風通庵-直言

ヨモヤマ話

政治家って案外オモシロそうだなァ

2007-06-01 10:16:57 | Weblog
 -----議長を後ろから羽がえ締めにしての乱闘でもみ合う、そのスキに議長席の机上の資料を略奪し、乱乱乱乱闘、もみもみもみ合い。
 別の日は、議長を大勢が取り巻き、黄色い服を着た女が議長の口をふさいで喋らせないように、女の癖にあれは何の真似、「アホ」と違うか-----。委員会あるいは国会ならこそ正当性が認められ、議員ならこそ下々以下の行動も正当な要求と認められるなら、政治家って案外オモシロい商売だなァ、と思う。それで分かった、歌舞伎の梨園と間違うくらい二世三世が多い理由が。
 


 国会の雛壇をはさんで与野党が乱闘した「乱闘国会」は吉田ワンマン首相当時で、浅沼稲ちゃんの全盛時代で、翌日の朝日新聞は、憲政史上に例のない汚点とかの見出しが一面トップに躍った。昭和20年代の終わりの頃。
 その後、国会汚点史は何度か塗り替えられて、永田劇場とも揶揄されて今に至る。


 ラジオ時代にNHKに「日曜討論会」という番組があった。社会党や共産党の万年野党の追及の激しい時代であったが、討論会だけに秩序があった。いま日曜日に民放各社が放送している類似の番組は、言いっ放しばかりの雑談会で、七重八重の言いっ放しで、後になにも残らない。ただ、騒々しいだけ。


 社会保険庁改革関連法案も年金時効撤廃特別法案も、衆議院本会議で与党の賛成で可決成立した。
 正解だ。
 野党は邪魔党か,阻止党か、議論が尽くされていないというが、野党と一緒に野党に引き回されて議論すれば年金問題が解決するというのか。結果的に引き延ばしただけに終わるのではないか。今、惰力のついている間に野党を無視してすべての法案を成立させておけ! 

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