poohanaにゃんわん+kohワン3姉妹弟日記

南半球の片田舎に住むMIX猫とゴールデンレトリバーの日記

KOHをHanaの二の舞にさせるべきではないとヘレン師匠愛のお言葉。

2017-04-29 07:48:17 | 日記
HanaとKOHとトライアルのお教室にお出かけ。
KOHグループ休止に初参戦した。休止は父ちゃんがHanaのハンドラーをしているので、母ちゃん担当。
KOHねオンリードで母ちゃんが前に立っていたけれど、他のワンコさんがずらっと横に並ぶ中しっかりと座って1分、伏せて1分待てた。
ずーっと母ちゃんの目を見続けていたKOH。Hanaが7ヶ月の時には絶対に出来なかった事だから嬉しかった。

KOHと父ちゃんがオビの練習、母ちゃんはHanaに付き合って貰ってラリーオビの練習をヘレン師匠に見て頂いていた。
母ちゃんラリーオビのサインお勉強して20個ほど覚えたのだ。
って全部のサインと動きまではまだ体がついて行っていないけれど…。

Hanaはヒールと言うと完璧なヒールポジションを取ってくれるのだけれど、歩いていると前に出過ぎる…。
だからダウンコマンドをしてもHanaが綺麗にヒールポジションで伏せた形にはならない…。

うーんとヘレン師匠、「何故Hanaが前に出過ぎるか判る?」って。「父ちゃんの歩幅、歩く速さ、コマンドを出すタイミングを完ぺきにHanaは判って体に入っているの、
だから、母ちゃんと歩いていても無意識に父ちゃんとの歩きになっちゃうんだよ。」ってヘレン師匠。

「KOHのハンドラーは母ちゃんのはずではなかったの?」って。「父ちゃんが絶対にやりたいって言うし、Hanaと競うためにもKOHは父ちゃんにさせることになったの。」って答えると。
「KOHのハンドラーは母ちゃんがやるべきだって思う。KOHをHanaの二の舞にさせないためにも。」ってヘレン師匠。

「言うべきことではないかもしれないけれど、言わずには言えないから言うね。父ちゃんには母ちゃんが伝えやすく伝えて欲しい、直接言うのはね、父ちゃん日本人だし、男だし、伝わらないと行けないから。」って。

Hanaが一回目に逃げた時から、ヘレン師匠、チョーカーチェーンで教え込むって事を薦めていた。でも父ちゃんはやりたくないってやらなかった。
で暫く競技を休んで、またHanaとリングに戻ってきた。暫くは順調だったけれど、またHanaは逃げた…まだ今度休んでリングに戻っても同じことが必ず起きる。

Hanaは父ちゃんとのリングが完璧に判って居るし、動きも完璧、それなのにリングで結果を出せないってどんな酷い事をHanaにしているのか父ちゃんは判っているのだろうか?
Hanaは父ちゃんと母ちゃんの笑顔と褒めが大好きなのに、その父ちゃんと母ちゃんが一番悲しむことをリングでやり続けている、それを続行させるのは本当に酷いの…。って。

チョーカーチェーンでHanaを一回ぶん投げても、もう変わらないかもしれない。でもそれを何回か繰り返したら変わるかもしれない。
何でそれが出来ないんだろう??って。

思い出して欲しいって、子供の頃悪さをするとお父さんが耳を思いっきりつねったりしなかった?物凄い気負いで叱らなかった???あの時は、糞親父って思ったけれど
あの叱ってくれた父が居たから、私はこうやって元気に生きていられるの、もし叱って貰えなかったら私はこんなに元気でなかったかもしれない…。って。
判るでしょ?母ちゃんなら???って。

判る母ちゃんも一杯父や母に叱られたし、今でもストーブに手を伸ばそうとした時に鬼婆のように爆発的怒りをぶつけた母の顔覚えているもの…。
あの母の凄い怒りが無かったら、私の手にやけど跡がついていたかもしれない…。

だから母ちゃんはHanaもKOHも躾の段階では叱る。ってHanaは白ワニを卒業してからは、KOHほど叱らなくても、OKだったからそんなに叱ってはいないけれど、
KOHはね、Hanaの何十倍もの体力と声量、眼力を使って爆発的に叱って居る。でないと通じないし…。

ってヘレン師匠に話した。

ねっ??そうでしょ?愛してるから怒れるんだよね?駄目な事を駄目って伝えないと大変なことになるから怒るんだよね?って。

チョーカーチェーンはクラブでも競技会でも使用禁止、でもチョーカーチェーンが必要な子には、ハンドラーさん達使っているの、本当はね。
ただ一般的には正しい使い方と犬との関係性が重要になって来るから、ただ横暴に使う人が出ないように禁じているし。
そうではない方法で家庭犬の躾けを行えるように教室を開いているけれどね。って。

