風通庵-直言

ヨモヤマ話

なぜ起きる 子供の行方不明?

2014-09-19 09:45:27 | Weblog
 神戸市長田区の小学1年少女が行方不明のままである。何故にこんな事件が次々起きるのか。捜索員の増加も、捜索範囲の拡大も、解決に結びつかない。なにか、原因に、別の要素があるのだろうか。理解に苦しむ。
 理解に苦しくと言えば、確かに苦しむ。去る日の、、女子中学生の行方不明事件、解決はしたものの、犯人は、聞いて耳を疑うばかり、大学院で哲学を研究、カントの哲学を研究し、論文も発表している。ところが、当初から少女の誘拐を目的に、匿うために、自宅まで改造していた。ただ、職業は学校の臨時校務員であった。
 頭脳と行動がアンバランスである。

 行為に対する法の裁きとしては、法がなんとも寂しく物足りない。法が行為以外に裁けないから。

 例えば、アメリカの例。
 アメリカでは、「子供の独り歩きは、親の育児放棄とみなす」、と言うことで、戸外で、子供を独り歩きさせてはならない。常に保護者と同道しなければ、罰を受けるらしい。
 なにしろ、アメリカはわが国以上に治安状況の悪い国で、そんな社会を反映しての措置のようだ。アメリカでもやはり共稼ぎ・職業を持つ妻も多いが、買い物は勿論、学校の登下校も、親が付き添うのが決まりのようだ。尤も日本以上に車を利用する家庭が多いのも事実だが。
 
 ところで、アメリカは、銃規制が出来ないのと裏腹に、成熟した民主主義の国の弊害と言えなくもないが、果たしてわが国でこんなことが可能だろうか。いずれにしても、何らかの対策が必要なことは論をまたないが。
 親、親族の立場に立って、社会全体で対策を考えよう。

 
 

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