なるへそブログ

日々の暮らしの中で気づいた新しい発見「なるへそ~」と思った出来事を書き綴ります

バスケットの背番号が4番から始まる理由

2014-09-17 18:49:50 | スポーツ
この間の休日、妻と子どもが外出し、終日1人で過ごす日がありました。

せっかくのお休み。「普段はできないことをやっちゃおう!」と思い、最近はごぶさただった漫画喫茶に行ってきました

今回のお目当ては『スラムダンク』です。高校のバスケットボール部を題材にした、1990年代に週刊少年ジャンプで連載された、伝説的な青春漫画です

連載当時の僕は小学生~中学生でした。その頃僕がやっていたのは野球でしたが、この漫画にはどっぷりハマっていましたね。この間、職場でこの『スラムダンク』が話題にあがり、久しぶりに読んでみたくなったわけです

さてこのスラムダンク、あらためて読んでみると、当時は気づかなかったことに目がとまりました。

それは、ユニフォームにつけるゼッケン(背番号)についてです。

この『スラムダンク』には、個性的なキャラクターがたくさん登場しますから、それぞれの選手の番号を確認していきましょう


まずはこの物語の舞台である湘北高校の中心メンバーから、、、

・主役の桜木花道は背番号10

・花道のライバル、流川楓が背番号11

・“ゴリ”ことキャプテン・赤木剛憲は4

・小柄なポイントガード、宮城リョータが背番号7

・「バスケットがしたいです」の名言とともに不良からチームに戻った天才・三井寿が背番号14


以上、代表的な5人のメンバーを見てみました。さらにライバルチームのメンバーも確認してみます

・陵南高校のエース、仙道彰が背番号7

・陵南のキャプテンであり、ゴリ(赤木)をライバル視する魚住純が、赤木と同じく背番号4

・王者海南のエース牧伸一が4

・海南の名シューター、神宗一郎が背番号6

・翔陽の選手兼監督、藤真健司が背番号4



以上、まだまだたくさんの登場人物がいますが、ひとまず10人の選手をリストアップしてみました

さて、この10人のゼッケンを見てみると、あることに気がつきます

どうやら1番・2番・3番をつけている選手がいないのです

湘北高校の赤木くんをはじめ、どのチームでもキャプテンに該当する選手はだいたい4番をつけています。

では、なぜ1番から3番の番号をつけてはいけないのでしょうか。。

さっそく、バスケット経験者の義兄に聞いてみました。

バスケットの試合では、1つのゴールが生まれた時に入る得点が、1点から3点まであります。この時、何点が入ったのかは、審判が指で示します。記録のスタッフはそれを見て得点を換算するわけです

一方で、身体同士が接触し合うゲーム中には、1試合の中で何度もファールの判定が下る可能性があります。バスケットの場合、1試合で5度ファールをしてしまうと、その選手は退場となり、そのゲームでは2度と試合に出れなくなってしまいます

そしてこの時も、レフリーはファールをした選手の背番号を指で示し、ファール数のカウントをしていくのです

他にも、バスケットには時間を制限するルールがあり、例えばオフェンス側が相手ゴール下のエリアに3秒以上いてはいけないという、いわゆる3秒ルールなどもあります。この時も同様にレフリーは指で3を示すことになります。

例えば試合中にレフリーが指を“1”と掲げたとしましょう。もし選手の背番号に1番があったら、レフリーのジェスチャーは得点を示したものなのか、選手を指したものなのか分からなくなってしまいますね

こういった混乱をなくすよう、背番号が4番から使用されるようになったのだそうです

なるへそ!どうりで!

普通に考えたら4番から始まるなんて中途半端過ぎますよね。きちんとした説得力のある理由があったようです

ちなみに本場NBAではこの決まりはなく、選手は00番から3番までの番号を付けている選手がいるそうです。

久しぶりの『スラムダンク』でバスケットの細かいルールが分かったので、一石二鳥な時間となりました。






















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