Amadeus

クラシック音楽を中心にした音楽評論
カメラ時評ほか

竹本節子 メゾ・ソプラノ リサイタル

2014-02-28 05:58:47 | Weblog
クラシック倶楽部 2014年2月27日


  竹本節子 メゾ・ソプラノ リサイタル

悲しい歌           デュパルク作曲

旅へのいざない        デュパルク作曲

月の光 作品46第2        フォーレ作曲

リラの花の咲くころ       ショーソン作曲

夕暮れのバイオリン     サン・サーンス作曲

アヴェ・マリア           グノー作曲

ミサ曲ロ短調BWV232から”おん父の右におすわれになる主よ”  バッハ作曲

マタイ受難曲BWV244から”ざんげと悔悟は罪人の心をふたつに押しつぶし”  バッハ作曲

マタイ受難曲BWV244から”神よ、あわれみたまえ”   バッハ作曲

祈り              ヒラー作曲

いつも君のそばで         ラフ作曲

       メゾ・ソプラノ:竹本節子
       ピアノ:大島義彰
       バイオリン:荒井英治

 [収録:

  竹本節子
 ​兵庫県神戸市出身。大阪音楽大学声楽科卒業。オペラではメゾソプラノ、アルトの主要な役を好演。1988年、カルメン』タイトル・ロールは、その充実した演奏と演技が話題を呼んだ。1998年、東京二期会『シンデレラ』のタイトル・ロールに抜擢され、「美しく豊かな声を駆使しての見事な主役ぶり」「非常に優れた演唱、たっぷり余裕のある声の配分もよく」等と朝日新聞はじめ音楽雑誌等でも非常高い評価を得た。以後、東京シティフィル・オーケストラルオペラ《ニーベルングの指環》エルダ、ノルン1、大阪フィルハーモニー交響楽団・オペラ『サムソンとデリラ』(演奏会形式)デリラ等、話題の公演で見事に大役を果たす。
近年、新国立劇場主催オペラでも数々の要役を演じ、中でも『フィガロの結婚』マルチェリーナ、『神々の黄昏』ノルン1、『さまよえるオランダ人』マリー、『アンドレア・シェニエ』マデロン、コワニー伯爵夫人、『アラベッラ』(新制作)アデライデ等、豊かな声と表現力、確かな演技で常に好評を博している。
各種演奏会においてはガリー・ベルティーニ指揮によるマーラー「リュッケルトの詩による5つの歌」、ロジェストヴェンスキー指揮によるチャイコフスキー「雪娘」等、著名な指揮者との共演も多い。バッハ「マタイ受難曲」、ベートーヴェン「第九」「ミサ・ソレムニス」、ブラームス「アルト・ラプソディ」、シェーンベルク「グレの歌」、ヴェルディ「レクイエム」、マーラー「大地の歌」「嘆きの歌」「交響曲第8番」「交響曲第3番」「交響曲第2番“復活”」等、美声を活かした繊細な演奏で聴衆に深い感動を与えている。殊にマーラー「交響曲第2番“復活”」には定評があり、国内主要オーケストラとの共演も多く、CD、DVDがリリースされている。瑞々しくも豊麗な声とその美声を活かしきった繊細な表現で聴く者に深い感動を与える貴重な歌手である。2014年1月、二期会ゴールデンコンサートではバッハ、デュパルク、ショーソンなどのプログラムにも期待が寄せられている。大阪音楽大学客員教授。二期会会員 
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デニス・コジュヒン ピアノ・リサイタル

2014-02-27 05:20:02 | Weblog
  BSプレミアム クラシック倶楽部 2014年2月26日
 


 デニス・コジュヒン ピアノ・リサイタル


 ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.X6-49 ハイドン作曲

 超絶技巧練習曲から           リスト作曲
  1. 前奏曲
  2. イ短調
  3. 風景
  7. エロイカ
 10. へ短調
 11. 夕べの調べ
  4. マゼッパ

