再チャレンジ推進会議なるちょつと思わせぶりの会議(議長・安倍官房長官)が、再就職や再起業を目指す人を支援する為の施策の素案をまとめ、6月に閣議決定する「経済財政運営と構造改革に関する基本方針」(骨太の方針)に反映させる考えが発表された。
いくつかの実施項目の内容は、名称の通り再チャレンジする人の支援だが、現在の中・高卒--就職、中・高卒--大学進学、大学卒--就職、大学卒--大学院進学、大学院卒--就職、というストレ-トの単線コ-スにもっと弾力性をもたせて、何時からでも、何歳からでも、大学や大学院へ進学でき、そこで再スタ-トして新規に就職でき、また元の勤務先にも復帰できる。
高卒の際は能力的にも経済的にも大学進学が無理であっても、30代になって頭の働きが良くなる場合もあり、中年以降に進学を思い付く場合もあるであろうし、これらの人々に道を開く、そんな制度。
幼少の頃からの進学校への入学、そしてエリートコースを歩む、この場合皆んなが皆んなとは言わないくれど、親の能力による場合がある。幸いにして大企業に就職はしたものの途中で失速、窓際へと。逆に、高卒で中小企業に就職し、中年の頃になって、あらゆるめんで能力を発揮して、改めて大学に進学して、学校の教師に転職ということもあっていいのではないか。
そんな、本人の意思と能力によって人生の途中で何度となく再スタ-トが可能な社会制度になるには、社会全体の仕組みが変わらないと不可能だが、しかし夢物語ではない。企業の終身雇用制度はほとんど瓦解しているし、大学、大学院の社会人枠の制度は出来ているし、嘗ての企業優先社会より人間中心社会に大きく転回してきている。
この再チャレンジ推進会議の運営がこんな方向に行けばいいのだが。
いくつかの実施項目の内容は、名称の通り再チャレンジする人の支援だが、現在の中・高卒--就職、中・高卒--大学進学、大学卒--就職、大学卒--大学院進学、大学院卒--就職、というストレ-トの単線コ-スにもっと弾力性をもたせて、何時からでも、何歳からでも、大学や大学院へ進学でき、そこで再スタ-トして新規に就職でき、また元の勤務先にも復帰できる。
高卒の際は能力的にも経済的にも大学進学が無理であっても、30代になって頭の働きが良くなる場合もあり、中年以降に進学を思い付く場合もあるであろうし、これらの人々に道を開く、そんな制度。
幼少の頃からの進学校への入学、そしてエリートコースを歩む、この場合皆んなが皆んなとは言わないくれど、親の能力による場合がある。幸いにして大企業に就職はしたものの途中で失速、窓際へと。逆に、高卒で中小企業に就職し、中年の頃になって、あらゆるめんで能力を発揮して、改めて大学に進学して、学校の教師に転職ということもあっていいのではないか。
そんな、本人の意思と能力によって人生の途中で何度となく再スタ-トが可能な社会制度になるには、社会全体の仕組みが変わらないと不可能だが、しかし夢物語ではない。企業の終身雇用制度はほとんど瓦解しているし、大学、大学院の社会人枠の制度は出来ているし、嘗ての企業優先社会より人間中心社会に大きく転回してきている。
この再チャレンジ推進会議の運営がこんな方向に行けばいいのだが。