パープル・レイン
cast >> Prince, Apollonia Kotero, Morris Day, Olga Karlatos, Clarence Williams III, Jerome Benton, Billy Sparks, Jill Jones,《The Revolutions》Wendy, Lisa Coleman, Bobby Z., Matt Fink, Brown Mark,《The Time》Jellybean Johnson, Mark Cardenas, Gerald E. Hubbard Jr., Paul Peterson, Jesse Johnson ...
writer / director >>Albert Magnoli（111min）
music >>Prince, Michel Colombier
soundtrack >>
《俺の魂（ミュージック）を聴いてくれ！
一人のミュージシャンの苦悩と挫折と栄光。》
悩める一人の天才ロック・ミュージシャン "プリンス" の、下積み時代から成功までを、関係者自らが出演して描いた、自伝的青春音楽映画 ーーー。"プリンス＆ザ・レヴォリューション" や "ザ・タイム" の面々が出演、脚本・監督はアルバート・マグノーリ。音楽はプリンスとミシェル・コロンビエ（ "New Jack City" "How Stella Got Her Groove Back" ）が担当。本作で映画デビューしたプリンスは、アカデミー賞【音楽（編曲・歌曲）賞】受賞。
アメリカ北部ミネソタ州の工業都市ミネアポリス（← 実際にプリンスが生まれ育った場所）ーーー 絶大な人気を誇り、スターになるための登竜門であるライヴ・スポット "ファースト・アベニュー" で人気Ｎｏ.１のバンド『ザ・レヴォリューション』のリーダー、キッド（プリンス "Graffiti Bridge" ← 本作の続編 "BATMAN" ← 主題歌）は、パープルのジャケットに身を包み、ダイナミックなパフォーマンスを披露していた。強烈なロックに熱狂する満員の客たち。その人混みの中、ロック・スターを夢みてこの街にやって来たばかりのアポロニア（アポロニア・コテロ）もステージを観ていた。ステージが変わり、キッドの人気を妬んでいるライバルのモリス（モリス・デイ "Graffiti Bridge" ← プリンスと再共演）をリーダーとする『ザ・タイム』のパフォーマンスに魅入っているアポロニアを一目見たキッドは、彼女に心惹かれる。が、彼女の態度はそっけなく、その夜、愛用のパープル・メタリックのバイクで帰宅すると、父（クラレンス・ウィリアムズ三世 filmography ）と母（オルガ・カルラトス "SANGUELLIA" ）はいつものように喧嘩。自分の部屋に閉じこもってやり切れない気分になるキッド。両親の "不和" からくる落ち込みが影響してか、バンド仲間とも "不協和音" が聞こえ始め、家族問題も深刻化。恋人となったアポロニアとの関係も最悪の状態に ーーー。それでもキッドは自分の "我" を通し、やり場のない "哀しみ" をステージで爆発させるのだが・・・・・。
'Purple Rain' はもちろん、'Let's Go Crazy' 'When Doves Cry' 'I Would Die 4 U' など、'80年代が薫る一本。いろいろな作品で、本作のポスターが貼られているシーン、観たことあるでしょう？（笑） "プリンス・ファミリー" の一員『ザ・タイム』の 'Jungle Love' 'The Bird' や『アポロニア６』の 'Sex Shooter' など、エンド・クレジットまでたっぷりとプリンス・ワールドが楽しめます（＝超懐かしい！）。
>> Drama - filmography