              ピアノ:デニス・コジュヒン

  ~2011年2月25日,東京・浜離宮朝日ホールで収録~

  デニス・コジュヒン
 1986年生まれ。バラキレフ音楽学校でピアノを学び始め、14歳でディプロマを取得。
 これまでにマルタ・アルゲリッチ・プロジェクト(ルガーノ)、サハロフ音楽祭(ムスティフラフ・ロストロポーヴィチの75歳の誕生日を祝ったニージニー・ニヴゴロドにおける音楽祭)、パロマ・オシア夏期音楽祭(サンタンデール)、ルール・クラヴィーア音楽祭、ルーブル美術館オーディトリアム・シリーズ(パリ)、プレステージ・シリーズ(ニューヨーク)、等に招かれており、特に2003年のヴェルビエ音楽祭・アカデミーではロイター財団賞を受賞し、翌年の同音楽祭でデビュー・リサイタルを開催した。
 また、マドリッドの国立劇場、ローマのサンタ・チェチーリア音楽祭、カーネギーホールのザンケル・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、パリのシャトレ座やサル・コルトー、バレンシアのパラウ・デ・ラ・ムジカなどの著名な会場でも演奏している。
 2009年リスボンのヴァンドーム・コンクールで第1位、リーズ国際コンクールでは3位に入賞している。2010年5月、圧倒的な評価を得て、エリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝。最近では、ゾルタン・コチシュ指揮のハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団やエルサレム室内楽音楽祭、ルーブル美術館の「グラン・クラシック」、ダズニキ音楽祭、などでのコンサートに招かれている。
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山梨県南アルプス市公開収録~久保田巧バイオリン・リサイタル~

2014-02-26 06:21:53 | Weblog
BSプレミアム クラシック倶楽部 2014年2月25日   



  山梨県南アルプス市公開収録~久保田巧バイオリン・リサイタル~
 

バイオリン・ソナタト長調K.301           モーツアルト作曲

バイオリン・ソナタ変ホ長調作品18    リヒヤルト・シュトラウス作曲

愛の喜び                      クライスラー作曲

シンコペーション                  クライスラー作曲

          バイオリン:久保田巧
          ピアノ:村田千佳

  [収録:2013年4月6日/南アルプス市桃源文化会館]

  久保田巧
 久保田 巧(くぼた たくみ、1959年2月2日 - )は、東京生まれのヴァイオリン奏者。
4歳からヴァイオリンを始め、桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ディプロマ・コースに進む。大学在学中にウィーンに留学し、ウィーン国立音楽大学を卒業。日本では福島幸雄、西島英子、外山滋、江藤俊哉に、ウィーンではヴォルフガング・シュナイダーハンに師事した。

1984年、日本でリサイタル・デビューし、演奏活動を続けている。1987年からサイトウ・キネン・オーケストラ、1990年から水戸室内管弦楽団にも参加している。東京芸術大学の講師も務める。
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日本人作曲家名作選~芥川也寸志~

2014-02-25 07:28:27 | Weblog
 BSプレミアム クラシック倶楽部 2014年2月24日
 


 日本人作曲家名作選~芥川也寸志~


 大河ドラマ”赤穂浪士”テーマ          芥川也寸志作曲

 交響三章

 弦楽のための三楽章

 交響管弦楽のための音楽

          管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
          指揮:広上淳一

  [収録:2013年2月25日/NHKホール]

  芥川也寸志
  作曲家(1925~1989)
文豪芥川龍之介の三男として生まれる。

NHKやTBSでのテレビ・ラジオ番組の司会、三十年以上にもわたるアマ・オケの新交響楽団との演奏活動、特に当時は新交響楽団であった宮城フィル(現在の仙台フィル)の育成、サントリー音楽財団の運営への参画、反核運動などあまりに幅広いテリトリーに驚嘆すべきマルチ・タレントぶりを発揮し続けた。

「砂の器(映画版)」や「鬼畜」などの音楽監督も務める。

 彼は日本の近代音楽家として積極的に新しい分野を開拓していった。

音を選んで積んでいく従来の作曲法と異なり、彼はあらかじめ全ての音を鳴らし、そこから不要な音を抜いていく作曲法を提案した(これは「マイナス音楽論」と呼ばれた)

またオーケストラを男役と女役に分割して性交を表現しようとした(「弦楽オーケストラのための『陰画』」がそれである)

