ふるかわまみブログ

奥能登・珠洲でつくる天然酵母のパン、古川一郎

SATOYAMA

2010-11-30 06:06:29 | 日々のあれこれ


気がつくと今日で11月もおわり。

ふりかえると、今月はブログをサボりっぱなし。。。。

毎日たくさんの方が覗いてくれているのに申し訳ないです。。。。

今月はいろんな事がありました。私のスケジュール表もぎっしり予定が書かれており。。。今月は、古川一郎が母となり、ふるかわまみは父のような。。。あべこべ月となりました。忙しく動き回る私を助けてくれる一郎さんに感謝です。はな(3歳)も毎晩、5冊の絵本を一郎さんに読んでもらい気持ちよく眠りについています。

さて、先日JICA研修員との交流会にパンとお菓子を持って参加しました。コロンビア、コスタリカ、インド、マラウイ、ネパール、パナマなどなど14カ国の国から、自国で自然保護にかかわっている研究員の方が珠洲に集まり意見交換をしました。

私は、まったく英語がダメで、ちょっと戸惑いましたが、みなさん一郎さんのパンとお菓子に絶賛。
しゃべる事はできませんが、能登の素材を使ったパンやお菓子は皆さんの心に伝わったようです。
この場に一郎さんがいたら、とても喜んでいただろうな~と思いました。

帰りの車で、英語ダメダメの翔太郎(12歳)と一緒に、英語の勉強しようかしら。。。と思った私です。
いろんな国の方々と話せたら、もっと世界が広がるだろうな~。

自ら、話したいと思う事。知りたいと思う事。それが学びの出発点なのですね。


奥能登でつ
くる天然酵母のパン・古川一郎






今日

2010-11-23 06:57:43 | 日々のあれこれ

あたりまえの事だけど、今日が終わっても明日がやってくる。

あたりまえの事だけど、それって本当はすごく幸せな事。


朝もやの中、朝日をあびた草花やススキの穂が、白くキラキラと輝いて能登の里山は光のカーテンに包まれ、なんとも言えないくらい美しい風景でした。


朝日がのぼっていくのを、しばらく見つめていると、毎日のあたりまえがとても幸せな事なのだと思えて、自分が今生きているのだという事、自分が今まで歩んできた道、そしてこれからの自分の生き方を考えている自分がいました。

毎日のあたりまえの事に感謝しつつ、一日一日を大切に過ごしていきたいものです。


奥能登でつ
くる天然酵母のパン・古川一郎


ハンドメイド雑貨店

2010-11-19 06:22:33 | 日々のあれこれ


お店の隣の「事務所」が23日まで雑貨屋さんに。

今回、事務所を使うのは、奥能登在住のママさん7名。

皆さん、小さいお子様をもつママさんで、モノつくりが大好きな方ばかり。

布雑貨、フェルト小物、とんぼ玉、アクセサリー、レース編み、石鹸などなど、個々が作りたいと思ったモノを自分のセンスで作り、それを持ち寄り、店番も交代で皆が協力して無理のないよう工夫しています。


私も、昔は子育ての合間にチクチクと縫物をしていました。子供が小さい頃は、子供の生活が中心となるので、仕事にも出られなかったり、子供のお昼ねと一緒に添い寝をしてしまい夜眠れなくなったり。。。自分の時間が子供に振り回され、なんだかもやもやしたものです。でも、お母さんだって一人の人間として、自分の時間や自分ワールドを持つ事は大切な事だと思います。子育て中は、一番いろんな人との輪が広がりお母さんが、一番キラキラと輝く時でもあるのかもしれません。

今回の雑貨店で、子育てママさん達の輪が広がり、その元気が地元の皆さんにも伝わればいいな~と思います。
一人ではできない事も、皆が集まればできるのだという事。
一人で悩んでいた事が、皆に相談することで、すーと楽になるのだという事。

事務所から、時折ひびく笑い声を聞いて私まで嬉しくなる。
そんな私も3歳の娘を持つ母ですが。。。年をあいてできた3番目という事もあり、みんなに育ててもらい、はな(3歳)は、たくましく要領よく育っているようです。3番目ともなると私自身にも余裕ができたのかしら。。。


奥能登でつ
くる天然酵母のパン・古川一郎

やっとね

2010-11-16 12:22:16 | 日々のあれこれ

今年は、猛暑&秋にはいってからは雨の日が多く、果物の集荷も遅れ気味。

リンゴも、なかなか赤くならず、農家さんの困ったようです。

やっと、やっとですが、秋のパンの登場です。

秋のパンなのに、冬が、もうすぐそこまで来ていています。

今年も残すとこ、わずか。

本当に一年が、あっというまです。

11月のカレンダーを見ると、私の予定がぎっしり書かれており、それを淋しそうに、そして羨ましそうに見つめる一郎さん。

一郎さんはパン職人。

私は。。。?

私は、人と人。パンと人。一郎さんと人。をつなげる人?


