サマセット・モーム
我々は長所よりもその欠点によって友を知るのだ。...
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おはようございます!
あなたは学校では優等生でした。
真面目で、成績も良く、品行方正、無遅刻無欠席無早退、先生たちの信頼も厚い、完璧な学生でした。
でも、社会は学校とは違います。真面目で勉強が出来ればいいというものではありません。
人間関係がぎくしゃくしがちで、ストレスがたまる一方です。自分よりも明らかに知識や能力の劣る人間が認められ出世していきます。
完璧なあなたは、より完璧になろうと、努力を続けます。でも、そうすればそうするほど、みんなとの溝が深まり、孤独になります。
あなたは完璧過ぎるのですよ。完璧であろうとして体全体に力が入り過ぎなのです。物事も深刻に捉え過ぎなのです。
先ず、過去の記憶や溜め込んだ知識を手放しましょう。そして、今、ちょっとでも面白そうなことがあったら、何にも考えずにやってみましょう。
そして盛大な失敗やドジを踏みましょう。落ち込むのはやめて、自分を笑いましょう。みんなにも笑ってもらいましょう。
弛めることが大事です。適当に、いい加減に、バカになりましょう。
完璧な優等生としてガチガチになって生きるよりも、失敗を笑いながら語り、おバカなことをするあなたである方が、人生楽ですよ。
そして何よりも大事なことは、人の欠点を許し愛することです。優等生のあなたはこれが出来なかった。
欠点を咎め、努力を勧め、無用なアドバイスをして煙たがられていましたね。みんなとおバカになったこともありませんでした。
弛めましょう、優等生をやめる必要はなく、それはそのままでいいから、おバカでいい加減なあなたも愛しましょう。
欠点はその人の魅力なのです。魅力を認め、愛と微笑みを送りましょう。それが人を認め、自分も認めるということなのですよ。