代表作:「交響管弦楽のための音楽」「弦楽のための三楽章(トリプティーク)」「舞踊組曲『蜘蛛の糸』」「ディヴェルティメント」

 
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N響コンサート 第1770回定期公演

2014-02-24 06:51:23 | Weblog
クラシック音楽館 2014年2月23日


 N響コンサート 第1770回定期公演

グロリア         プーランク作曲

テ・デウム       ベルリオーズ作曲

     出演 管弦楽:NHK交響楽団
        ソプラノ:エリン・ウォール
        テノール:ジョゼフ・カイザー
        合唱:新国立劇場合唱団
           国立音楽大学
      児童合唱:NHK東京児童合唱団
        指揮;シャルル・デュトワ

演奏会用小品第1番作品113  メンデルスゾーン作曲

 クラリネット:マイケル・コリンズ、橋本杏奈、ピアノ:高木未来

 [収録:2013年12月6日/NHKホール]

  マイケル・コリンズ
 16歳でBBCヤングミュージシャン・コンクールで木管楽器賞を受賞後、22歳でカーネギーホールデビューを飾る。それ以来、フィラデルフィア管、N響、ゲヴァントハウス響、バーミンガム市響、BBC響、フィルハーモニア管など世界の主要オーケストラと協演。有名な”プロムスのラスト・ナイト”には度々登場。またデュトワ、ジュリーニ、ヤルヴィ、ラトル、サロネン、シノーポリなどの世界的指揮者と恊演多数。過去にはパールマン、内田光子、ペライアやアンドラーシュ・シフが受賞した、ロイヤルフィルハーモニー協会・年間演奏家賞を受賞。名門ウィグモアホールの専属アーティストでもあり、今シーズンは、アンドラーシュ・シフ、ピアーズ・レーンやエンデリオン弦楽四重奏団と共演を予定。また、コリンズが組織するロンドン・ウィンズは結成20周年を迎えた。
 CDでは、最近シャンドスレーベルと契約し、BBC交響楽団、ベルゲン・フィルとの協奏曲のほかリサイタルのライヴ録音を予定。過去には1999年のグラミー賞候補になった”ロンドン・ウィンズ”によるリゲティ作品集、イッサーリス、ハフとの共演によるクラリネット・トリオ作品集、グラモフォン賞を受賞したカーターのクラリネット協奏曲などがある。

  橋本杏奈
 生後6ヶ月より英国ロンドン在住、8歳でクラリネットを始める。ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックのジュニア部在学中には、奨学金および数々の賞が授与される。
 日本においては、2003年「第3回ヤング・クラリネッティスト・コンクール」にて1位優勝と同時に3つの副賞すべてを獲得、翌2004年には「第6回日本クラリネット・コンクール」に最年少入選し、「パルテノン多摩賞」を受賞。2006年、5つのオーケストラとモーツアルトの協奏曲を演奏したほか、その後も九響、日本フィルなどと協演。2010年11月、ベルギーの第1回コルトレイク国際クラリネット・コンクール優勝。
 英国ではウィグモア・ホールやカドガン・ホールをはじめとする数々の主要会場にてソロおよび室内楽の演奏を行う。バッキンガム宮殿やパリの英国大使館でのガラコンサートにも出演。2004年、15歳でイギリス室内管弦楽団とのコンチェルト・デビュー以来、同オーケストラとは度々共演を重ね、2009年にはアシュケナージの指揮で協演。それらの活動が認められ、Hattori Foundationより奨学金が贈られる。
 現在全額スカラシップを得て、ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックに在籍。名手マイケル・コリンズの唯一の弟子として研鑽を重ねている。
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N響コンサート 第1743回定期公演

2014-02-23 05:10:17 | Weblog
特選オーケストラ・ライブ 2013年2月24日
 

 特選オーケストラ・ライブ N響コンサート 第1743回定期公演


 序曲「ローマの謝肉祭」              ベルリオーズ作曲
 ピアノ協奏曲 第2番 イ長調              リスト作曲
 交響詩「ローマの祭り」「ローマの噴水」「ローマの松」レスピーギ作曲
             
            管弦楽:NHK交響楽団
            指揮:シャルル・デュトワ
            ピアノ:ルイ・ロルティ(2曲目)

  [収録:2012年12月7日/NHKホール]

