がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

40年前の思い出の品 ~刺繍糸

2011年12月29日 22時59分12秒 | 徒然

母と一緒に手芸をするのが好き。

小学生のころから結構時間を費やしていろいろやったねぇ。

 

レコードを何度も何度もかけながら。

父が将棋をさしているその横で。

丼ほどの大きなコーヒーカップにコーヒーを何杯もおかわりしながら。

飲み過ぎで、胃痛でバリウム飲まされたのも今は懐かしい(笑)

 

クロスステッチで作る風景画が好きで、当時 手芸用品専門店だったコ〇モヤさんとか、よく通った。

 

結婚してから何年目だったか、その後も、ふと思い出して刺繍をしたくなり、2作品ほど作った。

セット商品を買うので、糸は余分についてくる。

上手に進めると、結局、糸は残り、それらは捨てられずにまた眠りについた。

 

 

 

その頃からの懐かしいものを、今でも大事にとってあった。 もう40年だ。(笑)

 

それがまた、ここに来て出番を迎えた。

 

 

アイヌ アツシ樹皮衣を作る過程で浮上してきたのは、アイヌ独特の文様を刺繍する。

たとえば、

こんなのね。

 

 

生地を織る糸をオヒョウニレやシナの木から作ることはもちろん大事なんだけど、個人的には、あたし、刺繍の方がいい! (笑)

そいで、それに十分使用に耐えうるということで、

40年間眠ってきた刺繍糸を、ここに来てまた日の目を見せようということにした。

ほんとうに久しぶりに出してきた。 二度と使うことはないと、正直思っていた。

 

 

ところが。。。

まぁ・・・ 40年間は思ったよりも長い月日だったようで (笑)

実家から嫁入り先、さらに引っ越しを4回繰り返した結果は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ため息と苦笑い。  歴史は素晴らしいモノを作り上げるものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


見事な絡まり具合。(笑)

どうも、40年の間には、ネズミさんの豪華な住まいにもなったらしく、ネズミさんの暮らした証拠とも言える『下のもの』も出るわ出るわ。(^_^;)

あまりにも見事に絡んで、少しくらいの根性ではほどくことが出来なくて、

何度か固まりのままゴミ箱へ直行したのだが。。。

 

 

数十分後には、やはり 「もったいない・・」 と再び手に取る。

 

そんなことを繰り返しながら、 2日かかって、結局はすべてほぐし終えた。

チューさん絡みのゴミは、半端な量ではありませんでしたわ(笑)

 

 

とりあえず、使えるものは使いたく、まずは「束の糸」を抽出。

 

 

さらに、各色ごとに色分け。

 

 

ここまでやって、一区切り。

 

 

で、次は、「束」 以外が これまた時間がかかるんだわ。(^_^;)

 

完全に 『おだんご』 状態だもの。  どうせぇ という状況。


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