダンス賞(Prix Imprudence)は1400m。これまでにNATAGORAちゃんが走ってきた距離は900~1200mまでで1400mは未知の距離です。しかし彼女が目指している英1000ギニーは8F(1600m)です。1400mがこなせないようでは話になりません。そしてこのアンプリュダンス賞、重賞ではなく準重賞(日本の特別レースのようなものでしょうか?)ではありますが、NATAGORAちゃん以外にも去年G3ミエスク賞を勝ったModern Lookがいたりと中々の好メンバー。
しかも不良馬場…大丈夫?

しかし、色々な不安要素をもろともせず2度めのイギリス遠征に向けて大きな一歩を踏み出すことに成功しました!!!

4/14 Prix Imprudence

1着 Natagora/ルメさん(1.29.9)
2着 Modern Look/パッスー(1,1/2馬身)
3着 Blue cayenne/ジャルネ

レースの映像はこちら

終始、前を走るBlue cayenneを見る形で2番手追走。
残り200mほどで先頭に立つとそのまま押し切り。他の馬がバシバシ鞭で追われているのに対してNATAGORAちゃんはほとんど鞭なし(1度だけ?)でタイムも不良馬場にしては好タイムといいことずくめ。
昨年の最終戦、G1チェヴァリーS時には「1600はどうだろう…」と慎重だったルメさんもこの勝利で確かな手ごたえを感じたようです。
この勝利はRacing PostなどでもTop記事として取り上げられ、オッズもMuthabara(調べたけどどんな馬なのかよくわかりませんでした…)と並んでついに1番人気になってしまいました。

不良馬場であれだけやれたのならそれなりのスタミナはあるだろうし、パパは短距離馬でしたがママは2000mでも勝ってるそうなので、距離は1600mまでならなんとかなると信じてます!


天国のひいおじいちゃん(右)もきっと応援してくれているはず。

【おまけ・Natagora一族小ネタ】
・半妹のBaila Morenaは父アグネスカミカゼ。
Natagoraちゃんの馬主の代理人で(ルメさんのエージェントでもある)バーブ氏にセール新記録の33万ユーロで競り落とされたそうです。ちなみにNatagoraちゃんは3万ユーロというお手ごろ価格だったそうな。
・今現在仏で走っているディヴァインライト産駒はNatagora(3歳)、Nera Divine(3歳)、Miguelight(2歳)の3頭のみ。

【過去記事】
激走!真夏の逃避行
チェヴァリープリンセス


にほんブログ村 競馬ブログへ
明日こそ小牧さん!

最新の画像もっと見る