  ルイ・ロルティ
 1954年生まれ。フランス系カナダ人ピアニスト。
 1986年のブゾーニ国際ピアノコンクールで第1位を獲得。シャンドスレーベルから30以上の録音を発表。
 ルイ・ロルティは、モントリオールでイヴォンヌ・ヒューバート(伝説的なピアニスト、アルフレッド・コルトーの教え子)に、ウィーンでベートーヴェンの第一人者ディーター・ウェーバーに、その後はシュナーベルの弟子レオン・フライシャーに師事した。13歳でモントリオール交響楽団にデビューを果たし、その3年後には、トロント交響楽団との初共演をきっかけに歴史的な中国・日本ツアーに参加した。1984年、ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで第一位を獲得し、リーズ国際ピアノ・コンクールでは入賞。1992年にカナダ勲章のオフィサーを授与されたほか、オーダー・オブ・ケベック勲章と、ラヴァル大学からは名誉博士号を受けている。1997年よりベルリン在住。カナダにも家を持っている。
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アンドレアス・シュタイアー&佐藤俊介 デュオ・リサイタル

2014-02-22 08:51:51 | Weblog
クラシック倶楽部 2014年2月21日


  アンドレアス・シュタイアー&佐藤俊介 デュオ・リサイタル

バイオリン・ソナタ ホ短調K.304    モーツアルト作曲

”ああ、私は恋人をなくした”の主題による6つの変奏曲K.360

バイオリン・ソナタ 二長調K.306

バイオリン・ソナタ K.380から第2楽章

     フォルテピアノ:アンドレアス・シュタイアー
     バイオリン:佐藤俊介

 [収録:2013年12月6日/いずみホール(大阪)]

  アンドレアス・シュタイアー
 
アンドレアス・シュタイアー(Andreas Staier, 1955年9月13日 - )は、ゲッティンゲン出身のドイツのチェンバロ奏者・フォルテピアノ奏者。

ハノーファー音楽大学にてクルト・バウアーとエリカ・ハーゼにピアノを、ラヨシュ・ロヴァトカイにチェンバロを師事。卒業後にアムステルダムでトン・コープマンにも師事する。1983年から1986年まで、ムジカ・アンティクヮ・ケルンの一員として室内楽演奏に勤しむ。1986年からレ・ザデューの客演フォルテピアノ奏者として、室内楽演奏やリートの伴奏者として活躍を始める。1987年から1996年までバーゼル・スコラ・カントルムのチェンバロ講師を務めた。

独奏者として、コンチェルト・ケルンやフライブルク・バロックオーケストラ、ベルリン古楽アカデミー、パリ・シャンゼリゼ管弦楽団といった古楽器オーケストラのほか、クリストフ・プレガルディエン、アンナー・ビルスマ、ファビオ・ビオンディらと共演を続けている。録音数は数多く、バロック音楽から、初期ロマン派音楽に至るまでのチェンバロ曲やピアノ曲(いずれも協奏曲を含む)、室内楽曲、歌曲の録音がある。2002年にはドイツ・レコード批評家賞を獲得した。
 
  佐藤俊介

佐藤 俊介(さとう しゅんすけ、1984年6月10日 - )は日本のヴァイオリン奏者。

2歳でスズキ・メソード の松戸教室でヴァイオリンを始める。きっかけは「母親が流していたFM放送から流れるクラシック音楽のヴァイオリンによく反応していたことと、母親と散歩中にたまたま才能教育教室から出てきた親子から教室の見学を勧められたこと」。3歳より松戸の教室で、日本のヴァイオリン界草分けの鷲見四郎の門下生となる。4歳から父親の経済学研究のために、家族で米国ペンシルベニア州フィラデルフィアへ移住。幼稚園から高校までをアメリカの徹底した個人主義の下におくる間、ジュリアード音楽院プレカレッジ部門でドロシー・ディレイ、 川崎雅夫の下で研鑽。ジュリアード入学以前は、二ノ宮夕美、および韓国系アメリカ人チン・キム(Chin Kim)に師事。1994年、フィラデルフィア管弦楽団の学生コンクール小学生の部門で優勝。オーケストラとのデビューは同楽団とのエドゥアール・ラロのスペイン交響曲。
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オルフェイ・ドレンガル演奏会

2014-02-21 05:41:07 | Weblog
  BSプレミアム クラシック倶楽部 2014年2月20日



  オルフェイ・ドレンガル演奏会


 オルフェイ・ドレンガル賛歌         ベルマン作曲
                     アルヴェーン編曲

 夕べ                  アルヴェーン作曲

 身震い                   ボッシュ作曲
 
ニュートンのアメイジング・グレイス    チルコット作曲

 幼き頃の思い出               トルミス作曲
                 ソプラノ:エリン・ロンボ

 賞金の光                 ウィテカー作曲
 アッシジの聖フランシスコの4つの小さな祈り
                      プーランク作曲