いつも忙しく出かける事も多いけど、すべては能登の為。お店の為。一郎さんの為。家族の為。自分の為。結局みんなの為。






奥能登でつ
くる天然酵母のパン・古川一郎


秋深まる中で

2010-11-11 04:05:13 | 日々のあれこれ


すっかり寒くなり、寒がりの私は、ころころに着こんで皆に笑われていますが。。。。

11月7日(日)は、能登地区のPTAの研究発表会がありました。
私はというと、小学校のPTAの母親代表という事もあって、当日の司会進行を任されており、内心「だいじょうぶ?」と不安な思いを持ちながらその日を迎えたのでした。
この日の為に、私達PTAは何度も集まり、話し合いをしてきました。

私達が今、子供達に求めるもの。それは、個性を持ちつつ、社会(地域)とうまくかかわる事です。

忙しくゆとりがなくなった今、子供達も、そして子供達をとりまく環境も、私達が子どのも頃とは、がらっつと変わりました。
そんな中、私達が子供の為にできる事は何か?と考えた時、地域の方とのコミニュケーション。大人同士の親同士のコミニュケーションがとても重要な事だと気づきます。

講師の浅野秀重先生のお話しも「地域の子どもを 地域でそだてる」でした。

もちろん勉強はしないよりも、した方がいいけれど、勉強だけできても世の中で生きていけず、やはりコミニュケーションをうまくとれるかどうかが重要になってきます。自分から、あいさつしたり、話しかけたりできる事。受け身ではなく、自分から行動できるようになる事。それが大切で、私達はそれをサポートし、そうなるよう促す事が必要なのです。

11月5日は、幼稚園で子育てについての対談儀がありました。講師は、地元珠洲在住の渡邊キャロラインです。彼女は、ものすごく魅力的な女性で、私の憧れでもあります。彼女の話も、やはり今回の話とリンクすることが多く、これまたすごく良いお話でした。

先週は教育ウイークリーという事もあり、親である私にとっても、ものすごく濃い一週間となりました。


今回の取り組み、そして聞いたお話しを活かすためにも、まず私達親が行動を起こす事が最初の一歩となるのだと思います。

いいお話し、いい本に出会っても、行動を起こさなければ何もはじまりません。

気づいたその日から、一歩ふみだす。それが一番大切なのです。




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ストレスのコップ

2010-11-06 09:16:24 | プラスの角度で

今日は、いつもより1時間早く起きて仕事にかかった。

やらなくてはいけない事がいっぱい いっぱい あって、なのに どれもこれも手に付かず、気ばかりがあせりストレスもたまる。家の中でお母さんがストレスいっぱいになると大変よ。だってストライキを起こして家中にわる~い空気がまんえんするでしょ。

先日、小学校の授業参観の後の講演会で、とてもいいお話を聞きました。

ストレスのコップのはなしです。

人間は、皆 心の中にストレスのコップがあって、切れる子というのは、そのコップいっぱいに何らかのストレスがたまりいっぱいいっぱいになっているのだと。そこにまた何かのストレスがかかると、抑える事が出来ず切れてしまう。その時にその子に必要なのは。ちゃんと話を聞いてあげる事だと。


なんとなく、今、自分のストレスのコップが8分目まできているような気がした。

これは大変です。


いつもより1時間早く起きて、やらなくてはいけない仕事をするのもいいのだけど、今の私には仕事よりも。。。。。


そう思う間もなく、気がつくと一人で大好きな公園に向かっていました。



その公園には池があり、その池の周りを一周すると1.5キロ。

池の周りを歩いていると、何処かでカワセミが「ケッケッケッケッ」
朝露が葉っぱの上に、ぽたん。
かもが「ガーガー」

この1.5キロの区間にはいろんなスポットがある。


夏の夕方、この辺にハンミョウが道を案内してくれたね。
秋になるとこの近くに、山ブドウがなっているはず。
サルナシの木は、ここにあったよね~。
クロサンショウウオがよくいる場所。
モリアオガエルの産卵場所。
このロープにはよく、オオゾウムシがくっついていたよね。
この辺は、よくカメが日向ぼっこしているのを見たね。
蟻地獄の巣がいっぱいある場所。
イタチとよく遭遇する場所。
チョウトンボがひらひらとよく飛んでた場所。
確か、この辺でカケスの羽をひろったね。。。。。。。

そんな事を思い出しながら、ぼーっと池を眺めてみたり。。。

やく1時間。大自然に抱かれ気持ちもすっきりしました。

帰りに、落ち葉を拾って、笹の葉をとって帰りました。

自然って偉大です。自然の中に身をゆだねていると、心が癒され、いろんな気づきもある。


私は、いつも、悩んだ時や辛い時、この場所に来て気持ちをリセットします。


今朝6時に私が、この公園でそんな時間を過ごしていたなんて、家族も誰も知りません。


奥能登でつ
くる天然酵母のパン・古川一郎




葉付きミカン

2010-11-03 14:22:38 | 自然から学ぶ

金沢の実家には、みかんの木がある。

そんなに手入れをしている訳ではないので、その年その年で、大きさが違う。

でも、とっても甘くて酸っぱくて、「みかん!!」って主張している味がする。


子供は、味に敏感です。
スーパーで買ったみかんと、実家の畑でなったみかんの両方を食べて、

「この青いみかん。おいしい」と言って、迷うことなく青いみかんを食べていきます。


はな(3歳)の幼稚園のお弁当に入れると、園から帰る途中、

「おかあさん。みんな(はなちゃんのみかん すごい! 葉っぱがついている!)ってびっくりしてたよ。」と嬉しそうに話してくれました。お店に並べられているみかんには、葉っぱは付いていません。なんでもない事でも、子供たちにとっては大きな発見であり驚きだったのでしょう。

大人になると、そんな小さな事も気づかなくなってしまう。

でも、それって少し淋しい。


どんなに小さな事にも気づき感動できるようにならたなら、毎日楽しくて仕方がないだろうに。。。ね。

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