Le cheval noir

全然更新できてない…orz

もう一度陽の当たる場所で(4月13日阪神・桜花賞)

2008年04月22日 11時34分51秒 | other jockeys
パドックに自分で横断幕を出すようになってから、二つそれまでと見方が変わったことがありました。一つはそれまで何気なくしか見ていなかった他の方々が出している幕にも興味を持つようになったことなのですが、そんな愛に溢れた幕の中に一際私の目を引いたものがありました。
それは小牧太騎手のもので、園田時代の勝負服カラーに名前が書いてあるシンプルな作り。
遠くから見ていると気付かないのですが、近くだととても年期の入ったものだということが分かり、「私もいつかこんなふうになるまで横断幕を張り続けたいなぁ」と決意を新たに。今年の1~2月のルメさんが京都で騎乗した時私は横断幕皆勤を達成したのですが、どんなに雨が降っていても雪が積もっていても同じように張ってあった幕はその小牧さん幕だけだったように思いました。

二つ目は自分で幕を出すようになってから、誰かがレースを勝つたびにその人(馬)の幕を思い浮かべて「ああ、あの幕作った人凄い喜んではるやろうなぁ~」とよく考えるようになったことです。
前述の幕は桜花賞の日もきっといつものように小牧さんのことを見守っていたはず。

12番人気の黄黒の縦縞勝負服の馬が突っ込んできてその騎手が大きくガッツポーズしたときは何が起こったのかわかりませんでした。
ん?社台の馬?え?小牧さん!?!?



表彰式に向かう途中で握手を求められる小牧さん。
「フトシおめでとう!!!」の声に「ありがとう!!!」と答えながら何人もの人とガッチリ握手を交わしていました。

最初は思ってもいなかった伏兵馬の優勝にビックリ&途惑っていた場内もいつの間にか小牧さん祝福モードに。


表彰式を終えて戻ってくる小牧さんにウイナーズサークル前に集まったファンからはたくさんの温かい拍手と「コマキコール」が贈られました。

「ファンの皆さんにやっとGIを勝てました、お待たせしましたと言いたい」

この時は知る由もなかったのですが、レース後のTV向けインタビュー、とても感動しました。
園田時代の華々しい活躍と比べるとどうしても見劣りしていた中央での成績。
もっとやれるはずなのに。
ご本人もファンの方々ももどかしく感じていたのではと思います。
園田から中央に移籍して早4年。
全ての小牧さんファンが夢見ていた瞬間が。
きっとあの横断幕の人もどこかで大喜びしてるやろうなぁ…と思い自分が出してるわけでもないのに幸せな気持ちになりました。

今年はレジネッタ以外にもスマイルジャック(皐月賞は残念でしたが…)という有力馬もいます。
2008年は「フトシの年」になるのかも!?


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