競技会犬に求められるのは、家庭犬以上の事なの、家庭犬以上の関係性なの絶対的なね。で父ちゃんはHanaと物凄く素晴らしい関係性を作っているの
叱れるかどうか、間違いを絶対的に伝えられないっていうただ一点を除いては…。

でもそれが一番大切なことなの…。母ちゃんはね父ちゃんに比べたら絶対に綺麗に歩けないって思うし、教える技術も足元にも及ばないけれど
絶対的に必要な、間違っていることを間違っているんだよ!って伝える事が出来るの、だからKOHのハンドラーは母ちゃんがなるべきなの。
技術、動き、それより一番は犬がついていけるハンドラーになる事なの、真剣に叱れる、愛を持って抑えつけられる、それが一番大切なの。

父ちゃんはね上辺しか見ていないの、皆、叱るし、怒鳴るし、チョーカーチェーンを使うこともあるし、蹴飛ばすことだってあるかもしれない。
でもね、そんなのではゆるぎない関係性を作り上げるための事なの、家庭犬以上の関係性がなければ競技会犬は無理なの。
要求していることは、絶対ハンドラーについて来い!!!だから。

Hanaをこのままにしている、こんな酷い形を放置している父ちゃんにKOHを任せるのは絶対に間違いなの。
KOHまでHanaにすべきではないから…って。

母ちゃんは、泣きそうだった。耐えたけれど…。

KOHはね今凄く楽しく父ちゃんとお稽古している



ラリーオビのコースに出てもアリクイにはならないで



Hanaとは全く違うKOHが居る



でもねこのまま父ちゃんと歩みつづけたら



Hanaの二の舞になってしまう…。



帰宅後、父ちゃんにヘレン師匠の言葉を伝えた、チョーカーチェーンでぶん投げる話もね。
父ちゃんは、黙ったまま…
父ちゃんって叱れない怒れない…これって愛のある叱りを受けた事がないからかもね…母ちゃんと出会ってからは母ちゃんが怒っているけれど…。
子供の頃放ったらかしだったのだって思うし…。

叱るのも愛情なのだけれど…。

父ちゃん、母ちゃんにメアドを貸してって、大師匠にメールするからって。母ちゃんはそんな父ちゃんを置いて寝てしまった。

今朝のラン、父ちゃん早い出勤だったので、いつもより早いラン。



ランで叱られているワンコさん



じゃれあう二匹。



早朝のランは、ちょっと問題のあるワンコさん達が、皆さんが来る前にってやってきている。
飛びつく犬や、ちょっとラフな犬。ブルース兄貴を最近見ないなって思ったら早朝に来ていたみたい。

なので結構叱る声が一杯聞こえる。みんなお母さんたち。凄い形相で叱って居る。

家庭犬として普通のランを楽しむって事だけでも、これだけ間違っているよってしっかりと正さないと通じないのだから、
競技会犬としてはもっともっとしっかりと間違いを知らせて正していける関係性でなければ無理だって
父ちゃん判るよね???って母ちゃん、駄目押し。

帰宅してPCを開いた父ちゃん、大師匠お忙しいのに返信してくださってあった。
無言で読み立ち上がり、仕事行かないと行けないからお返事は帰ってから…と言い残し父ちゃんは仕事に出掛けた。

大師匠の返信母ちゃんも読ませていただいた、一家そろって大師匠にまでお手数をかけっぱなしの我が家、
申し訳ないって思った。
KOHは男の子であるから男になるときに、今の父ちゃんでは弱いからこそ、ヘレン師匠が言いにくい事を言ってくださったんだって
母ちゃんにも判りやすいメールだった。

父ちゃん次第なのだ…怒れるのか怒れないのか駄目な事を駄目ってどれだけしっかりと強烈に伝えられるのか…
チョーカーチェーンでぶん投げると言うのは、一つの例であってそれすら通じるかどうかは判らない。
チョーカーチェーンだって技術だし。

技術だけではどうしようもないもっと泥臭い、根本的な部分なのだって…。

父ちゃんがどんなことをHanaにしようともHanaは父ちゃんを嫌いにならないって思う。今のままでいる方が酷いのだ…。
父ちゃん、母ちゃんはKOHのハンドラーではなくって、Hanaを獲ろうって思っている。
父ちゃんが変わらなければだけれど…。
Hanaは技術的にはほぼ完ぺきに入っている、一から母ちゃんの癖や歩調に合わせるのは、Hanaが大変だろうけれど…。
KOHにも技術を教え込んでくれれば、あとは母ちゃんが引き継ぐ。
父ちゃんの技術の教え方は素晴らしいから…。

でもそれでいいの??父ちゃん???自分が技術を教え込んだ文句なしの娘と息子とリングでそれを披露したくない???
そしてHanaとKOHともっと魂の部分で繋がりたくない???

父ちゃん、何度も言っているけれど怒るのも愛なんだよ、怒れなくて電気コード噛んでHanaとKOHがあの世へって間違ってるでしょ?