"I WANT YOU" Marvin Gaye
produced by Leon Ware** / Leon Ware & T-Boy Ross / Leon Ware & Hal Davis*
executive producers: Marvin Gaye & Berry Gordy
1. I Want You(vocal)*(アイ・ウォント・ユー[ヴォーカル])(4:34)
2. Come Live With Me Angel(エンジェル)*(6:30)
3. After The Dance(instrumental)(アフター・ザ・ダンス[インストゥルメンタル])(4:25)
4. Feel All My Love Inside(オール・マイ・ラヴ)**(3:23)
5. I Wanna Be Where You Are**(愛する者たちへ)(1:18)
6. I Want You(intro jam)(アイ・ウォント・ユー[イントロ・ジャム])(0:20)
7. All The Way 'Round(恋人たちの神話)(3:50)
8. Since I Had You(シンス・アイ・ハド・ユー)**(4:05)
9. Soon I'll Be Loving You Again(愛の黙示録)(3:14)
10. I Want You(intro jam)(アイ・ウォント・ユー[イントロ・ジャム])(1:41)
11. After The Dance(vocal)(アフター・ザ・ダンス[ヴォーカル])(4:39)
【musicians】
Chuck Rainey, Wilton Felder, Ron Brown, Henry Davis: bass / James Gadson: drums / Gary Coleman, John "Jack" Arnold: percussion / Sonny Burke, John Barnes, Jerry Peters: piano & fender rhodes / Bobbye Jean Hall, Eddie "Bongo" Brown: conga & bongo / Melvin "Wah Wah" Ragin, Ray Parker, Jr., David T. Walker: guitars ...
マーヴィン・ゲイ( discography )代表作の一枚である "アイ・ウォント・ユー" ーーー。
リオン・ウェア( "BODY HEAT" )が自身のために書きためていた楽曲に惚れ込んだマーヴィンが、リオンに全面プロデュースを委ね、2人目の妻となる17歳年下のジャニス(← ノーナ[ filmography ]の母。深く知りたい方は "Behind The Legend" をどうぞ)への強い "想い" を綴った一枚。マーヴィンの "しなやかで甘い声" と "幾重にも重ねたヴォーカル・ワーク" が、よりエロティシズムを掻き立て、彼独特の "性愛" の世界へと誘う一枚 ーーー。
リオンと曲を共作しているアーサー・"T-Boy"・ロスは、マーヴィンとデュエット・アルバム "DIANA & MARVIN" を残しているダイアナ・ロス( "THE WIZ" "Lady Sings The Blues" )の弟。
タイトルそのままに "君が欲しくてたまらない この愛のすべてを捧げるから 君もぼくのことを同じように求めて欲しいのさ" ーーーと。
他の曲同様、まさしくジャンへの想いをストレートに訴えたもの。
1. は誰もが知る名曲ですが、個人的に本アルバムで一番シビれるのがこの曲。
流れるようなメロディ・ラインといい、いつまでも曲の波間に漂っていたくなる美しい曲。
インストも秀逸ですが、ここはやはりマーヴィンの声に身を委ねて・・・。
(cf. フォープレイ ver. はこちら)
これまた、とても語り尽くせないし語りたくもない一枚なので、"心が何かを感じた" 方はぜひお聴きください。
ところで全くの余談ですが、本日「6月8日」はマーヴィンのデビュー・アルバム "THE SOULFUL MOODS OF MARVIN GAYE" が発売された日。そして、私とボズ・スキャッグス( "Silk Degrees" )とフランク・ロイド・ライト(← 近代建築の三代巨匠と呼ばれるアメリカの建築家)の誕生日(笑)。
>> 'funky_soulful'(CD/LP)- discography