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"BODY HEAT"(1974)

2016-02-16 14:30:00 | Music 'mellow_ groovy' (CD/LP)



"BODY HEAT"  Quincy Jones[SHM-CD]
produced by Quincy Jones

1. Body Heat(ボディ・ヒート)(3:58)
2. Soul Saga(Song Of The Buffalo Soldier)(ソウル・サーガ[バッファロー・ソルジャーの歌])(4:58)
3. Everything Must Change(エブリシング・マスト・チェンジ)(6:01)
4. Boogie Joe, The Grinder(ブギー・ジョー、ザ・グラインダー)(3:08)
5. Reprise: Everything Must Change(リプライズ:エブリシング・マスト・チェンジ)(1:01)
6. One Track Mind(ワン・トラック・マインド)(6:14)
7. Just A Man(ジャスト・ア・マン)(3:30)
8. Along Came Betty(アロング・ケイム・ベティ)(4:45)
9. If I Ever Lose This Heaven(イフ・アイ・エヴァー・ルーズ・ジス・ヘヴン)(4:53)

【personnel】
Quincy Jones(arr, tp, key)/ Herbie Hancock, Bob James, Dave Grusin, Richard Tee(key)/ Eric Gale(g)/ Leon Ware, Benard Ighner, Minnie Riperton, Bruce Fisher, Jim Gilstrap, Quincy Jones, Al Jarreau(vo)


"Q" ことクインシー・ジョーンズdiscography )が、1974年8月に「脳動脈瘤破裂」で緊急手術を受けた4ヶ月前にA&Mからリリースされた "ボディ・ヒート" ーーー。
ファンク色濃く、大きなターニング・ポイントとなった本作は、ヒット続きの "Q" にとって意外にも初の "ゴールド・ディスク" となった一枚。
こんなに才能溢れる偉大な人でも、本人曰く『僕の悩みは14歳のとき初めてレイ・チャールズ( "The Genius Of Soul" "Ray" )に出逢って(ジャズへの興味を深め)から、オーケストラに心酔してきたことなんだ。でもビッグ・オーケストラの場合、楽器が多すぎてリズム・セクションに焦点を合わせきれなくなるのが実状だ。ファンキーなサウンドではリズム・セクションがとても大切だから、思い切って余分な楽器を除けばリズムとヴォーカルに焦点を合わせられる・・・つまり、より一層ファンキーなサウンドにできるわけさ』とのこと。本作はそれを体現してみせたという意味でも、重要な一枚でしょう。

1. Body Heat
written by Q. Jones, L. Ware, B. Fisher, S. Richardson
'Can you feel it?' と唄い出すヴォーカルは、作者でもあるリオン・ウェア( "I WANT YOU" )。
渋くて、たまらなくメロウな一曲。

3. Everything Must Change (Live)
written by B. Ighner
こちらも作者であるベナード・アイグナー( "LIGHT THE LIGHT" )がヴォーカル。
男っぽい声で、情感たっぷりに唄いあげる、これまた渋くて大好きな一曲。
・・・なんですが、↑ はジョージ・ベンソン( discography )と
ラシェル・フェレルが vo. のモントルー ver.。

9. If I Ever Lose This Heaven
written by L. Ware, P. Sawyer
これまた 'mellow & groovy'・・・シビれる一曲(笑)。
ヴォーカルはリオン・ウェア、アル・ジャロウ( "TENDERNESS" "We Are The World" )、
ミニー・リパートンら。


脳内血管が2カ所で破れて倒れ、2度の大手術を受けて "奇跡的に" 一命をとりとめた "Q" が "In The Pocket" "LISTEN UP: The Lives Of Quincy Jones" などで自身が語っているとおり『僕は神に "生かされた" んだと思う。だから神から授かったギフトは大事に使わなきゃね』との言葉通り、わずか6ヶ月後には仕事に復帰。
現在に至るまで "第一線" で活躍する姿は驚異的。まだまだ元気でいてほしいものです・・・(願)。

>>  'mellow_groovy'(CD/LP)- discography

2009-07-11


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