 カオヤイの歌う猿たち     ヤン・サンドストレイム作曲

 ヴォカリーズ              ラフマニノフ作曲
                     ロウ、スンド編曲

 歌劇”清教徒”から”私は愛らしい乙女”    ベルリーニ作曲
                        スンド編曲

                 ソプラノ:エリン・ロンボ
                ピアノ:フォルケ・アーリン
 
 歌劇”オリー伯爵”から”飲もう 早いとこ飲もう”
                      ロッシーニ作曲

                ピアノ:フォルケ・アーリン
               合唱:オルフェイ・ドレンガル
         指揮:セシリア・リュディンゲー・アーリン

  [2010年10月9日, 東京オペラシティコンサートホールで収録』
 
  オルフェイ・ドレンガル (スエーデン王立男声合唱団)
 1853年ストックホルムのコレラ蔓延によって孤立化したウプサラの町で、士気発揚のためにウプサラ大学の合唱愛好者たちが集まって、ベルマンの「Hori Orphei Drangar」を歌ったのが始まりである。合唱団は急速に拡大し、すぐにヨーロッパ・ツアーを成功させた。
 1951年から91年までエリック・エリクソンが指揮者を務め、この間に合唱団は大きな成長を遂げた。1966年と1967年にBBCの合唱コンクールで優勝。1970年には米国ツアーを成功させ、これを契機に中欧、西欧、東アジア、北米、中米にツアーを行い、各地で喝采を浴びた。1993年ノーベル賞授賞式に参加、1996年スウェーデン国王グスタフ16世の50歳の誕生日を祝っての御前演奏、イェーテポリ響とのBBCプロムス参加などの活動を行う。
 1965年に合唱団に加わって以来、合唱団の発展と成功に力を尽くしてきたロバート・スントによる偉業と指揮者としてのポジションは、2008年よりセリシア・リュディンゲー・アーリンによって引き継がれている。
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莊村清志 ギター・リサイタル with 古澤巌~ラテンの夕べ

2014-02-20 06:29:44 | Weblog
BSプレミアム クラシック倶楽部 2014年2月19日
  


  荘村清志 ギター・リサイタル with 古澤巌~ラテンの夕べ


 「郷愁のショーロ」
 
 「バーデン・ジャズ組曲」

 「言葉のないミロンガ」
 
 「ブエノスアイレスの雲」
 
 「ブラジルの風のバッハ」から「アリア」
 
 「タンゴの歴史」から「酒場1900」 「カフェ1930」 
 
 「ナイトクラブ1960」
                   ギター:荘村清志
                  バイオリン:古澤巌

  [2011年10罰6日/ヤマハホールにて収録]

  荘村清志
 1947年生まれ。岐阜市本荘出身。日本のクラシックギター界の第一人者として全国に知られている。
 9歳より父・荘村正人に学び、後に小原安正に師事する。1963年、来日したナルシソ・イエペスに認められ、翌年にはスペインに渡り4年間イエペスに師事。1967年マドリッド王立音楽院を中退し、同年イタリア各地で、翌年にはミラノなど22都市でリサイタルを行う。
 帰国後、1969年に日本デビュー・リサイタルを行い、第一人者としての高い評価を得た。1971年、イタリアで開かれた世界青少年協会国際フェスティバルに日本代表ギタリストとして参加、この成功により北米各都市で28回にのぼる公演を開き、国際的評価を不動のものにした。
 1974年NHK教育テレビ「ギターを弾こう」に講師として出演し、一躍全国にその名が知らられることになった。2007年にはNHK教育テレビ「趣味悠々」の講師として最登場した。
 また、荘村清志の活動の功績の一つに、日本人作曲家に積極的に作品を委嘱し、現代ギターのレパートリーを拡大したことがある。特に武満徹には1974年に「フォリオス」、1993年に「エキノクス」(初演1994年)を委嘱し、ギタリストにとって重要なレパートリーの一つとなっている。また「ギターのための12の歌」は荘村清志のために編曲された。
 女優の岸田今日子や、フォークシンガーの小室等、アコーディオン奏者のシュテファン・フッソングなど、ギターの枠にとらわれず、様々なアーティストとの共演も行っている。また、主な共演者として、ギタリストの福田進一、鈴木大介、ピアニストの熊本マリ、フルート奏者の山形由美などがいる。近年はミラノ弦楽合奏団の日本公演や、スペインのビルバオ交響楽団と現地で共演するなど海外の室内楽やオーケストラとの共演も行っている。
 2010年2月にはビルバオ交響楽団のソリストとして日本ツアーを行った。名曲アルバムでギター伴奏を担当したこともある。

