台風11号から引き続いて、あまりにも長く大きすぎた豪雨(特に広島)による災害。山崩れ、がけ崩れ、家屋の倒壊、水没、死亡、行くへ不明、これも一種の自然災害かな?
阪神淡路大震災は直下型地震による家屋の倒壊と火災、東日本大震災は地震と地震による津波さらに東電の原子力発電所事故と、本来の地震による災害以外の派生的に発生した災害が大きい。これらは常日頃の心がけ、注意、事前の防災設備等で何分の一か、何百分の一かの災害は防げた筈なので極論かもしれないがいわば「人災」と、言える。
いつの、いかなる事故や災害の場合でも、その筋の学者、専門家がメディアに登場して、各種のコメントを発する。例の韓国のセウォル号沈没事故の際も同様で、海洋から船舶事故と、わが国でもこれらに関連する多くの学者や専門家の発言を聞いた。
翻って、今度の「26年8月豪雨」における広島土砂災害について、多くの大学の教授・学者等の見解が述べられている。門外漢のわが輩、その多く分化された専門分野に驚くばかりである。悪趣味のそしりを受けるかもしれないが、新聞紙上に見る大学教授の専門分野をチェックしたのが下記である。その見解すべてが「事後講釈」後での話、現に起こった災害・現象に対する分析である。
災害の起きやすいエリア
花こう岩の風化したまさ土
もろい地層に山裾まで宅地に
危険個所に住宅密集
等々ーーーー。
かかる専門の学会が、事前に「土地・宅地開発危険個所」を指定し、生活の安全確保を呼びかけた話なんても聞かなかった。
こう見ると、かかる災害が発生する前から、「こうなればこうなる」と、原因も結果も分かりきっていた、何によって研究者としての研究の成果が得られたのか。かかる工学系の学問は、カントの哲学やポスト・モダンの議論と違って、直接、人々の日常生活の幸・不幸、安全にに影響する。今回の広島の土砂災害は「人災」である、と、言える。
地震工学 自然災害科学
地滑り学 治山工学
応用地質学 災害社会工学
河川工学 傾斜地保全学
砂防学 気象学
災害情報学 等、等、
いや、むしろ現実を無視した勝手な発言になったが、もし、仮にも、学者先生が、「ここは地滑りの起きやすいもろい地層で宅地開発には向かない」なんて公表した場合、たまたまそこが土地開発業者の宅地造成予定地であれば、営業妨害のそしりを真っ正面から受けるであろうし、場合によっては政治家が動いて「学者の口車に乗ってたら商売にならん」の一言かも。いや、これも土地ブームの時代ならの話で、いまや昔の夢である。
阪神淡路大震災は直下型地震による家屋の倒壊と火災、東日本大震災は地震と地震による津波さらに東電の原子力発電所事故と、本来の地震による災害以外の派生的に発生した災害が大きい。これらは常日頃の心がけ、注意、事前の防災設備等で何分の一か、何百分の一かの災害は防げた筈なので極論かもしれないがいわば「人災」と、言える。
いつの、いかなる事故や災害の場合でも、その筋の学者、専門家がメディアに登場して、各種のコメントを発する。例の韓国のセウォル号沈没事故の際も同様で、海洋から船舶事故と、わが国でもこれらに関連する多くの学者や専門家の発言を聞いた。
翻って、今度の「26年8月豪雨」における広島土砂災害について、多くの大学の教授・学者等の見解が述べられている。門外漢のわが輩、その多く分化された専門分野に驚くばかりである。悪趣味のそしりを受けるかもしれないが、新聞紙上に見る大学教授の専門分野をチェックしたのが下記である。その見解すべてが「事後講釈」後での話、現に起こった災害・現象に対する分析である。
災害の起きやすいエリア
花こう岩の風化したまさ土
もろい地層に山裾まで宅地に
危険個所に住宅密集
等々ーーーー。
かかる専門の学会が、事前に「土地・宅地開発危険個所」を指定し、生活の安全確保を呼びかけた話なんても聞かなかった。
こう見ると、かかる災害が発生する前から、「こうなればこうなる」と、原因も結果も分かりきっていた、何によって研究者としての研究の成果が得られたのか。かかる工学系の学問は、カントの哲学やポスト・モダンの議論と違って、直接、人々の日常生活の幸・不幸、安全にに影響する。今回の広島の土砂災害は「人災」である、と、言える。
地震工学 自然災害科学
地滑り学 治山工学
応用地質学 災害社会工学
河川工学 傾斜地保全学
砂防学 気象学
災害情報学 等、等、
いや、むしろ現実を無視した勝手な発言になったが、もし、仮にも、学者先生が、「ここは地滑りの起きやすいもろい地層で宅地開発には向かない」なんて公表した場合、たまたまそこが土地開発業者の宅地造成予定地であれば、営業妨害のそしりを真っ正面から受けるであろうし、場合によっては政治家が動いて「学者の口車に乗ってたら商売にならん」の一言かも。いや、これも土地ブームの時代ならの話で、いまや昔の夢である。