  古澤巌
 1959年生まれ。東京都出身。桐朋学園大学で江藤俊哉、カーティス音楽院でアーリン・ローザンド、ナタン・ミルシュテインに、ザルツブルグのモーツアルテウム音楽院でシャーンドル・ヴェーグ、イヴリー・ギトリスらに師事。1988年から4年間、東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターを務めた。
 1993年、日本たばこ産業(JT)のピース・ライト・ボックスのテレビ・コマーシャルに出演。ジャズ・バイオリンのステファン・グラッペリ、ギター・デュオのアサド兄弟、葉加瀬太郎と共演するなど、クラシック音楽のジャンルにこだわらない活動をしている。
 学生時代はサッカーを、現在は合気道を行うなどスポーツも得意である。音楽活動と並行してNHK大河ドラマに役者として出演するなど、俳優業も行っている。                      
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カルメラ・レミージョ ソプラノ・リサイタル

2014-02-19 05:45:19 | Weblog
BSプレミアム クラシック倶楽部 2014年2月18日



  カルメラ・レミージョ ソプラノ・リサイタル


 カロ・ミオ・ベン              ジョルダーニ作曲
 歌劇”ジュリアス・シーザー”から”つらい運命に涙はあふれ”
                         ヘンデル作曲
 
歌曲集”音楽の夜会”から”招待”         ロッシーニ作曲

 歌曲集”音楽の夜会”から”約束”         ロッシーニ作曲

 歌曲集”音楽の夜会”から”踊り”         ロッシーニ作曲

 歌劇”ドン・ジョヴァンニ”から”いいえ違います~わたしはあなたのもの”
                       モーツアルト作曲

 歌劇”ファウスト”から宝石の歌”何と美しいこの姿”  グノー作曲

 歌劇”トスカ”から”歌に生き恋に生き”      プッチーニ作曲

 歌劇”ボエーム”から”わたしの名はミミ”     プッチーニ作曲

 歌劇”ボエーム”から”愛らしいおとめよ”     プッチーニ作曲
             訳:河野典子

           ソプラノ:カルメラ・レミージョ
           テノール:アントニオ・ポーリ  
           ピアノ:レオーネ・マジェーラ

 [収録:2012年3月8日/紀尾井ホール]

   カルメラ・レミージョ
 1973年生まれ、イタリア・アプルッツオ州ペスカーラ県ペスカーラ出身のソプラノオペラ歌手である。
 5歳でバイオリンを習いはじめ、その数年後よりバリトン歌手アルド・プロッティのもとで声楽を学び始める。コンセルバトリーを卒業後もレオーネ・マジェラに師事した。
 1992年19歳でルチアーノ・パバロティ国際コンクールで優勝。ルチアーノ・パバロッティとともにロイヤルアルバートホール、カーネギーホールをはじめ、パリ、ブカレストなど70カ所以上のコンサートに出演する。1993年にパレルモ・マッシモ劇場でジャンパオロ・デストー二作曲の新作歌劇「アリーチェ」のタイトルロールでデビュー。
 1998年エクサン・プロヴァンス音楽祭にてピーター・ブルック演出、クラウディオ・アバド指揮による「ドン・ジョヴァンニ」にドンナ・アンナを演じ、1999年にはアバド指揮、ジョナサン・ミラーのアリーチェを演じた。「オテロ」のデスデモーナもアバド指揮で歌っている。
 レミージョは多くの著名な指揮者および演出家の下、数多くの公演に出演している。
 日本においては、東京フィルハーモニー交響楽団で演奏会方式のオペラ「イドメネオ」富山市民文化事業団製作オペラ「ラ・ボエーム」をチョン・ミョンフン指揮で歌っている。
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